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米倉涼子が一匹狼のスゴ腕外科医に挑戦 「セクシーでちょっとアダルトに」

 女優の米倉涼子が10月スタートのテレビ朝日系『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(毎週木曜 後9:00)に主演することが20日、わかった。今年7月にはミュージカル『シカゴ』で米ニューヨークのブロードウェーデビューも果たした米倉が、白衣をまとい、オペの腕は一流だが素性は謎に包まれたフリーランスの外科医を演じる。

米倉涼子が10月期の新ドラマにクールでダーティーな外科医役で主演 『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(C)テレビ朝日

米倉涼子が10月期の新ドラマにクールでダーティーな外科医役で主演 『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(C)テレビ朝日

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 『黒革の手帖』(2004年)では男の裏金を奪い取る悪女、『交渉人〜THE NEGOTIATOR〜』(2008年)では女刑事、『ナサケの女〜国税局査察官』(2010年)では悪質な脱税者を追い詰めるマルサの女を演じ、同局系のドラマでさまざまな主人公を演じてきた。米倉は「これまで演じてきた女性のように“トラウマ”や“影”などはない女なので、このドラマではセクシーでちょっとアダルトな米倉涼子を目指してみようかな!(笑)」と新作にノリノリ。

 今回のドラマで米倉が演じる大門未知子は、「勤務医」でも「開業医」でもない「フリーランス」の医師。「私は失敗しないので」と、自らの腕と行動にプライドを持ったスゴ腕の外科医だ。勤務時間はきっちり守り、残業もしない。医師免許不要の雑用は引き受けず、院内にありがちな権力闘争にも無関心な一匹狼。米倉は「不本意ながら自分の人生を会社に捧げてしまっている、そんな方々に、大門の生き方を見て、スカっとしていただけたら嬉しい」とアグレッシブに語っている。

 実は、特定の病院や大学医局に属さず、非常勤のスポット的な業務をこなすフリー医師は、大学医局の弱体化によるヒエラルキーの崩壊、医師不足による勤務環境の悪化、訴訟リスクの増加などが相まって、近年日本でも増加傾向にあるという。

 脚本は『ハケンの品格』(2007年、日本テレビ系)、『ナサケの女〜』の中園ミホ氏が担当。医療と金、医局と人脈が切り離せない現実の中、組織や肩書きに縛られず、自由に腕一本で患者と向き合う破天荒な主人公の活躍を通して、“医師の品格”を問う。

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  • ナマ足がセクシー(C)テレビ朝日

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