ORICON STYLE

2004年7月30日
U.S.デビューを控えたUtada。世界初のインタビュー!!
Utada ORICON STYLE SPECIAL COMMENT
全米デビュー!「みんなついてきやがれ!」
PROFILE
1983年1月19日 ニューヨーク生まれ。
2002年1月、Island Def Jam Music Groupと洋楽アーティストとして専属契約を結ぶ。10月5日には全米デビュー・アルバムとなる『EXODUS』のリリースが決定した。日本発売は9月8日に。
スペシャルゲストとして、Mars VoltaのJon TheodoreやTimbalandが参加。ウィットに富んだリリックと、緻密に構成されたメロディが注ぎ込まれ、オルタナティブ、ポップ、ダンス、ファンク・グルーヴがミックスした作品に仕上がっている。
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『どうせ新人なんだし』
 <TOYOTA>や<SONY>や<HONDA>に続き、全米を席巻するであろう、その名も<Utada>。いよいよ今秋、そのU.S.デビュー・アルバム『EXODUS』がリリースされる。  それに先駆けて、Utadaロング・インタヴューが行なわれた。ニューヨークで逢った彼女は日本における「宇多田ヒカル」通常仕様のまんまで、特別気負うこともなく例の飄々とした「人生愉しんでます!」スタイルであった。だわなー。

ほぼ完全セルフ・プロデュースかつワンマン・レコーディングという、文字通り彼女の世界観を丸1年懸けてそのまま注ぎ込んだ作品なだけに、「邦楽」とも「洋楽」ともつかぬ、少なくとも現在のU.S.音楽シーンにぽっかり空いた穴を埋めてあまりある、意欲的で「新しい」楽曲達が満載だ。「今って、『新しい音楽はないのかよ?』ていう雰囲気がアメリカ中に漂ってるような気がして。『じゃあ新しけりゃ新しいほどいいじゃん!』『どうせ新人なんだしぃ』みたいな(笑)」
 そんなアーティスト魂炸裂の彼女をよそに、巷では「日本一CDを売る彼女が、アメリカでも通用するか?」的な低次元の話題が先行するのは間違いなかろう。イチローの時も松井秀喜の時も、そうだった。しかし彼女自身が<Utada>に向かった理由は、もっと根源的だったりする。「<宇多田ヒカル>として邦楽をどんどん追究してるうちに、『英語の歌詞だったら作れる音楽』ていうのが、どっかに知らないうちにどけられていて。それがだんだん洗濯物のように溜まってって――『あ、どうにかしなきゃ!』みたいな(笑)」

彼女にすれば、今回は「<邦楽的な自分>じゃなくて<洋楽的な自分>の出番!」というノリなのかもしれないが、そのアーティストとしての真摯な姿勢はやはり信用できるのだ。
(取材:文/市川哲史)

<このインタビューの全貌は新創刊雑誌『oricon style』で>
新装刊oricon styleの第2号。全米デビューを目前に控えたUtadaのNY現地取材での最新インタビュー、話題満載の特別企画。
7/30発売!
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