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<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>放っておくと危ない鼻の病気、その症状は?

 鼻水、鼻づまりと聞くと、風邪や花粉症を思い浮かべる人が多いと思うが、症状は同じでも重症化する病気の可能性もあるという。今回のORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント! みんなの家庭の医学』(毎週火曜午後8時放送)のコラボ企画“おさらいニュース”では、日本トップクラスの鼻の名医が警告する“放っておくと危ない鼻の病気”トップ3を紹介する。

◆両側? 片側? 鼻水、鼻づまりの起こり方に注意!

 たかが鼻水、鼻づまりと侮るのは危険! そう警告するのは、吉川衛教授(東邦大学医療センター 大橋病院 耳鼻咽喉科)。特に気をつけたい鼻の病気トップ3を教えてくれた。

 第3位は、「副鼻腔真菌症」。寝室や風呂場、キッチンなどにいるカビ(真菌)が、鼻の奥に広がる空洞(副鼻腔)に入って増殖し、炎症を起こすという病気だ。免疫力が低下している時にかかりやすいという。鼻水や鼻づまりが片側にだけ起こっている場合は、この病気にかかっている可能性も。

 もうひとつ、片側だけの鼻の症状で要注意なのが、第2位の「上顎洞がん」。副鼻腔の空洞のひとつ「上顎洞」にがんができ、最悪の場合死に至る病だ。喫煙やホコリ、細菌等の異物を吸い続けることで上顎洞の粘膜が傷つき、炎症が慢性化。細胞ががん化してしまうと考えられている。年間の患者数は約1000人と多くはないが、片側だけ鼻水が出ていて、血が混じったり、黄色く粘ついているようなら、病院ですぐに診察を受けた方が良さそうだ。

◆早期発見がカギ 今、増えている恐ろしい新型「副鼻腔炎」

 吉川先生が警告する鼻水・鼻づまりから始まる危険な病の第1位は「慢性副鼻腔炎」。細菌やウイルスにより副鼻腔の粘膜に炎症が起きる病だ。患者数は約100万人とも言われているが、抗菌薬による治療で比較的簡単に良くなるとされてきた。ところが、ここ10数年で、従来の治療法で治らない「好酸球性副鼻腔炎」という新しいタイプの副鼻腔炎にかかっている人が増えていることが明らかになってきた。白血球の一種の好酸球が、何らかの原因で副鼻腔の中で異常に増殖し、正常な細胞を攻撃して炎症を起こしてしまうという。悪化すると、耳にまで炎症が及び聞こえなくなったり、喘息による呼吸困難に襲われたりすることもあると言う。症状は従来の慢性副鼻腔炎と似ているが、見分けるポイントは2つある。

1.鼻がつまっているわけでもないのに、匂いが感じにくい。
2.息が苦しくなるほど激しい咳が出て、しばらく止まらない(この病気は成人になってから発症する喘息を併発することが多い。)

 症状改善のカギは、早期にステロイド薬による治療や手術など。早期発見のためにも、上の2つの症状があるようなら、花粉症という思い込みを捨て、一度専門医に相談することをお勧めする。

「みんなの家庭の医学」番組HP

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