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BEAST/PROFILE
ライブレポ(2010年12月3日)
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MBLAQ/PROFILE
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SHINee/PROFILE
ライブレポ(2011年1月7日)
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SHU-I/PROFILE
動画コメント(2011年5月11日)
今年に入り、K-POPボーイズグループが続々と日本デビューを果たしている。韓国の音楽を長年チェックしてきたファンにとっては嬉しい限りだが、同時に「彼らがスムーズに進出できるのも、先に日本デビューしたSHINHWA、東方神起、BIGBANGがK-POPの魅力を広めてくれたおかげ」という思いも強いことだろう。とはいえ、韓国ではここのところ、欧米のダンスポップ系のグループと比較しても見劣りしない……いや、それ以上の音楽性とビジュアルを持ったボーイズが増えてきているのは確かであり、今回のK-POPボーイズの日本進出ラッシュは、今までJ-POPや洋楽しか聴かなかったリスナーをも巻き込んで、予想以上の盛り上がりをみせている。
そのなかでも、日本デビューを果たし、今まさに勢いに乗っているグループたちを挙げていくと、まずはやはりワイルド系ボーイズだろう。その代表格が“野獣系”の2PMとBEAST、そして“最後のK-POPモンスター”MBLAQだ。5月末に、2PMの「Take off」が韓国グループの日本デビューシングルのなかでは初週最高の売上を記録して大きな話題となったが、ほかの2組も負けてはいない。それを証明するように、BEASTもMBLAQも日本デビューシングルが週間シングルランキングで初登場2位にランクインしているほか、来日イベントは熱狂的な大勢のファンで大変な盛り上がりをみせている。すごい勢いでファンが増え続けているこの3組も要チェックだ。
さらに、6月に日本デビューを飾るSHINeeも見逃せない。2008年に登場して以来、爽やかな笑顔を振りまいてきた彼らは、2ndアルバム『LUCIFER』をリリースした頃から、“男らしさ”もアピールするようになり、ファン層を拡大。今ではK-POPの顔としてアジア各国で絶大な人気を誇る大物グループとなった。待望の日本デビューシングル「Replay -君は僕のeverything-」を6月22日にリリース。さらなる飛躍が期待されている。
ほかにも注目すべきボーイズは数多い。元H.O.T.(90年代後半に一世を風靡した伝説のアイドルグループ)のトニー・アンがプロデュースしたSM☆SH、クリーミー系弟アイドルの大国男児、チワワ系のSHU-Iなど、カッコよさとかわいらしさを兼ね備えたボーイズも今後の展開が気になるところ。
一方、日本でのメジャーデビューはまだだが、すでに来日ライブイベントなどで話題を集めているグループも目立っている。韓国のバラエティ番組から登場して大ブレイクしたZE:A、ダンスミュージック全盛のK-POPシーンで独自の輝きを放っているCNBLUEなど。CNBLUEは、ギター2本+ベース+ドラムというシンプルな編成のロックバンドで、数多くのライブで鍛えられた演奏力とサウンドのクオリティはハイレベル。その甘いルックスからアイドルとしてみられそうだが、彼らが奏でる爽快感あふれるパワーポップは、洋楽好きのリスナーからも歓迎されそうだ。メンバーが日本語で綴る公式ブログは、すでに幅広いファン層から人気を得ている。
また、シャープなダンスと豪快なボーカルを披露するINFINITEも日本展開はこれからだがそのポテンシャルは高い。KINOとApeaceは、日本の特定の会場(ライブハウス、シアター)をベースに活動する“会いに行けるK-POPアイドルグループ”として、新たなK-POPの楽しみ方を提示してくれた。この流れが太く長いものになるかどうかは、今後の彼らの活躍次第といった感じだ。
以上、2011年5月現在、日本でも精力的に活動しているグループを中心に紹介したが、韓国では最近、Block B、B1A4、X-5といった注目のニューフェイスが続々と登場している。このようなボーイズがすぐにでも日本デビューしてブレイクする可能性もあり、ますます目が離せない状況となっているのが、現在のK-POPボーイズ事情だ。
(文:まつもとたくお)
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ZE:A/PROFILE
ライブレポ(2011年1月25日)
インタビュー(2010年11月2日)
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CNBLUE/PROFILE
ライブレポ(2011年2月4日)
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INFINITE/PROFILE
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