ORICON STYLE

2006年07月05日
DuelJewel SPECIAL INTERVIEW
夏をイメージした疾走感あふれる曲

――「azure(アジュア)」は夏らしい爽やかな曲ですね。
【隼人】 リリースが夏だし、デモをShunが持って来た時点で夏のイメージがあったんで。
【Shun】 僕が曲を作った時点では、それはなかったんですけど(苦笑)。
【ばる】 でも詞が乗ったら、夏を感じさせて。

――リズムもすごく疾走感があって。
【ばる】 アレンジもそこまで難しく考えないで単純にシンプルに、疾走感が出るように。
【Natsuki】 ベースは、エーイ!みたいな感じですね。
【一同】 (笑)
【Natsuki】 基本ストレートで、遊べるとこ遊んでって感じですね(照笑)。

――ギターソロから後の中間部は遊んだところ?
【Shun】 そこはうちらしさと言うか、勝負って言うか見せどころと言うか。おおっ?って思われるのが欲しいから。どこかしら毒がないと。記号を並べただけの音楽には絶対したくないし。誰でもできることをやっても仕方ないし。
【祐弥】 初めのデモはもっとすごかったんですよ。どんどん削っていって、ちょうどいいところに落ち着いたなって。

――歌も、気持ちのいいメロディと激しいシャウトが両方あって。
【隼人】 シャウトがメインだけどサビで突然メロディアスになったり、そういう曲が好きなんで、その逆の発想で。シャウトの部分は毒になる部分なんで、思い切って、中途半端にならないように頭を切り替えて録りました。

――歌詞は切ない恋愛の想いを歌ってますね。
【隼人】 中学生の頃の自分みたいな。好きな気持ちを上手く伝えられない時期があるんですよ、男の子は。その頃の甘酸っぱい記憶を夏にひっかけて、夏休みに入ると会えなくなっちゃうみたいな切なさを。

“DuelJewelの広がりが感じられる1枚

――カップリングの「versus(バーサス)」は、ばるさんの作曲で、これまた全然違う世界ですが。
【隼人】 現実離れした戦いみたいなイメージで。ゲームの『ファイナルファンタジー』とか、アニメの戦いのストーリーみたいな。
【ばる】 
テーマは戦いですから(笑)。
【隼人】 でも、どこかで戦うことの無意味さとか悲しさも表現したくて。そういうことって世界中で起きてるけど、好きでやってるんじゃなくて、理由とか葛藤があると思うんですよ。それがいい形で表現できましたね。
【ばる】 僕はギターもそんなに弾けないし、伝えるのが難しくて。試行錯誤して、録って行くうちにだんだん見えてきて。
【Natsuki】 すごく見えなくて、困るぐらい見えなくて。でも出来上がりはすごくいいんで、不思議な感じですね。

――「茜色の街」はしっとり優しく。
【Shun】 映画の主題歌になった、ピアノのバージョンなんですけど、こっちもせっかくだから入れようと。
【隼人】 楽曲の幅を狭めたくないんで、それがいい形で3曲入ってるんじゃないかと。

――ジャケットもいかにも夏な感じで。
【隼人】 『azure』ってタイトルは、“空色の”っていう意味で、アー写もジャケットもPVの映像も空の色をすごく入れてもらいました。テーマはazure(空色)のカラーです。

(文:村山幸)