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新人俳優・中島歩、美輪明宏主演舞台でデビュー

 新人俳優の中島歩(24)が舞台『黒蜥蜴』でデビューを飾る。中島が演じる雨宮は、主演の美輪明宏演じる女賊・黒蜥蜴に拾われ、愛人となる美青年。愛する黒蜥蜴が明智小五郎に惹かれていく姿に煩悶するという役どころだ。オーディションで約200人の中から同役をつかんだ中島は「雨宮の純粋さ故のみじめさを出したい。容姿が美しいという設定なのですが、その美しさがみじめに見えたり、悲しそうに見えるように表現できたら」と意気込んでいる。

本格的に俳優デビューを飾る中島歩(24)

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 原作は、1934年に発表された江戸川乱歩の探偵小説に、三島由紀夫が脚本し1961年『婦人画報』に発表した作品。宝石など美しいものを狙う美貌の女賊・黒蜥蜴と名探偵・明智小五郎が対決する。1962年に舞台化され、1968年には美輪明宏を迎え上演した。

 以前はモデルとして活動していた中島だが「多くの人と一緒に作品を作る映像や舞台に魅力を感じて、俳優になろうと決意しました」ときっかけを明かし、憧れの俳優には「松田優作さん」を挙げた。

 念願の俳優デビューを前に「美輪明宏さんが、モデルを辞めて、俳優になりたくていろいろなワークショップなどに参加し模索していた自分を選んでくださったことと、死にかけていたところを黒蜥蜴に拾われた雨宮と重なる部分があり、似ていると感じました」と早くも役柄に共感。

 美輪との初共演には「ご本人が“芸能史”そのもの。いろいろなことを兼ね備えている方なので、美輪明宏さんの教養やセンスを吸収したい」と前向きな姿勢を見せる。24歳から本格的な俳優デビューを飾る中島の今後が期待される。

 舞台『黒蜥蜴』は来年4月5日(金)〜5月6日(月・祝)、東京・ル テアトル銀座で上演。

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