2016年09月14日 08時20分

ビジネスで使う「hope all is well」の意味は?メールの書き出し表現

ビジネスメールで覚えておきたい、書き出しに使えるフレーズを紹介する [拡大する]

ビジネスメールで覚えておきたい、書き出しに使えるフレーズを紹介する

 英語でビジネスメールを送る際に、書き出しのフレーズに悩むことはないだろうか。俗に言う日本式では、冒頭に「いつもお世話になっております」を使うことが多いが、英語の場合は文脈に合った表現を選ぶ必要がある。なぜなら、英語には冒頭に入れておく定型文がないからだ。

 「いつもお世話になっております」を英語で言いたい時は、「Thank you for 〜」の後に何に対して感謝をしているのかを示すことで、比較的近い意味になる。ほかにも感謝の意を込める表現はさまざまある。直訳は仰々しいので、あくまでも「いつもお世話になっております」のニュアンスを理解する程度に参考にしてほしい。

(1)Thank you for your daily support.
毎日のサポート、ありがとうございます(=いつもお世話になっております)。

(2) I appreciate your continuous support.
あなたの継続的なサポートに感謝しています。

(3)Thank you for everything you have done for us when launching XY project.
XYプロジェクトを立ち上げる時にあなたがしてくれた全てに感謝します。

(4)Thank you for introducing me to a great opportunity.
素晴らしい機会を私にご紹介いただき、ありがとうございます。

(5) I appreciate your time for our discussion the other day.
先日、我々の話し合いのためにお時間をいただけて感謝しています。

(6)It was a pleasure to meet you during my Shanghai trip last month.
先月、上海への出張中にお会いできて光栄でした。

 感謝の意を伝える必要のない時は、次のような表現が使える。

(7)I hope all is well with you.
お元気であることを願っています。

(8)I hope this email finds you well.
ご健勝のことと存じます。

※(7)(8)は「お変わりございませんか?」「お元気になさっていると存じます」という意味合いで覚えておくと、実践で使いやすいだろう。

 この表現は、外資系ヘッドハンティングからの紹介メールが参考になる。転職活動の際、外資系のリクルーティングやエグゼクティブサーチの会社に登録すると定期的に連絡がくるので、ジョブマーケットの情報を集めるのと同時に、英語磨きに活用してみても良いだろう。

(記事/柏野裕美)

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