ORICON STYLE

2006年11月08日
m-flo loves BONNIE PINK SPECIAL INTERVIEW
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冬だし暖かいムードの曲がいい

――2組の出会いは?
【BONNIE PINK】
 2000年にJ-WAVE主催のイベントで一緒になったのが最初で、それからライブやイベントなどでちょくちょく顔を合わせるようになって。一昨年7月くらいに、m-floのラジオ番組にゲスト出演したとき「今度は私もよろしく!」って(笑)。
【VERBAL】 実は『ASTROMANTIC』を作っている頃から、BONNIEの名前は出ていたんですよ。それもあって、じゃあタイミングが合うときにやりましょう!ということで。

――この1年ツアーやリリースで、2組ともすごく忙しかったはずなんですが、制作はいつくらいに?
【BONNIE PINK】
 7〜8月ですね。実際に会って作業をしたのは、お互いのスケジュールがなかなか合わなくて、何回かくらいしかなかったけれど。でもひとりで曲について考える時間も有意義でしたよ。

――☆Takuさんの中では楽曲のイメージは最初からあったんですか?
【☆Taku】
 最初はドラムンベースの曲だったんだけれど、ちょっと悲しげなムードになっちゃって。でも、冬だしもっと暖かいムードのほうがいいんじゃないかと思い直して。それで、もう1曲試したいんだけれどいい?ってできたのが「Love Song」なんです。最初の曲も完成度が高かったから、もう1曲って頼むのはすごく気が引けたんだけれど・・・。
【BONNIE PINK】 すごく気を遣ってくれたんだよね。

ラブソングとは聴くものではない。誰かに聴かせるものである

――「Love Song」というタイトルとテーマはどうやって?
【BONNIE PINK】
 それは私が勝手に決めちゃったんです。と言うか、最初に書いたサビの歌詞に「Love Song」って言葉が入っていて。それをそのままタイトルにするのが、潔いんじゃないかと思って。
【VERBAL】 もうね、「Love Song」って聞いたら、他に考える必要は何もなかったですから。
【☆Taku】 それで歌詞の作業を進めるとき、BONNIEからも積極的に“往年のラブソングのタイトルを並べるのはどう?”ってアイディアを出してくれて。
【BONNIE PINK】 自分で「Love Song」と付けちゃったから、そこに集約されるような内容にしないといけないと思って。聴いてくれた人が“こういう曲あったよね”とか、“こんな曲もあった”って、自分のことと重ね合わせてくれたら嬉しいし。世代を超えて繰り返し聴かれてきた往年のラブソングのような存在に、この曲もなれたらいいなと思った。それにラブソングと言えば男女のデュエットだけれど、ラップとボーカルのデュエットというのも新しいかなって。
【☆Taku】 確かに曲の構成的にも、ボーカルとラップが交互で、デュエットの要素は強いよね。
【BONNIE PINK】 ちょっとギクシャクしてきたカップルが、ラブソングを聴いて、恋の始まりのときのドキドキ感を思い出すみたいな歌なんですけれど。VERBALさんのラップは、すごくそのドキドキ感を思い出させてくれるなぁと思った。3人とも角度は違うけれど、みんな同じ「Love Song」という終着点に向かってできたと思いますね。

――では最後に、ラブソングとは?
【BONNIE PINK】
 久保田利伸 with ナオミ・キャンベルの「LA・LA・LA LOVE SONG」とか?私は、世の中の音楽の8割は大きく分けてラブソングにカテゴライズされると思っているんですけどね。
【VERBAL】 僕は普段ラブソングってあまり聴かないからな。失恋したときはビリー・ホリデーを聴くけど。
【☆Taku】 いや、ラブソングって自分で聴くものじゃないんですよ。誰かに聴かせるものなんだと思うなぁ(きらりっ)!
【VERBAL】 それ、くさいよ(苦笑)。
【BONNIE PINK】 オチに決定・・・(爆笑)。

(文:榑林史章)