ORICON STYLE

2005年09月14日
QUEEN+PAUL RODGERS クイーン+ポール・ロジャース
伝説のロック・バンド、遂に復活!
INTERVIEW

伝説のロック・バンド、クイーンが遂に復活した。希代のボーカル、フレディ・マーキュリーの病、そして死去により、1986年以来一切のライヴ活動を停止していた彼らが、新ボーカルに元フリー、バッド・カンパニーのポール・ロジャースを迎え、19年ぶりの本格的ツアーを行ったのである。そして今回、こちらも10年ぶりのリリースとなる彼らの最新作『リターン・オブ・ザ・チャンピオンズ』は、5月9日に英・シェフィールド・アリーナで行われたライヴの模様を完全収録したもの。20年近いブランクのあったアーティストとは思えない、白熱のステージが蘇るような作品となっている。

クイーンの音楽はとてもユニーク

――まずは、ポール・ロジャース参加の経緯を教えてください。
【ブライアン・メイ】 フェンダーのストラトキャスター50周年記念で彼と顔を合わせる機会があった僕は、ステージで彼の「オールライト・ナウ」を一緒に演奏したんだ。その時すごくやり易くて、相性もバッチリでとても楽しかったんだ。ステージを降りたあと、お互い顔を見合わせながら“フーム、かなり上手くいったぞ。これは何かありそうだな”なんて心の中で思っていたわけさ。これが最初のきっかけだった。
【ロジャー・テイラー】 その後僕ら二人はイギリスのホール・オブ・フェイムのTV番組で彼と一緒に仕事をする機会があり、それですべてが動き始めたんだ。 何もかもがトントン拍子に進み、サウンドも素晴らしかった。彼はフレディになろうとするのではなく、自分自身の方向性に導いていこうとする人間だった。 僕らの音楽はブルースをベースにしたものが多いし、ポールはとてもソウルフルでブルージーなシンガーだから、この方向性はとてもいいんじゃないかと思ったんだ。

――クイーンのボーカルに迎えられてみて、いかがですか?
【ポール・ロジャース】 今回のことはすごくいい勉強になったよ。というのも、バンドっていうのは、音楽に対してそれぞれ違った心理やアプローチの仕方を持っているからね。僕の場合、自分のバックグラウンドはブルースやソウルにかなり影響されていて、曲の組み立てやセッションなんかもそこから発展して
いくことが多いんだ。クイーンの音楽っていうのはとてもユニークで、どの曲を聴いてもわかるように、右に曲がるかと思わせておいて左に曲がるみたいなところがあるんだ。だからこの点では慣れるのにかなり苦労したけど、かなり前進していると思うよ。ブライアンやロジャーと一緒にやるのは大好きさ。素晴らしいミュージシャンたちだからね。

ポールはフレディのヒーローであり、僕らのヒーローでもあった

――ポール・ロジャースについてはどう思っていますか?
【ブライアン・メイ】 彼は自分の感情をそのまま表現することができるんだ。詩人だよ。彼はブルース・シンガーであり、第一級のロック・シンガーであり、とてもしっかりした人間さ。誰かの真似なんかしたがらないし、まあもちろん真似する理由もないからね、何たって彼は一時代をリードしたシンガーのひとり、ポール・ロジャースなんだから。
【ロジャー・テイラー】 最初に彼らを見たのは、ブライアンと僕がクイーン以前にスマイルというバンドで一緒にやっていた時代だった。その時、“こりゃスゴいシンガーだ”と思ったことを覚えているよ。歌が抜群に上手いだけじゃなく、マイク・スタンドでいろんなことをやってのけるし、その動きはまるでコブラみたいだった。もちろんその後、彼らはレコードを出し、そこからたくさんのヒットが生まれ、その他にも素晴らしいレコードを発表した。フリーはかなり聴いたよ。

――ツアーはいかがですか?
【ポール・ロジャース】 今回のツアーでは、どこの会場でも観客がとにかく素晴らしい。これは決してお世辞じゃないよ。本当に信じられないくらいさ。もう愛情が溢れてるって感じなんだ。クィーンがまた4気筒で始動するのを見て、ファンはとても嬉しいんだろうな。それとも今回はいったい何気筒なんだろうね!

