女優の多部未華子が主演し、外見は20歳だが中身が73歳という難役を演じる映画『あやしい彼女』(来年4月1日公開)。このほど、都内スタジオで多部演じる主人公が率いるバンド“怪しい彼女”が歌番組に生出演するシーンの撮影現場が公開された。ザ・フォーク・クルセダーズのヒット曲「悲しくてやりきれない」をどこか悲しげで切ない表情を浮かべながら歌い、自然に涙する多部の姿に、現場スタッフから感嘆の声があがった。 同作は、毒舌・皮肉屋・頑固と三拍子のそろった73歳おばあちゃん・瀬山カツが、ある日突然20歳の姿に若返ってしまったことから巻き起こる爆笑と感動の物語。キュートな容貌とは裏腹に、相手構わず罵声を浴びせ時には説教をする、怖いもの知らずのヒロイン・大鳥節子を多部が演じる。
2015/12/02