歌手・森高千里のスペシャル番組『森高千里の日』が、3月22日にWOWOWで放送される。2012年にデビュー25周年を迎え、精力的に活動を行っている森高。最近では、プロデューサーでDJのtofubeatsとコラボレーションするなど、今もなお新しいことにも挑戦している。そんな森高がデビュー前の心境から“ミニスカ”への想いまで語った。
◆やるからには成功させたいという気持ちだけで、今までやってきた
――3月22日オンエアのWOWOWの特番は、これまでの森高さんの音楽キャリアを総括したラインナップになっていますね。
【森高】 そうですね。ライブ映像もミュージックビデオ集もあって、私のことを知っている方からまったく知らない方まで、幅広く観てもらえる番組になっているのかなと。昔の活動といまやっている活動の、両方の「森高千里」を観るきっかけになってくれたらいいなと思います。
――tofubeatsさんとのコラボもそうですけど、森高さんはデビュー当時から、歌詞もサウンドもつねに新しいこと、それこそ“後にも先にもない”独自のスタンスを貫いてきました。そうやって、つねに斬新なものを取り込んでいく、感性や感覚はどのように磨いているんですか?
【森高】 それは多分、性格的なもので私、飽きっぽいんですよ(笑)。その良い部分がたまたま生かされているんだと思います。ただ、狙ってやるというよりは、そのときそのとき、ひらめいたことをやるというか。今回もtofuくんが私の音楽を聴いてくれたことがきっかけになりオファーをくれて。私もおもしろそうだなと思ってスタートしたコラボレーションだったりするので、おもしろいって感覚だけを頼りにやっている部分はすごくあるかもしれない。そこは詞だったり、サウンドだったり、映像だったり、他のことにも共通している要素で、それがたまたまリスナーの人たちに「新しい」とか「珍しい」って感じてもらえる理由かもしれないですね。
――感覚のままに、常に攻めていく性格は昔からですか。
【森高】 攻めてる性格だって言われたことはないけど(笑)、音楽は昔からずっと好きで、ピアノをやったりバンドをやったりはしてました。ただ自分で歌うつもりはなくて。この世界でまさかプロの歌手になるとは思っていなかったんですよ。でもやるからには成功させたいっていう、その気持ちだけで今までやってきた気がします。
――そこが攻めの姿勢に繋がってる?
【森高】 私、田舎から出て来ているので、負けず嫌いなんです。熊本から上京してきたからには負けられないぞ、みたいな(笑)。スタートがそこだから、結果的に攻める姿勢になったのかもしれないですね。
【tofubeats】 いや、まだデビュー前の僕のオファーを受けてくれる時点で、ものすごく攻めてますよね?
――確かに!
【森高】 あはは(笑)、そうですねぇ。
【tofubeats】 森高さんや周りのスタッフの方と話をしたら、おもしろいこと、もしくはおもしろくなりそうなことがあったら、絶対にトライするほうを選ぶ人たちだっていうことがわかってきて。2人でライブやったらおもしろいんじゃないかってプランも、森高さんサイドから出してくださったし、そのおかげで1年を通しておもしろいコラボレーションができたので、正直、僕は勉強になることばかりでしたね。
◆ミニスカ履くためにも体作り、好きなことをやることが原動力
――そんな森高さんといえば、ミニスカもトレードマークのひとつ。今回の衣装もすごく似合ってますが、やはりここは外せない?
【森高】 基本、ミニスカートは自分が好きだったから履いているだけなんです。あと、今回のギラギラの衣装もそうですけど、ステージで地味な自分は想像がつかないというか。私は昔からステージに立つ人のイメージって、こういう派手な衣装を着ているイメージだったんですね。それが好きで変わらないから、今も着ているっていう。だから「ムリだからやめてくれ」って言われるまで、履きたいなと思います(笑)。
――ミニスカの着こなしを含め、その若さと美の秘訣は?
【森高】 もちろん、いろいろやってますよ。ステージに立つ数ヶ月前から走ったり、ジムに通ったり、夜は炭水化物を食べなかったり。そういう細かいことを20代の頃はそんなにやってなかったけど、いまはやっぱりやらないと(笑)。で、あとは好きなことをやっていることが原動力になってるので、そこが一番大きいかもしれない。家庭でも仕事でも何でも、楽しむってことは大事ですからね。
――好きなことを楽しむ感覚が、いつまでも美しく若々しくられる秘訣と。
【森高】 あとは過去を振り返らないことですかね、私、イヤなことは全部、忘れちゃうので(笑)。
――最後に、今後の予定を教えていただけますか?
