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90年代人気番組『さんまのナンでもダービー』が“カンヌ”出品

 1990年代に人気を博したテレビ朝日系のバラエティ番組『さんまのナンでもダービー』の番組フォーマットが、4月1日より仏カンヌで開催される世界最大級の国際テレビ番組・ デジタルコンテンツ見本市・MIPTVに“出品”されることが23日、わかった。同局とよしもとクリエイティブ・エージェンシーが、米国のワーナー・ブラザース インターナショナル テレビジョン プロダクションと共同で、世界各国のテレビ局に売り込む。

 番組フォーマットとは、番組の企画アイディアだけでなく、セット制作から演出手法までの番組制作のノウハウのすべてをパッケージとして提供すること。番組フォーマットの売買は、1990年代より活発に行われるようになり、『クイズ・ミリオネア』といったクイズ・ゲーム番組や『アメリカンアイドル』『ザ・バチェラー』といったリアリティ・バラエティ番組が世界的なヒットフォーマットとして知られている。

 テレビ朝日とよしもとの2社は、これまでも『ザ・ラストスクエア』(2011年1月と4月に単発放送)などの海外展開用の番組フォーマットを共同開発したり、韓国での『ロンドンハーツ』の有料ネット配信を共同で行うなど、世界市場に向けたコンテンツビジネスで協力関係を築いてきた。

 同局は、このほどワーナー・ブラザース社とフォーマットの共同開発で提携契約を結び、毎年1番組を選定し、世界規模のフォーマット販売をすることにしており、『さんまのナンでもダービー』(英語タイトル:EVERYTHING ‘S A RACE)はその第1弾となる。

 同番組は、1993年〜95年に同局で放送され、さまざまな競技やレースを競馬風に見立て、各出演者が結果を予想し、的中すると配当ポイントを得るという仕組みのゲーム番組。毎週火曜午後7時枠で放送され、レギュラー版の最高視聴率16.1%、スペシャル版の最高視聴率17%という結果を残している。

 ワーナー・ブラザース社では、「思いつく限りのハンディを加えることで、どんなものでも“レース”として成立させてしまう点。シンプルで、視聴者を夢中にさせ、大笑いできるフォーマットであり、しかも非常に柔軟性があるので、世界のどんな国でも受け入れられるフォーマットであると私共は思っています」と期待を寄せている。

 セールスにあたっては、米ABCネットワークで10年続く人気リアリティ番組『ザ・バチェラー』(2002年スタート、現在第16シリーズ放送中)を成功させたヒットメーカー、マイク・フライス氏(ネクスト・エンターテインメント社長)をエグゼクティブ・プロデューサーに起用し、米4大ネットワークでのレギュラー番組化を目指す。

関連写真

  • 『さんまのナンでもダービー』の場面写真より 池の上の我慢レースの模様(写真提供:テレビ朝日)
  • 海外セールス時の英語タイトルは『EVERYTHING’S A RACE』(写真提供:テレビ朝日)

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