今やすっかり落語家として定着した桂三度。6月8日には師匠である文枝プレゼンツの落語公演に出演が決定。3年間の落語家としての生活で得た、落語の難しさや可能性についてはもちろん、落語家に転身した“真相”についても語ってくれた。

師匠の前でスタンダップコメディって…

桂三度

――桂文枝師匠プロデュースの落語公演が東京で初めて開催されます。記念すべき第1回が桂三度さんを大々的にフィーチャーされてますね!
【桂三度】 ……そうですね。 ──露骨な落ち込みっぷりですね(笑)。
【三度】 いえ! 東京でこんなに気軽に(文枝)師匠の落語を観る機会はなかなかないので、上方落語に触れるいい機会かなと!! ──さては…相当緊張されてますね? でも、そうですよね。文枝師匠の前で落語を披露するワケですもんね……。
【三度】 そうなんですよ…。しかも師匠の前でスタンダップコメディって…。 ──プログラムをみたら、三度さんは落語だけでなく様々なことをやるんですよね。
【三度】 そうなんですよ…。落語はもちろんですけど、ゲストとのトークなんかを師匠が舞台の袖で見ていると考えると…桂三度どうすんねん!っていうのが裏の楽しみ方ですね(笑)。 ──どんな爪痕を残すんだ(笑)。
【三度】 ヤバイすよ〜。師匠のプロデュース公演ということで師匠自ら落語も披露されますし、僕もやっぱり師匠のこぼれ話とかをしなくちゃいけないじゃないですか? でも、師匠がすぐ近くにいる状況で話するってなったら……。 ──もう褒めちぎるしかないと(笑)。
【三度】 これはもう、落語プラス人体実験でしょうね。お客さんも観察し甲斐があるといいますか。落語以外もやるという事は落語がおぼつかない僕に師匠からの助け舟という解釈でいいのでしょうか? ──アハハハハ! 典型的なマイナス思考ですね(笑)。でも、三度さん以外の若手落語家さんもご出演されますし。
【三度】 他の落語家さんの噺はたっぷり楽しんでもらえると思います。おそらく僕以外の落語家さんも、初めてのお客さんに楽しんでもらえるような落語を用意してくると思いますし。 ──因みに三度さんは当日どのような落語を披露されるんですか?
【三度】 僕は……正直まだ迷ってますね。ただ今回に関しては、古典ではなく自作の落語になると思います。 ──素朴な疑問なんですけど、三度さんは2011年に文枝師匠門下として入門されたワケですけど、今回の公演にも出演する桂三若さん(94年入門)、桂三四郎さん(04年入門)は芸歴では三度さんが上ですけど、やっぱり兄弟子になるんですか。
【三度】 もちろんそうです! 皆さん兄さんです。普段から兄弟子として接していますし、師匠の独演会などがあったときは荷物が沢山あるので、僕ら下っ端の弟子が持つようにしています。 ──やっぱりそうなんですね。
【三度】 ただ僕腰が悪いので、重たい荷物の時だけは先輩が持ってくれます。優しい兄さんばっかりです(笑)。実は僕、先日弟子修行期間というのを終えたんです。終えたんですけど、逆にスタートラインみたいな気持ちでやろうと思っていたんですけど。その矢先に今回の公演ですからね(笑)。

今回の公演が終わったら、どんな舞台でも緊張しないと思う

桂三度

──もしかして文枝師匠も、弟子期間が終了したから今回の公演を開催するに至ったんでしょうかね?
【文枝】 どうなんでしょうね(笑)。ただ今回の公演が終わったら、僕どんな舞台に出ても緊張しないと思います。 ──そこまで追い込まれてますか! 三度さんといえば、これまでにも『R-1ぐらんぷり』を筆頭に、沢山の大舞台に立っているじゃないですか? しかも、2013年の同大会では審査委員として鎮座する文枝師匠の前でネタを披露するという地獄のような経験もされて。
【文枝】 そうでしたねぇ〜。あのとき、師匠は審査員として出演しないって噂があったんですよ。でも準決勝勝ち抜いた位でやっぱり出演されるということを聞いて(笑)。 ──あの時の師匠の点数は低かったですよね。仮に面白いネタだったとしても師匠という立場では弟子に高得点は付けられないですよね。
【三度】 決勝進出が決まってからも言われましたからね。「絶対にお前には点数入れんからな」って(笑)。でも、それは師匠なりの優しさということは凄く身に染みましたね。まぁ、そもそも僕のネタ自体がおもろくなかったという事なんですけどね(笑)。

次のページへ【落語が難しくて今エライ目にあってます(笑)】



インフォメーション

『神保町花月〜桂文枝 プロデュース〜戀(こい)する落語会』

 「落語を聴けばきっと人生が楽しくなる。きっと人間が好きになる。そして誰かを好きになる。だから落語を聴けば必ず戀が芽生えます」をコンセプトに、毎回一人の若手落語家に焦点を当てる。第1回の公演は桂三度にフィーチャリング。サブタイトルを「三度は3度“笑(しょう)ぶ”する」とし、落語の素晴らしさ、楽しさを今まで落語を聴いたことのない客にも伝える。

【出場者】 桂文枝、桂三度、桂三四郎、桂三輝、桂三度、桂三実
ゲスト:たむらけんじ、ミサイルマン西代

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