音楽プロデューサーのつんく♂が、4月5日に行われる母校・近畿大学（大阪府東大阪市）の入学式をプロデュースすることが24日、わかった。同大によると、音楽プロデューサーが本格的に演出を手がける入学式は全国の大学でも初めて。在学生および新入生で「KINDAI GIRLS」を結成し、入学式でお披露目することも発表された。

　近畿大学附属高校および同大商経学部（現・経営学部）卒業生のつんく♂は「母校だからとはいえ、入学式をプロデュースさせていただけるというのはとても光栄に思います」と喜び、「平成26年度の入学式のテーマはずばり『Breakthrough！』（突破・躍進）。今まで知らない間に自分自身で作ってしまったルールや固定概念を『Breakthrough！』しよう！」と受験生に呼びかけた。

　つんく♂ならではのアイデアで、近大の女子学生ユニット「KINDAI GIRLS」を新たに結成し、約7000人の新入生を迎える予定の入学式でパフォーマンスを披露。在学生・新入生を対象に一次選考の書類審査、二次選考のオーディション（2月初旬）を行い、選ばれた5〜10人で結成される予定で、式典後も近大のイベント出演など活動の幅を広げていく。

　つんく♂は「世間の常識にとらわれない、新しいスタイルの入学式を演出できれば。それには在学生や卒業生の力も必要です。今までにない、世間にない『近畿大学』を目指しましょう！」と力を込めた。