2014-12-17

超痛快&爽快エンターテインメント “驚異の身体能力”から繰り出す生身のアクションに呆然!

  • ZENインタビュー ルーツが健在!ド迫力の無重力アクション
  • ここを観ろ!激アツレビュー 生身の体から繰り出すアンビリバボーな神業!!
  • Blu-ray&DVD公式サイト

パルクールパフォーマー ZEN 僕らの世代にはない…一線を超えて自分を鍛える発想

 『フルスロットル』に出演するダヴィッド・ベルが共同創始者のひとりである“パルクール”の日本の第一人者であり、世界中で活躍するパフォーマー・ZEN。 同作の宣伝隊長も務めたZENに、同作とベルのすごさ、じわじわと話題が広がるパルクールについて聞いた。

ゼロG=無重力のパルクール映像 feat.ZEN

ルーツが健在!なおかつ第一線で現役

ZEN インタビュー

ZEN インタビュー

――改めて映画『フルスロットル』の感想をお願いします! ZEN 主演のダヴィッド・ベルは、パルクールのカルチャーにおいてほぼルーツの人で、『アルティメット』(2004年)が登場した当時、すでに僕らのシーンでは話題でしたが、それ以降、彼がシーンから距離を置いてしまって。引退とかいろいろな憶測が飛び交うなか、今回の『フルスロットル』に主演していることをニュースで知りました。そのとき、トレーニングを続けていたかどうか疑問がわいたけれど(笑)、今回の映画を観て、改めて健在ということを思い知らされました。ルーツが健在で、なおかつ第一線で現役ということは、僕らには心強いことです。

――そのルーツによるパルクールは、レベルが違いますか? ZEN 今のパルクールは、比較的パフォーマンスが中心ですが、ダヴィッド・ベルの世代では基礎を大事にしています。もともとパルクールはトレーニングにルーツがありますが、そこを重視している人ですね。僕らの世代にはないような体の強さと気持ちで技を繰り出していて、スキルを身に付けるだけじゃなく、その一線を超えて自分自身を鍛える発想は彼の世代だけのもの。しっかり着地の技術が刷り込まれている人は、まったく動きが違いますね。

――ZENさんにとって、パルクールの魅力とは何でしょうか? ZEN パルクールの基本にはトレーニングのメソッドがあるので、自分自身を知る機会がパルクールを通して、すごく増えました。普段深くは考えないけれど、自分の限界を知ることで、次に活かせる点が魅力ですね。自分の今の限界を知らないことには、現状を押し上げることができないし、自分が思っている以上に、できないことも多い。パルクールは限界を知った上で挑戦していくものなので、行きすぎず、溝を埋めていけるところも魅力です。

ベルが映画で体現していることを伝えたい

ZEN インタビュー

――パルクールを映画で表現する作業は、大変でしょうか? ZEN 映画として成立させるために、パルクール以外の要素を採り入れることもあると思いますが、ダヴィッド・ベルが嫌がるかなあって想像しますね(笑)。彼自身、見せ切るシーンでは、パルクールだけにこだわらず見せ切る努力をしていて、彼なりのこだわりがあると思います。それは映画を観ていて感じるけれど、でも違和感はまったくない。ちなみに僕は序盤のシーンの敵が、彼が演じるリノの部屋のドアを突き破ったと同時に、内側から突き破り返すシーンが大好きです(笑)。『アルティメット』でのこのシーンも最高でしたが、今の彼のスタイルで観られるので、これほどうれしいことはなかったですね。

――『フルスロットル』宣伝隊長を務めることについては? ZEN まず、日本の若いパルクールのプレイヤーが映画を観ることで、自身を見直す機会になればいいなと思います。トレーニングをしないでハデな方向に行っている自分の姿とルーツを見比べれば、自然にパフォーマンスを見直すきっかけになると思う。僕自身も映画を観て、彼が体現していることが伝わってきて。僕は日本でそれを広めることで、映画にもパルクールにも協力できると思ったので、それがうれしかったですね。今はベルの名前を知らないプレイヤーもいるので、彼自身やパフォーマンスのすごさを掘り下げて伝えられればうれしいです。

――また、PR用の特別映像(ゼロG=無重力のパルクール映像 feat.ZEN)を撮影した感想はいかがでした? ZEN お話をいただいたときは純粋にうれしかったですし、ルーツであるダヴィッド・ベルの主演作と同じタイトルを借りて、言わば一緒にやれることがうれしかったですね。パルクール界に奉仕もしているというか、関われている気がして、気分がよかったです(笑)。彼の動きに敬意を払って、彼が体現していることを少しでもできればと思い、そういうスタイルを考えて撮影させていただきました。僕のなかでは彼なら何をするかな? と考えながら作っていったシーンもあるので、もちろん僕自身のスタイルもありますが、ベルの気持ちになって作りましたね。

――最後にブルーレイ&DVDを観る方へ、メッセージをお願いします! ZEN 僕らはパルクールの映画が登場すると知れば、シーン全体で期待して、毎回よく観ていますが、今までは『アルティメット』と『YAMAKASI』(2001年)くらいしか勧められなくて(笑)。ちょっと違う要素が混ざっているかなという映画もありました。その意味では『フルスロットル』にはダヴィッド・ベルも出ていて、もう間違いない! 彼もただのプレイヤーじゃなくて、俳優として主演も飾る実力がある人なので、ただ上手いだけじゃなく、役柄に寄せて自分のパルクールをやっている。そういう人はなかなかいないので、とってもオススメですね!

(文:鴇田 崇)

フルスロットル

超人的身体能力より繰り出されるパルクールアクションが炸裂!!

 2018年、デトロイト。郊外にある“ブリックマンション”と呼ばれるエリアは、暴力とドラッグがはびこる無法地帯――そのなかは、まさに“弱肉強食”の世界となっていた。  腕利きの潜入捜査官ダミアンは、優秀な警察官だった父親を“ブリックマンション”のボス、トレメインに殺されており、その復讐に燃えていた。そして、トレメイン一味に盗まれた最新鋭の中性子爆弾を止めるため、“ブリックマンション”への潜入捜査を命じられるダミアン。爆発まで残されたタイムリミットは、わずか10時間!  ダミアンと組むことになったのは、“ブリックマンション”で生まれ育ったリノ。リノはトレイメンに、元恋人のローラを人質に捕られていた。何かとかみ合わず、反目しあうダミアンとリノ。だが、共通の敵・トレメインを倒し、街を、そして囚われたローラを救うため、頭脳と肉体を駆使して、たった2人で“ブリックマンション”に立ち向かう!

監督:カミーユ・ドゥラマーレ
脚本:リュック・ベッソン
出演:ポール・ウォーカー ダヴィッド・ベル RZA カタリーナ・ドゥニ

ブルーレイ&DVD発売、レンタル中

◆【初回限定生産】フルスロットル ブルーレイ&DVDセット(2枚組)
 発売日:2014年12月17日
 ブルーレイ&DVDセット発売・レンタル開始/デジタル・レンタル配信開始
品番:ワーナー・ホーム・ビデオ 1000536806
価格:3,790円+税

(C)2013 EUROPACORP - BRICK MANSIONS PRODUCTIONS INC.
発売元:アスミック・エース、ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント