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大阪市内が舞台の“ミスペンス”アドベンチャーアプリ

 大阪市内を舞台にしたミステリーとサスペンス、アドベンチャーを盛り込んだ“ミスペンスアドベンチャー”アプリ『コトノハノキセキ』(無料・iOS)が、3月下旬にリリースされる。昨年9月に行われた『東京ゲームショー2014』で試遊版が公開され、話題となった同作品。手掛けたのは大阪電気通信大学の学生たちだ。

 大阪市内を舞台に、明兎、響香、ユキ、そして双子の凛歌と凛音という美少女キャラクター5人が、各エリアで隠された謎を解きながら、モンスターである絶滅種EXという“怨霊”と攻防を繰り広げるという同アプリ。マルチメディアクリエーターとしても活躍するいしぜきひでゆき教授をはじめ、4人の教員と学生、総勢20人でタッグを組み制作しており、大枠のシナリオや音楽は教員が担当、イラストやサウンドデザイン、プログラミング作業など、重要なパーツ作業はほとんど学生が担当した。

 「顔の表情はもちろん、手足の動きからそのキャラクターの性格が見てとれる、そんなリアリティのある絵にこだわりました。先生の要望が増えるにつれ、本当に悩み苦しみましたが(笑)」と話すのは、美少女キャラクターなどのイラストを担当した松浦咲里さん。グラフィック全般のレベルコントロールをし、クエスチョンと絶滅種EXを担当した伊藤さんも、「先生にはかなり多くダメ出しされました(笑)。敵として勢いのあるキャラクターにすることが難しかった。このEXは絶滅種なので参考になるものがない(笑)。良く似た動物の動画やCGを見て研究し尽くしました」と苦労を振り返る。

 学生たちにとって教授たちの要求は大きな“壁”だったようだが、いしぜき教授は「プロは100望まれたらそれ以上、120、150のものを完成させないと生き残れない。そういう世界です。2人はそこをしっかりと理解している。求められているものに対して、必ずプラスαのものを出そうとしていた。そしてどんな難題でも期限はきっちりと守る。締め切り厳守はプロの鉄則、これには本当に感心しました」と太鼓判を押す。

 このアプリ制作は学生たちにとって、技術の向上のみならず “プロ意識”をも学ぶ場となった。「実践的な作業を通して、プロとしての姿勢やノウハウを学んで欲しい」という大学側の思いと、自分の能力や方向性を確かめたいと考えている学生側の意欲により生み出された同アプリが市場でどのような評価を受けるか、注目だ。



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