俳優の本木雅弘、石原さとみが2日、都内で行われたNHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』最終回試写会後の会見に出席。主人公の秋山真之(さねゆき)を演じ切った本木は「戦争で傷ついた真之を、(妻役の)石原さんが震えながら抱きしめるシーンは、お世辞抜きにたたずまいが神々しいと思った。全身全霊で、震えながら受け止めているシーンは貴重」と絶賛。本木から激励された石原は「こんなに素晴らしい作品に携われて嬉しい。クランクアップぶりに本木さんにお会いして、懐かしい思いと嬉しいお言葉をかけてもらった」と感激し、熱い涙をこぼした。
四国・松山出身の秋山好古・真之兄弟と正岡子規たちの青春群像をはじめ、日露戦争を描く司馬遼太郎の原作をもとに、足掛け3年かけて放送してきた同作。最終回を迎える第3部では、旅順総攻撃から日本海海戦までを展開する。
2007年1月の制作発表から丸5年かけての最終回を見届けた本木は「ようやく全てが繋がり、パズルが埋まった達成感がある。感無量です」と述懐。戦艦「三笠」を再現するなど細部にまでこだわってきたスタッフの労をねぎらい「丁寧な時代考証を元にした衣装やセット、VFXは1つの偉業だと思う。何十年後かにまた実写化されるなら、貴重なものが残せたと思う」と称えた。
戦争を中心に描かれる第3部だが、石原演じる妻・季子との夫婦愛や、阿部寛演じる秋山好古との秋山兄弟の戦後を描くエピローグも見所。石原は「愛することも愛を感じたことも、自分なりに経験があるので、それを踏まえて、生きて欲しいとか、顔を見たいとか、そういう感情を大事に思って演じた」と目を潤ませながら、役作りを振り返った。
また本木も「戦争から帰ってきての石原さんとのシーンや、エピローグのシーンはテレビ版ならでは」と力を込め、「自分の立てた作戦で生み出したものは、結果地獄でもあったという矛盾は、今まで見た戦争ものと比べてもコントラストが強いと思う。生まれ故郷の松山の風景に2人(秋山兄弟)を置き、平和を願っていくという想いが象徴されている」と、感想を語っていた。
NHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』第3部は、NHK総合にて12月4日(日)より毎週日曜午後7時30分より放送(全4回)。
四国・松山出身の秋山好古・真之兄弟と正岡子規たちの青春群像をはじめ、日露戦争を描く司馬遼太郎の原作をもとに、足掛け3年かけて放送してきた同作。最終回を迎える第3部では、旅順総攻撃から日本海海戦までを展開する。
戦争を中心に描かれる第3部だが、石原演じる妻・季子との夫婦愛や、阿部寛演じる秋山好古との秋山兄弟の戦後を描くエピローグも見所。石原は「愛することも愛を感じたことも、自分なりに経験があるので、それを踏まえて、生きて欲しいとか、顔を見たいとか、そういう感情を大事に思って演じた」と目を潤ませながら、役作りを振り返った。
また本木も「戦争から帰ってきての石原さんとのシーンや、エピローグのシーンはテレビ版ならでは」と力を込め、「自分の立てた作戦で生み出したものは、結果地獄でもあったという矛盾は、今まで見た戦争ものと比べてもコントラストが強いと思う。生まれ故郷の松山の風景に2人(秋山兄弟)を置き、平和を願っていくという想いが象徴されている」と、感想を語っていた。
NHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』第3部は、NHK総合にて12月4日(日)より毎週日曜午後7時30分より放送(全4回)。
2011/12/02