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【上半期書籍市場】4年連続で減少 文庫部門は人気作家陣のヒットで前年比増

 オリコンは23日、今年上半期(対象期間2012年12月31日〜2013年6月30日)に出版された書籍の実売部数に基づく「2013年上半期書籍マーケットレポート」の調査結果を発表した。BOOK(総合)部門とコミック部門は、売上額と売上部数ともに前年割れの微減となり、書籍市場の総売上額は5271.7億円、前年同期比98.5%となった。文庫部門は前年同期の売上を上回る101.6%を記録した。

 上半期の書籍市場総売上額は2008年4月の調査開始以来、2010年から4年連続で減少。書籍全体では微減傾向が続き、これまで市場を支えてきた『タニタ食堂』『ロングブレスダイエット』『カーヴィーダンス』などに代表される美容・ダイエット本が落ち着きをみせた影響もあり、【趣味・生活・実用】の売上が前年同期比92.6%の817.9億円に減少。【地図・ガイド】もアジア情勢を背景にしたガイド本が落ち込み、前年同期比87.1%と厳しい結果になった。

 一方で、低迷が続いていた【ビジネス書】が前年比増。昨年後半からヒットを続ける阿川幸子氏の『聞く力 心を開く35のヒント』(文藝春秋)が今期は売上をさらに拡大し、『スタンフォードの自分を変える教室』(大和書房)や水野敬也氏の『夢をかなえるゾウ 2 ガネーシャと貧乏神』(飛鳥新社)などの自己啓発関連、『できる大人のモノの言い方大全』(青春出版社)などのコミュニケーション能力に関する書籍への関心の高さがヒットの要因となった。

 また、【文学・ノンフィクション】も売上325.0億円で前年同期比107.2%を記録。上半期ランキングBOOK(総合)部門1位となった村上春樹氏の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(文藝春秋)や、本屋大賞受賞作の百田尚樹氏の『海賊と呼ばれた男 上・下』(講談社)などの話題作が好調だった。

 前年実績を上回った文庫部門は、映画やドラマといったメディアミックス商品を主力に据える構成はこれまでと変わらないが、百田氏作品のヒット、東野圭吾氏や有川浩氏といった人気作家陣の作品の映像化が重なったことが追い風となった。

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■調査協力店
旭屋書店、アニメイト、Amazon.co.jp、紀伊國屋書店、くまざわ書店(くまざわ書店/いけだ書店/ACADEMIA)、コミックとらのあな、三省堂書店、三洋堂書店、セブンネットショッピング、TSUTAYA、戸田書店、明屋書店、フタバ図書、ブックスタマ、丸善、漫画全巻ドットコム、未来屋書店(未来屋書店/ミライア/ブックバーン/LE MIRAI/MIRAIYA SHOTEN)、八重洲ブックセンター本店、有隣堂、楽天ブックス、LIBRO、WonderGOO ほか全国書店1717店舗(WEB通販含む)※2010年10月18日付現在(五十音順)

■オリコン“本”ランキング
書籍を販売している全国の書店およびWEB通販の週間売上をもとに全国推定売上部数を算出し順位を確定。「BOOK」「コミック」「文庫」の主要3ランキングと、「新書」「ビジネス書」を毎週木曜日に発表する。今後も月曜日分の売上から翌日曜日分までの売上を週間ランキングとして集計。それらをもとに月間ランキング及び年間ランキングも発表する。



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【ランキング表】 BOOK TOP30 / 文庫 TOP30 / コミック TOP30

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