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大野俊三、国際作曲コンペISCで最優秀賞 日本人&ジャズ部門初

 米在住のトランペッター・大野俊三(65)が作曲した「Musashi」が、世界最大級の国際作曲コンペティション『International Songwriting Competition』(ISC)で、世界120ヶ国約2万人のエントリーの頂点「最優秀賞(Grand Prize)」に輝いた。同賞を日本人が受賞したのは初となった。

米在住トランペッター大野俊三が世界最大級の国際作曲コンペで日本人初の最優秀賞受賞

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 宮本武蔵をイメージした「Musashi」が頂点に輝いたほか、「Okinawa」も佳作に選出。2002年に設立され、13回目を迎えたISCで最優秀賞を日本人が受賞したのも、ジャズ部門のノミネートから受賞したのも初の快挙。6日に発表されて以降、現地では数多くのメディアがこのニュースを報じている。

 岐阜出身の大野は、1974年にジャズの巨匠アート・ブレイキーの誘いで渡米して40年。ギル・エヴァンス、ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーターら数々のジャズレジェントと共演し、グラミー賞を2度(1984年・88年)受賞。トランペッターとしては致命的な交通事故やがん闘病を克服し、ニューヨークで芸術的貢献賞を受賞したほか、先月には最新アルバム『月の光』を発表した。

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