【森高】 やっぱり基本はライブ。会場に合わせてつねに衣装やセットリストも考えていくので、大好きなライブを今後も続けていけたらいいなって思ってます。
【tofubeats】 僕は今回、こういう派手な格好で出ていますが(笑)、曲を作る仕事がありますので、国内外問わず舞い込んでくる仕事をまずはしっかりやっていこうかなと。そして、森高さんもそうですけど、今後もみなさんが驚くようなコラボレーションをしていきたいです。
――YouTubeでやっている、オリジナル楽曲200曲のセルフカバー企画も好評ですが。
【森高】 それもまだ終ってないので、引き続きちょこちょこ、がんばっていきたいですね。
(文:若松正子)
◆やるからには成功させたいという気持ちだけで、今までやってきた
――3月22日オンエアのWOWOWの特番は、これまでの森高さんの音楽キャリアを総括したラインナップになっていますね。
【森高】 そうですね。ライブ映像もミュージックビデオ集もあって、私のことを知っている方からまったく知らない方まで、幅広く観てもらえる番組になっているのかなと。昔の活動といまやっている活動の、両方の「森高千里」を観るきっかけになってくれたらいいなと思います。
――tofubeatsさんとのコラボもそうですけど、森高さんはデビュー当時から、歌詞もサウンドもつねに新しいこと、それこそ“後にも先にもない”独自のスタンスを貫いてきました。そうやって、つねに斬新なものを取り込んでいく、感性や感覚はどのように磨いているんですか?
【森高】 それは多分、性格的なもので私、飽きっぽいんですよ(笑)。その良い部分がたまたま生かされているんだと思います。ただ、狙ってやるというよりは、そのときそのとき、ひらめいたことをやるというか。今回もtofuくんが私の音楽を聴いてくれたことがきっかけになりオファーをくれて。私もおもしろそうだなと思ってスタートしたコラボレーションだったりするので、おもしろいって感覚だけを頼りにやっている部分はすごくあるかもしれない。そこは詞だったり、サウンドだったり、映像だったり、他のことにも共通している要素で、それがたまたまリスナーの人たちに「新しい」とか「珍しい」って感じてもらえる理由かもしれないですね。
――感覚のままに、常に攻めていく性格は昔からですか。
【森高】 攻めてる性格だって言われたことはないけど(笑)、音楽は昔からずっと好きで、ピアノをやったりバンドをやったりはしてました。ただ自分で歌うつもりはなくて。この世界でまさかプロの歌手になるとは思っていなかったんですよ。でもやるからには成功させたいっていう、その気持ちだけで今までやってきた気がします。
――そこが攻めの姿勢に繋がってる?
【森高】 私、田舎から出て来ているので、負けず嫌いなんです。熊本から上京してきたからには負けられないぞ、みたいな(笑)。スタートがそこだから、結果的に攻める姿勢になったのかもしれないですね。
【tofubeats】 いや、まだデビュー前の僕のオファーを受けてくれる時点で、ものすごく攻めてますよね?
――確かに!
【森高】 あはは(笑)、そうですねぇ。
【tofubeats】 森高さんや周りのスタッフの方と話をしたら、おもしろいこと、もしくはおもしろくなりそうなことがあったら、絶対にトライするほうを選ぶ人たちだっていうことがわかってきて。2人でライブやったらおもしろいんじゃないかってプランも、森高さんサイドから出してくださったし、そのおかげで1年を通しておもしろいコラボレーションができたので、正直、僕は勉強になることばかりでしたね。
◆ミニスカ履くためにも体作り、好きなことをやることが原動力
――そんな森高さんといえば、ミニスカもトレードマークのひとつ。今回の衣装もすごく似合ってますが、やはりここは外せない?
【森高】 基本、ミニスカートは自分が好きだったから履いているだけなんです。あと、今回のギラギラの衣装もそうですけど、ステージで地味な自分は想像がつかないというか。私は昔からステージに立つ人のイメージって、こういう派手な衣装を着ているイメージだったんですね。それが好きで変わらないから、今も着ているっていう。だから「ムリだからやめてくれ」って言われるまで、履きたいなと思います(笑)。
――ミニスカの着こなしを含め、その若さと美の秘訣は?
【森高】 もちろん、いろいろやってますよ。ステージに立つ数ヶ月前から走ったり、ジムに通ったり、夜は炭水化物を食べなかったり。そういう細かいことを20代の頃はそんなにやってなかったけど、いまはやっぱりやらないと(笑)。で、あとは好きなことをやっていることが原動力になってるので、そこが一番大きいかもしれない。家庭でも仕事でも何でも、楽しむってことは大事ですからね。
――好きなことを楽しむ感覚が、いつまでも美しく若々しくられる秘訣と。
【森高】 あとは過去を振り返らないことですかね、私、イヤなことは全部、忘れちゃうので(笑)。
――最後に、今後の予定を教えていただけますか?
【森高】 やっぱり基本はライブ。会場に合わせてつねに衣装やセットリストも考えていくので、大好きなライブを今後も続けていけたらいいなって思ってます。
【tofubeats】 僕は今回、こういう派手な格好で出ていますが(笑)、曲を作る仕事がありますので、国内外問わず舞い込んでくる仕事をまずはしっかりやっていこうかなと。そして、森高さんもそうですけど、今後もみなさんが驚くようなコラボレーションをしていきたいです。
――YouTubeでやっている、オリジナル楽曲200曲のセルフカバー企画も好評ですが。
【森高】 それもまだ終ってないので、引き続きちょこちょこ、がんばっていきたいですね。
(文:若松正子)
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2015/03/08