ORICON STYLE

2004年10月27日
Gackt ORICON STYLE SPECIAL COMMENT
中島美嘉のコメント映像が見れます!!
  ガクト
  約1年ぶりの新曲は等身大の男を描いたラブバラード
PROFILE
7月4日生まれ、A型。
1999年5月、ミニアルバム『Mizerable』でソロ活動スタート。
2004年の今年は、2/25にこれまでのシングルを収録した『THE SIXTH DAY〜SINGLE COLLECTION〜』を、5/26にこれまでの楽曲をアコースティックアレンジしたアルバム『THE SEVENTH NIGHT〜UNPLUGGED〜』を、9/15にツアーファイナルの模様を収録したDVD『THE SIXTH DAY & SEVENTH NIGHT 〜FINAL〜』をリリース。
10/27には約1年ぶりのシングルとなる「君に逢いたくて」をリリースした。
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PLAY MOVIE
1. コメント&PV 「君に逢いたくて」   play
動画はWindowsMedia Playerで御覧になれます。
NEW RELEASE
君に逢いたくて
Gackt
CRCP-10078/シングル
2004.10.27/\1,200(税込)
日本クラウン
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PRESENT
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多数のご応募いただき、ありがとうございました。プレゼントの当選は、発送をもって換えさせて頂きます。
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表紙:Gackt
10月29日(金)発売

詳細&購入

“幼い頃のGacktを囲む景色”を今回は辿っていく…。
眼前に広がる沖縄の青い海、太陽の下での追いかけっこ――そんなきれいな思い出話を期待していたが……。そこはGackt、思い出話もビックリの連続だった。もちろん、新曲「君に逢いたくて」の秘話もたっぷり。
不器用男のラブバラード…今回のシングル「君に逢いたくて」で歌われているのは、生身…等身大のGacktの姿である。Gacktもミュージシャンである以前に一人の男。そして、男とは過剰なロマンチストであり、惨めなくらいに不器用な生き物。Gacktが晒けだしたリアルな恋愛風景こそ、世の男の真実の姿なのだ。「君に逢いたくて」で披露した男心の原風景を、さらに奥深く晒け出す…まさに、“Gackt、男をかく語りけり”!

自分の恋愛観をもう一度見つめ直させてくれるっていうのが、ラブバラードの定義

――今回のシングルは2曲ともバラードで、しかも、歌詞がいつものGacktさんとは違って、男の等身大の恋愛模様を描いてますよね。
【Gackt】「今までにしてきた恋だったり、恋愛観だったり…そういうのを出してみたんだよね。あまり、自分自身を等身大に描くっていう事をしないんだけど、今回に限っては等身大に描いてみたというか…」

――男性が聴いても、親近感を覚える歌詞でもあるし。
【Gackt】「男だったら、誰しも一度は経験があるでしょ?上手に届けられない感情っていうか…。不器用だからこそしてしまう…優しくしてあげられない感情っていうのかな…」

――Gacktさん自身も不器用かな?っていう部分があったりします?
【Gackt】「うーん…不器用なとこもあるよね。好きだっていう気持ちを言う事はあるんだけれども、優しく出来ない瞬間があったり…。そういう時に、僕は一体何やってるんだ…って、思う時はあるよね。」

――その不器用加減は、二曲目の「ピース」で出てますよね。
【Gackt】「サヨナラの別れ際にピースサインを出すっていうのは、自分の精いっぱいの強がりだと思うんだよね。男だと、それもあるじゃない? 強がり、やせ我慢、ぶっきらぼうな態度…」

――まさに男の不器用三原則みたいなもんですよ(笑)。
【Gackt】「ホント、そう(笑)」
――Gacktさんのいいバラードの条件みたいなのはありますか?
【Gackt】「どんな恋をしている時でもその曲を聴くと、当時の感情が甦って来る…自分の恋愛観をもう一度見つめ直させてくれるっていうのが、僕のラブバラードの定義のような気がする。"あの頃に戻れる…"っていう事だよね」

