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女優の大竹しのぶ豊川悦司の共演で、直木賞作家・黒川博行氏の受賞後第1作『後妻業』が映画化されることが3日、わかった。共演には、永瀬正敏、尾野真千子、笑福亭鶴瓶ら個性派俳優が名を連ねる。主人公の結婚詐欺師役を演じる大竹は「気心の知れた素敵な豊川さんと思いっ切り“悪”を楽しみたいと思います。始めて芝居をする鶴瓶さんと、どんなことが起こるのか、すごーく楽しみで、ちょっと恐いです」。鶴瓶は大竹との共演に「大竹しのぶさんはよく知っているけれど初共演。ベッドシーンがあるようなんですが、それはお断りしたいと思っています(笑)」とコメントしている。 同作は、資産を持つ独身男性に近づき、あらゆる手練手管で虜にして後妻に収まり、男性に多額の金品を貢がせる結婚詐欺師・小夜子が主人公。次々と老い先短い孤独な男たちを籠絡する小夜子の周囲で多発している行方不明者の存在を知り、調査を開始する探偵と、小夜子が務める結婚相談所所長、小夜子が本気で惚れてしまう優男らを巻き込む騒動が描かれる人間喜劇。2014年に実際に発覚した『筧千佐子・京都連続不審死事件』では、小説『後妻業』が事件の前に出版されていたことからテレビや新聞などで連日取り上げられ、“後妻業”が社会面を賑わせていた。

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  • 結婚詐欺師とダマされる男たちの人物相関図
  • 4年ぶり3度目の本格的なタッグになる大竹しのぶと豊川悦司

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