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【グラミー賞】サム・スミスが4冠達成 主要3部門獲得はアデル以来3年ぶり

 米音楽界の権威『第57回グラミー賞』の授賞式が現地時間8日夜(日本時間9日)、米ロサンゼルスのステイプルズ・センターで行われ、英国のシンガーソングライター、サム・スミスが主要部門の「年間最優秀レコード」「年間最優秀楽曲」「最優秀新人賞」で3冠を獲得し、「最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム」も含めると計4冠を達成。主要3部門を受賞したのは、2012年のアデル以来3年ぶり。

グラミー“4冠”を達成したサム・スミス (C)Getty Images

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 サムは、昨年5月にアルバム『イン・ザ・ロンリー・アワー』でデビュー(日本では今年1月21日発売)。同作が世界で600万枚を売り上げ、レディー・ガガやテイラー・スウィフト、ケイティ・ペリーなど超大物アーティストから次々と賛辞が送られる若き天才。2012年に『グラミー賞』で主要3部門を含む6冠を受賞した「アデルの再来」と言われていた。今年1月には、サムの世界的ヒット曲「ステイ・ウィズ・ミー 〜そばにいてほしい」を歌手のChage、クリス・ハート、Ms.OOJAらが日本語カバーした映像が話題となった。2月18日には、都内で初の来日公演を行うことが決まっているが、チケットは1分で即完売。プレミアムチケットと化している。

 また、プライベートでは、2014年5月にゲイであることを告白。サムの「ライク・アイ・キャン」のミュージックビデオに出演したジョナサン・ジーゼルと交際していたが、わずか2ヵ月でスピード破局し、日本でも話題となった。

 サムは、ファレル・ウィリアムス、ビヨンセと同じ、最多6部門でノミネート。グラミーの舞台に立ったサムは、受賞曲である「ステイ・ウィズ・ミー 〜そばにいてほしい」をメアリー・J.ブライジとデュエット、詰めかけた観客からは大歓声が沸き起こった。また、「最優秀新人賞」を受賞した際、ステージに登壇したサムは「お父さん、お母さんありがとう」と感謝のコメント。このほか、主要部門の「年間最優秀アルバム」はベックの『モーニング・フェイズ』が受賞した。

 同授賞式では、サムのほか、マドンナやロック界のレジェンド・AC/DC、アリアナ・グランデ、ファレル・ウィリアムスらがパフォーマンスを披露。この模様は、WOWOWで本日午後10時より再放送される。

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  • サム・スミスのアルバム『イン・ザ・ロンリー・アワー』
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