――今回のシングルは女性ファンももちろんだけど、男性ファンにも聴いてもらいたいですよね。
【Gackt】「そうだね。世の中の男性に、聴いて口ずさんでもらいたいよね…特に、大切な人が側にいる人は、聴いて欲しいなと思う。それで、側にいない人はなおさら聴いて欲しいなと思うよね」

――男は部屋で一人で大泣きしながら聴くというか…(笑)。
【Gackt】「強がってるのが男なんだよね(笑)。だけど、男ってバカなくらいにロマンチストでしょ? 過剰なロマンチストで、ホントに落ちる時っていうのは、わざわざ自分でそういう音楽を掛けるからね(笑)」

――ある意味、女性よりも過剰ですよね!(笑)
【Gackt】「過剰だね。で、しかもなかなか吹っ切れない(笑)。なかなか次の恋に向かえない。いつまで経ってもどこか引きずるとこもあるしね」

雪が好きなんだよね…。全部真っ白に染めてくれるじゃない

――「ピース」に秋っていう季節が出て来るんですけど、Gacktさんの中で秋は印象的な季節だったりします?
【Gackt】「好きな季節の一つだよね。まず、僕は冬が大好きで。冬に向かう秋っていうのは、肌寒くなって来て…好きな人と寄り添える季節になって来る…距離が近くなる季節じゃない?心の距離も近くなるし。寄り添ってて心地いい季節っていうのは、好きなんだよね」

――Gacktさんの中で冬が好きだっていう、一番の理由はなんですか?
【Gackt】「雪が好きなんだよね…。全部真っ白に染めてくれるじゃない。どんな汚い街でも濁った空気でも、雪が降った瞬間、全部真っ白にして空気を透明にしてくれるっていうか…透き通らせてくれる。それが好きなんだよね。七年ぐらい前かな? 東京が大雪で真っ白に染まった時には感動したよね。何から何まで真っ白でさ。陸橋を車で登って、はっと見渡すと、ずっと向こうまで白い道路が続いてる。そういうのを見ると、何もいらないな!と思うよ。そして唯一、都会が静かになる瞬間でしょ。ニューヨークで大雪が降って、街中が停電した時かな。殺人が一つもなかったのって、その時だけなんだよね。必ず毎日殺人がある街じゃない。その日に限って、殺人がなくて、静かな夜だったっていうのを聞いて。まんざら悪くもないなと思って」

――やっぱり雪の白さは心を浄化させるんですかね。
【Gackt】「積もったばかりの雪に覆われた街を見て、どんなに寒くても交通が不便だったりしても、綺麗だって思うでしょ? なぜか分からないけど雪が降って来ると、妙にニコニコしてしまうし。あと、都内で雪が降るっていう光景はホントに美しいなぁと思うよね。これはもう、完全に自己満足の世界だけど…雪が積もった車のドアを開けてエンジンかけるじゃない? エンジンかけた瞬間に、雪が積もってるから見えないよね? そして、ワイパーを回して雪を落とすでしょ。その瞬間が僕はたまらなく好きなんだよね。『私をスキーに連れてって』の見過ぎなのかもしれないけど(笑)」

――Gacktさんからその映画の名前が出るとは思わなかったです(笑)。
【Gackt】「かなり好きなんだよね。やっぱり、スキーが大好きだったっていうのがあって。初めて『私をスキーに連れてって』を見た時に、何て言うのかな…スキー自体を描いている映画じゃないけれど、雪の中で、自分の好きな人に会いに行くっていうそのシチュエーションが素敵だなと思って。 ユーミンの音楽が流れてて、ただひたすら雪の中を車で走ってるっていうシーン。それって、きっとみんなその瞬間を感じた事があると思うんだよね。雪道に音だけが響いて、待ってる人がいるっていう。あの映画は凄く好きで思い出すんだよね!」

(文:梅沢直幸)
(撮影:塚越健治)