![]() ――アルバムタイトルが“ファンク中毒”を意味するように、いろいろなタイプのファンクが収録されていますよね。ブラスをフィーチャーした「バナナの国の黄色い戦争」など、今までにないほどのど・ファンクですが? 【スガ】 そうですね。「バナナ〜」はタワー・オブ・パワー(米国のファンク・R&Bバンド)より上手い演奏を目指した曲です。でも、スタンダードなアプローチばかりだと同じような曲調になってしまうので、HIP HOPを意識した「POP MUSIC」やエレクトロ風の「13階のエレベーター」「Call My Name」「潔癖」、UKロックテイストの「sofa」など、自分の好きな音楽と融合させていろいろなファンクを作りたかったんです。 ――「Call My Name」から「FUNKAHOLiC」がメドレーのようになっているのがおもしろいですね。 【スガ】 最初からその2曲で1セットという感覚で作っていました。実は「FUNKAHOLiC」はフルサイズの曲だったんですけど、2番の歌詞が内容的に載せられないということで、そこが全面カットになってしまったんです(笑)。でもライブでは披露できるので、どうしても聴きたい方はぜひ来てください。
――「バナナの国の黄色い戦争」の歌詞も非常に気になるのですが? ![]() ――そして、先行シングル「コノユビトマレ」ですが、「午後のパレード」の流れに近い印象を受けました。 ――では、アルバム全体の聴きどころを教えてください。 (文:井桁学)
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![]() 1966年7月28日、東京出身。 ![]()
■福耳 シングル「DANCE BABY DANCE/夏はこれからだ!」インタビュー |