森見登美彦氏の小説『夜は短し歩けよ乙女』がアニメ映画化されることが14日、わかった。監督は独特の世界観を紡ぎ出すクリエイター・湯浅政明氏に決定。脚本はヨーロッパ企画の上田誠氏、キャラクター原案は原作の表紙も手がけている中村佑介氏、主題歌はロックバンド・ASIAN KUNG-FU GENERATIONとなり、2010年にノイタミナで放送され、テレビアニメとして史上初の『文化庁メディア芸術祭大賞』を受賞した『四畳半神話大系』のスタッフが実に6年ぶりに再集結する。 京都を舞台にした同作は、冴えない大学生である“先輩”と、クラブの後輩である“黒髪の乙女”の恋模様を交互の視点で描く恋愛ファンタジー。『第20回 山本周五郎賞』受賞のほか、2007年の『本屋大賞』第2位にランクイン。累計売上は120万部を超えるベストセラーとなっている。
2016/12/15