2年2ヶ月ぶりに来日した米歌手レディー・ガガが2日、都内でマスコミ向けのニューアルバム『ジョアン』合同質問会を開催した。3月に30歳となったガガは、30代で挑戦したいことを聞かれると「子どもを作って家族を作りたい。家族を大事にしている家系なので継承したい」と願望を明かした。

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　1日夕方に成田空港に到着したばかりのガガは、長旅の疲れも見せず、この日は午前9時半頃から日本テレビ系『スッキリ!!』（月〜金　前8：00）に生出演し、新曲「パーフェクト・イリュージョン」をピアノ弾き語りで熱唱。午後2時すぎから会見をスタートさせた。

　毎回注目されるファッションは、先月21日に世界同時発売された新アルバム『ジョアン』のジャケット風の上品なピンクのハットに同じ色の上着を羽織り、シルバーのインナー、アクセサリー、ヒールで登場。ピンクのハットを愛用している理由については「端的に言うと、この帽子は女性の強さを表現しています」と説明した。

　30代に突入したガガは「若いときと比べて、30歳を超えるとポップスターとしては歳を取ってしまったと思われがちですが、歳を重ねることはすばらしいこと。女性らしくなったし、成長したと思う。自分らしくいることに自信が持てるようになりました」と明かし、「特に、男性アーティストが多いシーンで“認められなきゃ”と肩に力が入りすぎていたけど、今は自分の居場所があると感じられるようになった。歳を重ねることで人間として賢くなったと思います」と話した。

　ユニバーサルインターナショナルの井口昌弥氏からピンクの着物をプレゼントされたガガは口元を押さえながら「サンキュー！　ソー、ビューティフル！」と涙を流して大感激。早速、羽織ると「すっごく気に入りました」と目をうるうるさせながら感激しきりだった。

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