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野田秀樹に見出された新鋭・黒木華『東京オアシス』で映画デビュー 「もっと人と出会いたい」

 今年2月〜3月に東京芸術劇場で上演された演出家・野田秀樹氏主宰のNODA・MAP第16回公演『南へ』で、蒼井優演じる虚言癖のある女の“分身”を演じた女優の黒木華(くろき・はる)。見た目も芝居も蒼井に引けを取らない存在感を放っていた彼女が、あす22日公開の映画『東京オアシス』(松本佳奈監督、中村佳代監督)でスクリーンデビューする。

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 『かもめ食堂』から続く映画プロジェクトの最新作。一連の作品すべてで主演を務める小林聡美、『めがね』(2007年)から4作連続出演の加瀬亮、初参加の原田知世が出演する。東京のどこからか、そして何かから逃げてきた女優トウコ(小林)が行く先で出会うのは、やはりどこか別の風景を探してさすらう、迷い人たち。黒木は動物園にアルバイトの面接を受けに来たヤスコを演じる。

 アルバイト経験がないことがネックでなかなか採用してもらえないヤスコを「私もアルバイトらしいアルバイトをしたことがないので、気持ちはわかる」と等身大で演じた。

 映画で描くのは、交わることがなかったかもしれない人と人との小さな出会いがもたらす、心うるおう時間。オアシスは日々の風景の中に、自分自身の中に、あることを優しく語りかけてくる。オアシスは? 「いまのところは、大阪の実家。一番落ち着いて過ごせる場所です」。

 黒木は大学在学中の2009年に大阪で行われた野田氏のワークショップに参加し、その出会いが女優としての転機をもたらした。2010年NODA・MAP第15回公演『ザ・キャラクター』にてアンサンブルとして初舞台を踏み、同年NODA・MAP番外公演『表に出ろいっ!』で中村勘三郎演じる父親と、野田演じる母親の一人娘をWキャストで務めた。

 『南へ』に続いて、今夏は長塚圭史氏主宰の阿佐ヶ谷スパイダース『荒野に立つ』に出演し、今月末より蜷川幸雄氏の演出、嵐・松本潤主演の舞台『あゝ、荒野』の公演を控える。

 「お芝居も楽しいけれど、お芝居をしていることでいろんな人と出会えるのが嬉しいし、楽しい。いろんな人と出会って、作品と出会いたい。そのためにもっと自分を磨いて、作品を通してもっと名前も知ってもらえるようになりたいです!」。その言葉をかみしめてから、恥ずかしそうにほほえんだ。

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  • 演劇・映画界注目の新人女優・黒木華  (C)ORICON DD inc.
  • 映画『東京オアシス』のワンシーンより (C)2011オアシス計画
  • 映画『東京オアシス』のワンシーンより (C)2011オアシス計画
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