AKB48の島崎遥香（22）が26日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた卒業公演後、囲み取材に応じた。“恋愛解禁”の質問が飛ぶと「その質問をすごく待っていて。それが卒業した後の質問の定番じゃないですか。今までのインタビューでは聞かれなかったので、初めてされてすごくうれしいです」と声を弾ませた。

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　好みの男性のタイプを聞かれると「かっこいい人がいいなぁ…」とポツリ。理想のデートを聞かれると熟考したうえで「パリに行きたいです。お散歩したいです」と告白し「アプローチ待ってます。本当にモテないのでモテたいです」と照れ笑い。卒業の実感がわかないと話していたが、この質問によって「実感できました」と笑っていた。

　島崎の代名詞といえば、14年の流行語大賞にもノミネートされた「塩対応」（そっけない、しょっぱい対応）。言われた当初は「悲しかった」と振り返ったが、「今思えば、もともと私のことを好きじゃない人がネット上で言ったこと。それが『めちゃイケ』（フジテレビ系『めちゃめちゃイケてるッ！』）さんを通して全国的に広まって、流行語大賞にもノミネートされて、その時はちょっとうれしかったです」とニッコリ。

　卒業後、神対応へのシフトチェンジ予定を聞かれると「私は塩対応をしたつもりはないので、皆さんがどう思うかわからないですが、このまま自分らしく行きたいと思います」ときっぱり語った。

　メンバーは劇場公演をもって卒業するのが恒例だが、島崎は10月3日の卒業発表時、12月31日をもって活動終了するとしていたことから、29日に発表される「紅白選抜メンバー」48人に選ばれれば、大みそかの『第67回NHK紅白歌合戦』が最後の舞台となる。

　「出られるだけでいいです。48人の中に選ばれるだけで十分なので、どうにかして入れたらと思います」とラスト紅白出場を熱望していた。