ORICON STYLE

2006年12月13日
SPECIAL INTERVIEW
Tommy heavenly6

Tommy heavenly6の新曲「I ♥ XMAS」は、まるでドラマのワンシーンのようなクリスマスソング。強がって仕事をしてるけど、でもやっぱり今夜は君に会いたい・・・。そんな想いを表現したミディアムロックだ。

働く女性のクリスマスっていう設定になりました
──ハロウィンをテーマにした「Lollipop Candy♥BAD♥girl」から約2ヶ月。7thシングル「I ♥ XMAS」は、そのタイトル通りクリスマス・ソングですね。
【Tommy heavenly6】 はい。イベントものが続いてます(笑)。

──そういえばハロウィン当日は何かやったんですか?
【Tommy】 普通に仕事してましたね。あと風邪をひいちゃって病院に行ったりもして。なんか微妙なハロウィンでした(笑)。

──あんなにコンセプチュアルなシングルをリリースしたから派手なパーティでもやったのかと思ってました。
【Tommy】 でも、あの曲の制作をやってた頃に、もうハロウィン気分はたっぷり味わってたんですよ。夏頃に“カボチャがどうしたこうした”とか言ってましたから。だから当日は“あれ?今日だっけ?”みたいな感じでしたね。で、そういう意味ではハロウィンの日は、すっかりクリスマス気分になってたんですけど(笑)。

──そっか(笑)。で、その「I ♥ XMAS」。軽くてポップな印象のタイトルとは裏腹に骨太なミディアムのロックチューンですね。歌詞にも、ややシリアスな雰囲気があるし。
【Tommy】 この曲は『火曜ドラマゴールド』のエンディングテーマなんですが、ドラマのプロデューサーさんから“強い女性像”とか“現代の働く女性”とか、そういったテーマで曲を作ってほしいというリクエストがあったんです。せっかく12月リリースなので、どうせならクリスマスを舞台にしようって思ったんですね。それで、こういう働く女性のクリスマスっていう設定になりました。

──2つのテーマが組み合わさってるんですね。
【Tommy】 そう。私が想像する働く女性のクリスマスの夜っていうのを歌詞では表現していて。そういう人って、あんまりアニバーサリー的なものにこだわらない気がするじゃないですか。彼氏に対しても“お互い忙しいクリスマスにわざわざ会わなくてもいいんじゃないの?お正月休みに旅行でもしましょう”とかクールに言いそうな感じっていうか。それで、そんなふうに考えて仕事をしてるんだけど、やっぱりクリスマス当日になると、なぜかせつなくなって会いたくなっちゃう・・・というようなストーリーです。だから初めは“クリスマスなんて”とか言ってるんだけど、でも最後は結局は“クリスマス大好き!”みたいな。それで「I ♥ XMAS」っていうタイトルになってるわけです。

今回は歌詞もサウンドも、わりとピュアなTommy heavenly6を前面に押し出してます

──なるほど。クリスマスソングとは言っても、いわゆるクリスマス的なアレンジではない。これは?
【Tommy】 実は、いろいろクリスマスっぽい音も一度は入れてみたんですよ。ベルや鐘の音を。でも合わなかったんで結果的にはシンプルなアレンジにしました。今回は歌詞もサウンドも、わりとピュアなTommy heavenly6を前面に押し出してますね。

──曲の中盤に主人公が、やっぱり彼氏に会いたくなって駆け出すシーンがあるじゃないですか。<間に合って/今日中に会えますように>っていうフレーズとか、めちゃくちゃいいですね。
【Tommy】 そう、そのへん超かわいいの(笑)。思わず彼のところへ走り出しちゃうんです。でも、よく考えると相手を振りまわしてるだけなんだけどね。会わないって言ってたくせに急に“やっぱり今日中に会って!”だなんて(笑)。

──まるでテレビドラマみたい。
【Tommy】 そういうイメージで書いたんですよ。このままのストーリーでベタなドラマを撮りたいって思いましたもん(笑)。

──でもビデオクリップはドラマ仕立てじゃないですね。
【Tommy】 私がやったらギャグっぽくなっちゃうから(笑)、それとは別のイメージで作りました。今回のビデオクリップは、ひとつの画面の中でTommy february6とTommy heavenly6が共存しているシーンがあるんですよ。サンタクロースをはさんで2人が、ちょうど天使と悪魔みたいなイメージでいるんです。そこらへんにも注目してもらえると嬉しいですね。
(文:大野貴史)