近年の就職・転職事情は、従来の書類選考→適正検査→面接といった定番スタイルを飛び越えて、けっこうおもしろいことになっている。
例えば、他社で内定をもらった学生なら一定の人材だろうということで、いきなり最終面接が受けられるという会社もあれば、フェイスブック上で社員とコミュニケーションしてもらい、それを採用の一助にするという会社も現れた。極端なところでは、縁故採用のみというのも話題となった。企業にとって採用は、時間も労力もお金もかかる大変な作業。現代のビジネスのあり方がここにも反映され、コスト管理をしつつ、適した人材を効率よく探したいという企業の意識が表れた結果なのかもしれない。
効率よく、という意味では、必要とされる技術を持った人に、より直接的にリーチするスタイルもある。面接は一切なしで実技テストのみ、とか、応募に必要な書類は卒業製作のみといったタイプだ。
同様に2014年11月、こちらは技術でなく、「企画力」に着目した、新しい就職・転職サイトがオープンした。その名もズバリ、「PLAN」だ。株式会社リクルートキャリアと、アイデア共創プラットフォーム「Blabo(ブラボ)」の協働事業としてリリースされた。同サイトには各企業から、実際に企業が抱える課題に即したビジネス案件のお題が掲載されており、それに対して企画を投稿。企画を評価されたユーザーは、企画で求人に応募ができるという仕組みだ。企業にとっては、履歴書や職務経歴書では見えない企画力が可視化されるということで、とても有意義なサイトと言える。
実際、同サイトを運営するリクルートキャリアの担当者、西村創一朗氏も、「従来の採用方式では企画書で応募できる求人はほとんどありませんから、企画ができる人を求めている企業が応募者の企画力を見極めるのは難しく、企画力を図ることができる採用方法があれば」と思っていたそう。「面接でも企画力を問えますが、すぐひらめく瞬発力のある人もいれば、じっくり固めていく方もいます。このサイトを通して、より適切に企画力を評価することが当たり前となれば」と、展望も交えて語る。
また、「悲しいミスマッチも減らすことができる」と言う。「履歴書や職務経歴書から経験がないという理由で書類選考で落ちてしまうケースは多いですが、未経験でも才能やアイディアのある方はたくさんいます。そういった優秀な方を探すことができるのでは、と思います」(西村氏)。
他に数多くアイディアコンテスト的サイトは存在するが、それらとの違いは何か。西村氏いわく、「PLAN」は、投稿したら終わりではなく、投稿に対して、他のユーザーから評価やコメントが寄せられ、ディスカッションすることもできるコミュニティとなっています。また、他のユーザーのアイディアを見たり、自分のアイディアが評価されることによって、企画力の向上も図ることができます」ということで、企画力を伸ばしたいと思っている人にとっても利点がある。
サイトスタートから2カ月近く。反響は予想以上だと言う。「企業担当者が驚くほど、すでにたくさんの投稿があり、もう選考に進んでいる応募者も複数いるそうだ。。従来の面接方法に疑問を抱きつつも、「発想力で活躍したい」「経験はないけど、アイディアはいっぱいある」という人にとっては、腕試しという意味でも打ってつけかもしれない。
⇒就職・転職サイト「PLAN」はコチラ
例えば、他社で内定をもらった学生なら一定の人材だろうということで、いきなり最終面接が受けられるという会社もあれば、フェイスブック上で社員とコミュニケーションしてもらい、それを採用の一助にするという会社も現れた。極端なところでは、縁故採用のみというのも話題となった。企業にとって採用は、時間も労力もお金もかかる大変な作業。現代のビジネスのあり方がここにも反映され、コスト管理をしつつ、適した人材を効率よく探したいという企業の意識が表れた結果なのかもしれない。
効率よく、という意味では、必要とされる技術を持った人に、より直接的にリーチするスタイルもある。面接は一切なしで実技テストのみ、とか、応募に必要な書類は卒業製作のみといったタイプだ。
同様に2014年11月、こちらは技術でなく、「企画力」に着目した、新しい就職・転職サイトがオープンした。その名もズバリ、「PLAN」だ。株式会社リクルートキャリアと、アイデア共創プラットフォーム「Blabo(ブラボ)」の協働事業としてリリースされた。同サイトには各企業から、実際に企業が抱える課題に即したビジネス案件のお題が掲載されており、それに対して企画を投稿。企画を評価されたユーザーは、企画で求人に応募ができるという仕組みだ。企業にとっては、履歴書や職務経歴書では見えない企画力が可視化されるということで、とても有意義なサイトと言える。
実際、同サイトを運営するリクルートキャリアの担当者、西村創一朗氏も、「従来の採用方式では企画書で応募できる求人はほとんどありませんから、企画ができる人を求めている企業が応募者の企画力を見極めるのは難しく、企画力を図ることができる採用方法があれば」と思っていたそう。「面接でも企画力を問えますが、すぐひらめく瞬発力のある人もいれば、じっくり固めていく方もいます。このサイトを通して、より適切に企画力を評価することが当たり前となれば」と、展望も交えて語る。
また、「悲しいミスマッチも減らすことができる」と言う。「履歴書や職務経歴書から経験がないという理由で書類選考で落ちてしまうケースは多いですが、未経験でも才能やアイディアのある方はたくさんいます。そういった優秀な方を探すことができるのでは、と思います」(西村氏)。
他に数多くアイディアコンテスト的サイトは存在するが、それらとの違いは何か。西村氏いわく、「PLAN」は、投稿したら終わりではなく、投稿に対して、他のユーザーから評価やコメントが寄せられ、ディスカッションすることもできるコミュニティとなっています。また、他のユーザーのアイディアを見たり、自分のアイディアが評価されることによって、企画力の向上も図ることができます」ということで、企画力を伸ばしたいと思っている人にとっても利点がある。
サイトスタートから2カ月近く。反響は予想以上だと言う。「企業担当者が驚くほど、すでにたくさんの投稿があり、もう選考に進んでいる応募者も複数いるそうだ。。従来の面接方法に疑問を抱きつつも、「発想力で活躍したい」「経験はないけど、アイディアはいっぱいある」という人にとっては、腕試しという意味でも打ってつけかもしれない。
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2014/12/22