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大沢たかお、NHK大型時代劇に主演 “東北の英雄”アテルイを初ドラマ化

 NHKは2日、来年放送のBS時代劇・大型時代劇『火怨・北の英雄 アテルイ伝』の主演に俳優・大沢たかお(44)を起用すると発表した。西暦800年前後の古代東北を舞台に故郷のために立ち上がった実在の英雄・アテルイの生涯を描く。同局で行われた制作会見に出席した大沢は「自分が武者震いするような、人間としてぶつかっていける作品だと思う」とやる気をみなぎらせ、「記憶に残る作品が作れるんじゃないかと。集中してものすごく気合いが入っております」と意気込んだ。

 大沢のNHKドラマ出演は2003年の開局50周年記念スペシャル『アフリカの蹄』以来。大ヒットとなったTBS系ドラマ『仁-JIN-』を終え、「ドラマはしばらくないかなと思ってた」と感じていた大沢だが「俳優として演者として、震災に対して『何かできることがないのか』と模索しているときにこの話をいただいた。自分のなかで共鳴するものがあった」とオファー快諾したという。

 奈良時代後期〜平安時代初期にかけ、東北・胆沢(現岩手県南部)に実在した“蝦夷(えみし)”と呼ばれる民と朝廷の戦いを描く同作。独自の文化を持ち、自然とともに暮らしていた蝦夷が、朝廷の圧力により、次第に平和な暮らしが脅かされていた。そんななか、故郷の地と民を守るために立ち上がった一人の若者・アテルイ。彼は仲間とともに、圧倒的な兵力を誇る朝廷軍に果敢に挑んでいく。

 大沢は、18歳の青年期から朝廷に処刑されるまでのアテルイの生涯を演じながら、東日本大震災発生後に復興に向けて前向きに生きる“東北の人たちへの応援歌”を目指す。今月から岩手県南部で始まるクランクインに向け「土地に根付いた人間を丁寧にできたら」。馬を用いたアクションも満載で「力強くエネルギッシュで、生命力のあるアテルイになれば」と意欲をのぞかせた。

 同局関係者は、大沢起用について「アテルイは果敢に立ち向かう強さもあれば、戦争にも葛藤したり、命あるものに限りない愛を抱く優しい目線もある。強さと優しさ、二つの側面を自然な形で表現できる役者は大沢さんしかいないと思った」と説明。

 東北が舞台の作品には来年の大河ドラマ『八重の桜』や朝の連続テレビ小説『あまちゃん』があるが「東北を愛する気持ちを端的に表した作品としては、大河・朝ドラを超えるものになると確信しております」と断言。東北地方にエールを送る“第三のドラマ”として「もう一度東北のことを見つめ直してくれれば」と語っている。

 『火怨・北の英雄 アテルイ伝』はBSプレミアムで来年1月放送(全4回)。その後、3月に総合テレビにて再編集版を放送する(全2回)。

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