――最後にひとこと。
【ブライアン・メイ】 僕らがまだ駆け出しだった頃、ポール・ロジャースはフレディのヒーローであり、僕らのヒーローでもあった。それが突然、ここにいる御当人が登場したことですべてが変わったのさ。僕らはもう一度ツアーができることになり、それによって昔の曲もまた新たな意味を持つようになってきたってわけさ。フレディが生きていた頃の焼き直しをするつもりはないんだ。フレディがやろうとしていたことをちゃんと理解し、僕らとつながりを持つ人物が現れたことで、僕らは突然昔の自分たちの曲を再解釈するチャンスを与えられたわけさ。それがポール・ロジャースなんだ。まさにドンピシャってやつだね。
(公式インタビューより)
RELEASE
リターン・オブ・ザ・チャンピオンズ
クイーン+ポール・ロジャース
2005/09/14[アルバム]
東芝EMI
【来日記念初回生産限定盤】
\3,100(税込)
TOCP-67753-4
CDを購入する
【通常盤】
\3,600(税込)
TOCP-67755-64
CDを購入する
【楽曲情報】
1.  リーチング・アウト
2.  タイ・ユア・マザー・ダウン
3.  ブレイク・フリー(自由への旅立ち)
4.  ファット・ボトムド・ガールズ
5.  ウィッシング・ウェル
6.  地獄へ道連れ
7.  愛という名の欲望
8.  セイ・イッツ・ノット・トゥルー
9.  '39
10. ラヴ・オブ・マイ・ライフ
11. ハマー・トゥ・フォール
12. フィール・ライク・メイキン・ラヴ
13. レット・ゼア・ビー・ドラムス
14. アイム・イン・ラヴ・ウィズ・マイ・カー

15. ギター・ソロ
16. ラスト・ホライズン
17. 輝ける日々
18. RADIO GA GA
19. キャント・ゲット・イナフ
20. カインド・オブ・マジック
21. アイ・ウォント・イット・オール
22. ボヘミアン・ラプソディ
23. ショー・マスト・ゴー・オン
24. オール・ライト・ナウ
25. ウィ・ウィル・ロック・ユー
26. 伝説のチャンピオン
27. ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン

【日本盤特典】購入者限定サイト(期間限定)
パソコンにCDをセットするとスペシャル映像にアクセス可能 ※Macintosh不可
PROFILE
オリジナルメンバーは、フレディ・マーキュリー(Vo)、ブライアン・メイ(G)、ロジャー・テイラー(Dr)、ジョン・ディーコン(B)の4人。1970年結成、1973年にシングル「炎のロックン・ロール」、アルバム『戦慄の王女』でデビュー。1975年4月、シングル「ボヘミアン・ラプソディ」が世界的な大ヒット。その後も「伝説のチャンピオン」、「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった名作を次々と発表、イギリスの国民的バンドとなる。日本では1976年発表のアルバム『華麗なるレース』で初の1位を獲得。人気を不動のものとする。
1991年11月、フレディ、HIV陽性であることを公表、11月24日にロンドン・ケンジントンの自宅で死去。享年45歳。
2000年、CMやドラマに「ボヘミアン・ラプソディ」などのヒット曲が次々と起用され、“クイーン・ブーム”再到来。2004年1月28日、フジテレビ系ドラマ『プライド』のテーマ曲「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」他、挿入曲などを収録した編集盤CD『クイーン ジュエルズ』リリース。27年ぶりとなる首位を獲得。
2005年1月26日、『クイーン ジュエルズU』リリース。
2005年3月〜7月、ボーカルにポール・ロジャースを迎え、新生クイーンとしてヨーロッパ32公演敢行。
2005年9月14日、ニューアルバム『リターン・オブ・ザ・チャンピオンズ』リリース。
オフィシャルサイト
JAPAN TOUR
QUEEN+PAUL RODGERS公演
20年ぶりの来日公演!
10月26日(水)
      27日(木)
さいたまスーパーアリーナ OPEN 17:00 / START 19:00
問い合わせ:H.I.P. 03-3475-9999  http://www.hipjpn.co.jp
11月1日(火) ナゴヤドーム OPEN 17:00 / START 19:00
問い合わせ:サンデーフォークプロモーション 052-320-9100
11月3日(木・祝) 福岡 ヤフードーム OPEN 15:00 / START 17:00
問い合わせ:H.I.P. SOUTH 092-524-8981