『ガキの使い』を筆頭に、数々の人気バラエティ番組で構成作家を務める高須光聖が登場!! 何かと自主規制ムードのテレビに対して真摯な想いを明かしてくれた。

ヘイポーさんは20年くらい演出の仕事してないから!

高須光聖

──これまで数多く『ガキの使い』DVDが発売されてきましたが、ついに“ヘイポー傑作選”まで発売されることになりましたね。
【高須光聖】 そうですね。行き着くところまで言ったというかね(笑)。 ──でも、『ガキ使い』にとって、“世界のヘイポー”はなくてはならないキャラクターになってしまいましたよね。
【高須】 斉藤さんはもはや職業が“世界のヘイポー”やからね。あんな大先輩で恐縮ですけど、良い意味で欠陥人間なんですよ。もちろん一般常識もあるし、業界のことも分かっているんですけど、ただ、年々視野が狭くなっている。プレッシャーがかかると異常に周りが見えなくなるでしょ? ──奇声を発しながら狼狽する姿をよくお見受けします(笑)。
【高須】 あれもね、作っているんじゃなく素ですからね! 瞬時にして違う人格が出るというか……ひょっとしたら多重人格者なのかもしれないですね、あの人。 ──『24人の斉藤敏豪』、ビリー・ミリガンみたいな。
【高須】 そうそう(笑)。
──ヘイポーさんを観ていると凄く不思議なんです。普通、あれだけの怪物番組の総合演出なら、テレビマンとしての凄さを語られても不思議ではないですよね。でも一切そういった話が伝わってこないんです。
【高須】 いや、それはね理由があって。総合演出ってクレジットされてますけど、もう20年くらい演出はしてないですから。たぶん演出したのは最初の3年くらいかなぁ〜。

でも、『ガキの使い』であの人の代わりはいないのよ

ヘイポーこと斉藤敏豪
ヘイポーこと斉藤敏豪

──アハハハハ! でも、『ガキの使い』の総合演出という肩書は誰でも名乗れるものではないですよね?
【高須】 それはね、あんなに笑える欠陥だらけの人が“総合演出”だったら面白いんじゃないかな?っていことなんですよ(笑)。 ──今、“お飾り総合演出”という言葉が頭に浮かんでしまいました(笑)。
【高須】 極楽の加藤浩二があるバラエティ番組で斉藤さんと一緒になった時に、最初は『ガキの使い』の総合演出ってことで、凄く期待してたらしいんやけど、ビックリしたって。あまりに何もやらないから(笑)。ただ、『ガキの使い』にとってあの人の代わりはいませんからね。タレントが出来ないこともあの人は出来てしまう人だし、共演する演者を殺してしまうくらいのキャラなんでね。 ──毎回、芸人さん並みに体を張ってますもんね〜。
【高須】 また、収録中は毎回スタッフに怒るんです。でも収録終わったら、すっかり忘れてる(笑)。 ──コロッと忘れてる(笑)。
【高須】 最初は子供なのかなぁ? 純粋なのかなぁ?って思っていたんですけど、単に破たんしていただけで(笑)。その破たんが年を追うごとに拍車がかかってきてね。偉いもんで、斉藤さんも最近はどんな企画でも断らなくなってきて。 ──凄い懐の広さですねぇ。
【高須】 うん。作り手としての斉藤さんを唯一リスペクトするのは、自分の出演しているオンエアを観ないことなんですよ。観ちゃうと、NG出してしまうこともあるからって。編集権やチョイスは全て僕らに任せているんですよ。映像に関しては一切文句を言わないし、好きなように使えって……オンエアされたものに関しては責任を持つってことなのかなぁ。そういう意味では素晴らしい“総合演出”ですね(笑)。

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インフォメーション

『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 世界のヘイポー 傑作集』@〜D

 ガキの使い総合演出= “世界のヘイポー" こと斉藤敏豪の活躍ぶりを厳選収録。ヘイポーが人気女性タレントに暴言を吐きまくる“デート企画”や、真夜中の山中でヘイポー1人で行う運動会など、芸人以上に体を張った企画が盛りだくさん!!




『1万円アート -歪んだ大人展-』
4月25日 (金) 〜5月12日 (月)


 高須光聖が発起人となり、各界の著名人が原材料費1万円という制限の中、“歪んだ大人”という共通テーマに沿って自由に作り上げた作品を展示。

出展者:天久聖一、千原ジュニア、トータス松本、キングコング西野、バカリズム、箭内道彦ほか

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