歌手で俳優の星野源(35)が、4月7日公開のアニメーション映画『夜は短し歩けよ乙女』で声優として初の単独主演を務めることが14日、わかった。原作は森見登美彦氏の同名小説で、星野は本作の主人公“先輩”を演じる。監督を務める湯浅政明氏から直筆の手紙でオファーを受けたという星野は、「映画『マインド・ゲーム』を観た12年前のあの日から人知れず湯浅監督作品を敬愛していた私は、お断りする選択肢が浮かびませんでした。“先輩”役、とても楽しみです」とコメントしている。 京都を舞台にした同作は、冴えない大学生である“先輩”と、クラブの後輩である“黒髪の乙女”の恋模様を交互の視点で描く恋愛ファンタジー。『第20回 山本周五郎賞』を受賞しており、2007年の『本屋大賞』は第2位にランクイン。累計売上120万部を超えるベストセラーとなっている。
2016/12/15