ORICON STYLE

2006年05月24日
倖田來未 SPECIAL INTERVIEW
恋をしているくぅちゃんのほうが等身大

――「恋のつぼみ」って、ドラマの内容とピッタリですね。女の子の素直な心と一生懸命さが滲み出ていて共感します!
【倖田】 体当たりでプレゼンしたんですよ〜。何故かっていうと、私も主人公の女の子と同じようにコンプレックスだらけやから。今はダイエットとか何やかんや努力をして、なんとか倖田來未を維持している状態なので(笑)、そういう意味でもすごく共感したから、どうしても一緒にお仕事をしたかったんですよ。

――今までも大阪弁の歌はありましたけど、シングルの表題曲としては初めてですね。
【倖田】 そうですね。これは関西弁のおっちょこちょいの女の子という設定で書いたんですけどね。自分らしさを考えたときに、やっぱり倖田來未というよりは、恋をしているくぅちゃんのほうが等身大だったから、かなりリアリティのある歌詞になったかな。

――自分が経験してきた、あんなことやこんなことを思い出しながら?
【倖田】 そう、“あるある〜!”って思われるようなことを書きたかったから。全然お洒落してない日に偶然大好きな人と出くわしてしまって“なんでこんなときに会うのよ〜バカバカッ!”みたいなときってあるでしょ?

――すごくある(笑)。サウンドも飾り気なく、だけどカラフルな水玉模様みたいですよね。
【倖田】 倖田來未というよりも『ブスの瞳に恋してる』としての音楽と映像の融合を目指したかったので、音に関しても内容にマッチするような音色だったり楽器だったりを選んで作りましたね。倖田來未は生モノだから、いつも変化し続けて生きたいという意味でも、ドラマに染まれたんじゃないかな?

私の今の夢は、女性のキレイ寿命を長くしたい!

――ところで歌詞にある“好きやっちゅーねん!”って言葉は、私の解釈でいうと“好きなんだってば!”みたいな?
【倖田】 まさにそう。“好きやって言ってるやん、このボケ!♥”くらいの最上級の勢いですよ。

――(爆笑)!
【倖田】 だから女の子はあまり使わないですね。めっちゃ束縛するタイプの私みたいな女の子が、男性に言わせる言葉ですよ。“私のこと好きとちゃうのっ!?”“だからぁー、好きやっちゅーねん!”みたいな?

――男性側に言わせると(笑)。
【倖田】 言わせることも大事ですよね〜。

――(笑)しかも歌では、まだ告白してないんですよね。まだ、つぼみ状態ですからね。
【倖田】 そう、片想いなんですよ。私の今の夢が、女性のキレイ寿命を長くしたいってことなんですね。たとえば結婚してしばらくすると、ダンナの前でキレイでいることを忘れてしまってる人がいると思うんですよ。女性って自分のキレイの寿命を自分で決めてると思うのね。50歳でめっちゃキレイな人もいれば30歳でオバハンになってる人もいるし。

――そっか。つぼみを咲かせるためには、お肌の手入れとか努力も必要だと。
【倖田】 友達に背中を押してもらったり、勇気を振り絞ったりね。花を咲かせるために頑張ってほしいなって。そういう想いを、ドラマを観ている女性たちに歌を通して伝えられたらいいなって思っています。
(文:三沢千晶)