ORICON STYLE

2004年9月22日
Rie fu ORICON STYLE SPECIAL COMMENT
  リエフウ
  グローバルで自由な環境で培われた芸術的才能
PROFILE
7歳から10歳までアメリカのメリー・ランド州で過ごす。
当時から身近に流れていた70'sアメリカン・ポップスや賛美歌に影響を受ける。
帰国後は、東京で学生生活を送りながら、ピアノとギターでソングライティングを開始。
2004年3月24日、シングル「Rie who!?」でデビュー。
英語/日本語使い分け、穏やかなメロディと日本人離れしたセンスで話題を呼ぶ。
2004年9月23日、シングル「Life is Like a Boat」をリリース。
牧師から聞いた話が元に作られた今作、優しいメロディーが印象的な一曲。
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NEW RELEASE
Rie fu
「Life is Like a Boat」
QQCL-2/シングル
2004.9.23/\1,020(税込)
Palm Beach

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オリコンとUSENのコラボレーション企画
『oricon power next』に決定したアーティストの楽曲がUSENでオンエアーされます。
『AE29 週間HITチャート オリコン』番組内で、推薦月の第1木曜日の10:00から次月の第1木曜日の10:00まで』の1ヶ月間。オリコンだけでなく、USENも注目しています。
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Rie fuの2ndシングル「Life is Like a Boat」は、彼女が今に至る人生の岐路に立った時の自身の心境を歌った穏やかなミディアム・ナンバー。そんな本作に加え、ロンドンの芸術大学で学ぶアートの話、彼女の音楽の背景にある生活環境、今後の展望について語ってもらった。



――昔から聴いているお気に入りのアーティストは?
【Rie fu】 カーペンターズは小さい頃からずっと聴いていたので、影響はすごく大きいですね。“こういうきれいな声になりたい”って思っていたし、歌詞も悲観的な内容だったりするんだけど、それを美しく、聴く人を癒すように歌っているところは魅力だなって。あと、キャロル・キングはシンガー・ソングライターとして名曲を何曲も書いていて、2組とも自分と重ねて考えたいところが多いアーティストです。

――育った環境において今の曲作りに影響している部分はありますか?
【Rie fu】 小さい頃からキリスト教系の学校に行っていて、賛美歌のきれいな和音に触れていたり、聖書の普遍的な内容とか人間の芯の部分や道徳的なところ、いちばん大事なものは何かとか、そういう話を小さい時から聞いていたので、疑いもなくストレートに受け止められたのが大きかったですね。

――7〜10歳までを過ごしたというアメリカでの生活を振り返ると?
【Rie fu】 小学校では運動会があったり美術のコンクールに応募したり、自分の才能を発揮できる場がいっぱいある自由な環境でした。

――それがロンドンの芸術大学への進学に繋がるわけですね。では作曲を始めたきっかけは?
【Rie fu】 2年前の大学受験の時、遊びでギターのコードを弾いてみたら曲ができたという感じで。美大の受験だったんで、作品を作って見せなきゃいけないんですけど、油絵とかにはやはり技術が必要で、思うような色や絵にならないこともあったんです。でも音楽は頭に浮かんだメロディがそのまま曲になって、それがすごく気持ちよくて。表現のし方は違うけど発してる自分は同じというところで、両方のバランスが保てるようになった感じでしたね。
――大学ではグラフィック・デザインを専攻しているそうですが、その魅力とは?
【Rie fu】 何かを伝えるコミュニケーションの方法なんだけど、言葉を使わずに誰もがわかる形でストレートに表現できること、日本と違って分野が広くて、ファッションのブランドを立ち上げている人もいるし、コンピュータに限らずいろんな方法で表現できるんで、それがすごく面白いなって思います。



――ニューシングル「Life is Like a Boat」はどんな構想から生まれたんでしょうか?
【Rie fu】 高校の礼拝の時間に牧師から聞いた“人生はボートを漕ぐようである”という話が元になっていて。ボートって後ろを向きながら漕いでいては見えない、つまり自分の来た道は見えるけど、未来は見えない。でも、自分の力で漕いで行くっていうような話を聞いた時、自分の絵のイメージや世界観が広がったんです。

――実際に形にしたのはいつ頃なんですか?
【Rie fu】 昨年の夏なんですけど、ちょうどその時に留学が決まったり、たまたま送ったテープでデビューの話が来たり、自分の予想もしていなかったことが起きたんです。人生には、波というか、自分ではコントロールできないこともいっぱいあると思うんですけど、そういう波を実感できたので、その時の自分の心境と牧師さんの話を織り交ぜて作った曲です。

――日本語と英語を混在させている意味合いは?
【Rie fu】 ボートがテーマになっていて、聴いていて波にもまれてるような感じなればと思ったので、音的にも英語と日本語の感覚が波の満ち引きみたいになればいいなって思ったんです。

――カップリング「Voice」に関してはどうでしょう?
【Rie fu】 これも昨年の夏の留学前に書いたんで、その時の不安や反面楽しみだったり、音楽と両立できるかなっていう思い、あとどんな仕事でもやらなきゃいけないからやってる人もいるんじゃないかっていう疑いが出てきてしまったり。そういう気持ちが混ざって出てきた曲です。“Voice”は自分の中の声ということで、考えなくてもいいことを考えてしまう自我に対する葛藤みたいな歌ですね。

――ところで、日本とイギリスを行き来する生活によって何か音楽的に変化はありましたか?
【Rie fu】 型にはまらなくなったことですね。曲でもA・Bメロ、サビという構成から入るんじゃなくて、単純にギターのリフがすごくカッコよくてただそれを繰り返してるとか。ノリや感覚で曲を作ったりその範囲を狭めないっていうのがイギリスに行ってから変わったことです。

――そんな中での新曲やグラフィックとのコラボも期待できそうですね。では最後に、今後の抱負を聞かせてください。
【Rie fu】 アートではミュージックビデオやジャケットなどの平面のデザインを勉強していこうと思ってます。音楽では、鼻歌みたいな感覚で自然体の、聴く人にも鼻歌みたいに歌える曲、幅広く捉えられて共感できる曲を作りたいです。それが唯一の Rie fu のこだわりですね。
(文:水白 京)