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次にブレイクするのは“セルフプロデュース”するアーティスト!?

 昨年のノーベル賞で複数の日本人が受賞したときは、誰もが誇らしい気持ちになったし、テニスの錦織圭選手の全米オープン準優勝は、本当に感動の出来事だった。世界の舞台で活躍する日本人や日本企業を見るのは、やはりうれしいもの。そして、これまではなかなか難しかった「音楽」というフィールドでも、近い将来、もしかしたら同じようなすごい快挙が見られるかもしれない。

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 動画投稿サイトのYouTubeは、アーティスト向けプログラムサイト、「YouTube for Artists」を日本語版でローンチする。英語版はすでに存在していたのだが、これはざっくり言えば、アーティストが動画をどう展開していけば成功できるか、といった方法論のようなものを紹介しているサイト。「たとえば、自分のチャンネルを見つけてもらうにはどうしたらいいかということや、どの国でどういった世代のどんな人が見てくれているのかといった分析データの見方など、さまざまな情報や戦略的な使い方を紹介しています」と、担当の佐々木舞さんは、具体的な内容を語る。

 実際、成功している人には共通点のようなものがあるらしい。「たとえば、人気の人にはカバー曲をアップされている方が多いのですが、これは動画検索サイトという特性からきています。有名アーティストを検索すると、5番目などにカバーの動画が出てくるなんてこともありますから。場合によっては、カバーされた側より人気になることもあります。今年、ペンタトニックスというグループが、アルバムに収録したカバー曲でグラミー賞を受賞しましたが、もともとこれは動画が大きな話題となっていたものです」と佐々木さん。

 同様の成功事例は、ほかにもある。「2013年からビルボードチャートに、YouTubeの再生回数が反映されるようになったのですが、それによって、YouTube上でものすごく注目を集めた、ほぼ無名のアーティストがチャート1位になったケースも、すでにたくさんあります。全米でCDデビューせず、日本にいながらにしてビルボード1位というのも、いまや全然、夢じゃないんですよ」と、佐々木さんは大きな可能性を明かす。

 チャンネル開設から2年余りで7万人近くのチャンネル登録者数を集め、いまYouTubeアーティストのなかでも注目されている、シンガーソングライター、音楽プロデューサーのKOBASOLO(コバソロ)さんにもお話をうかがったのだが、「海外ではYouTubeのアーティストがすごく盛り上がっているので、そういうのを日本でも見せられたらいいなと思っています」と、世界から刺激を受けている様子。「YouTubeを始めて、仕事やファン層、さらに表現の幅も広がりました。より自分を隅々まで表現できるという感覚があります。これまでチャンネル登録者数は、“ヌルヌル”と徐々に上がってきた感じですが、バカ売れというのもぜひ経験してみたい!(笑)」と、今後への意欲も語ってくれた。

「チャンネルをどうつくって、どうビジネス化するかということが体系づけて案内していますので、一度ご覧になってみてください」と佐々木さんが言うように、音楽を志す人にはぜひチェックしてみてほしいサイト。いきなり、日本を飛び越えてワールドワイドに活躍、なんてこともあるかもしれないのだ。

⇒YouTube for Artists 米国版はコチラ

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  • 撮影スタジオ「YouTube Space Tokyo」
  • 撮影スタジオ「YouTube Space Tokyo」
  • 撮影スタジオ「YouTube Space Tokyo」
  • 音楽プロデューサー、ミュージシャンとして活躍中のKOBASOLO(コバソロ)

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