松本人志デビュー30周年を記念し『人志松本のすべらない話 THE BEST』がいよいよ発売! それを記念し、今週から4週連続で『すべらない話』オリジネーターたちが登場。第1弾は“話芸のスペシャリスト”の異名を持つ千原ジュニアが番組の誕生秘話や松本人志との出会いなどを語ってくれた!!

俺の中ではそれが一番最初の“すべらない話”は…

千原ジュニア

──松本さんを筆頭に芸人仲間での酒の席での話がきっかけで『すべらない話』が生まれたのは有名ですが、松本さんとの出会いはいつになるんですか?
【千原ジュニア】 昔、テレビ朝日で松本さんが今田(耕司)さんとゴールデンでやりはった番組があって。僕が東京出てきたてで、23、4の頃ですね。“どうするどうなる吉本興業”っていう、ほんとフリーで芸人15人ぐらい集まって、それこそ『朝まで生テレビ』の体で、フリーでしゃべるっちゅう企画があって、そこで初めて一緒に仕事するんですよね。 ──それまでは一切交流がなかった?
【千原】 それまで一切会うたこともないし、しゃべったこともなくて。そこで振られて俺、板尾(創路)さんの話をしたんですよね。それで番組終わりで、みんなで打ち上げじゃないですけど、ご飯食べに行った時に、松本さんが「あの板尾の話はおもろいなぁ」って言うてくれはったのをすげぇ覚えてて。 ──松本さんとプライベートで最初の会話だったんですね。
【千原】 なんか俺の中ではそれが一番最初の“すべらない話”のような気がしてるんですけどね。そっからこう、普段遊ぶようになって。それで僕がバイクで事故ったりして。で、お見舞いに来ていただいたりして、そこから一年ぐらいリハビリしたりして、復活して。で、僕もそんなに仕事もないし、毎日のようにこう…なんていうんですかね、“松本道場”に通わせていただいてる感じでしたね。 ──そこから『すべらない話』として番組になっていったワケですね
【千原】 厳密には、一番最初に『すべらない話』のほんまに原型が出たのは、三宿の居酒屋なんですよ。でもその店も今はもうつぶれてるんですけど。何本目かのDVDの特典にたぶん入ってると思うんですけど、ここで生まれたっていう、すべらない話発祥の地が。毎日のようにいたから、当時ね。

初収録は、めちゃくちゃ緊張して……

千原ジュニア

──具体的に番組になると決まった時はどんな気持ちでした?
【千原】 もちろん続くなんて思ってないから、一発勝負、一発きりやと思って。もちろんそんな企画、そんな番組は前例がないからどうしたらいいかわからへんっていうのもあって。そんで俺は一回フジテレビで打ち合わせしてたんやけど、みんな集まってどんな話するかやってくれって言われたんですよ。 ──リハーサルがあったんですか(笑)。
【千原】 そう。シミュレーションをね。でも、「それはできへん」と思って俺は。そんな本番でやる話を、今ここで俺ようせんわ思って。 ──それはそうですよね…。
【千原】 で、松本さんに対してそれは失礼かなと思いながら俺はせえへんかったんですね。ほんで、それ終わりで、ゴキブリだらけの中目黒の高架下の店に行ったんですよ。そんでちょっと「今日すいませんでした」「いやいや、かまへん、かまへん」みたいな話をしたのを覚えてますね。「そやな。お前はもうあそこでやる感じはないよな」みたいなことを言っていただいて…。 ──松本さんもジュニアさんに気を遣ってくれたんですね。本番自体は如何でした?
【千原】 初収録はね、めちゃくちゃ緊張して。あのー、またうつるんですよ、緊張が。夕方から収録で、来たら(宮川)大輔が「うえ〜」ってえづいてるし、ほっしゃん。はタバコに火つけられないくらい震えてるし。ほんなら俺もだんだん「あれ? 大丈夫かな? あれ? あれ?」みたいな。 ──緊張が伝染してきた(笑)
【千原】 「もう1回ちょっと何と何と用意しないと…何やったっけ?」言いながら、まぁトイレ行って戻ってきてスタジオ入ったら、「あれ? 大丈夫か?」思いながら、なんとなく空気おかしいなってパッと見たら、『ミュージック・フェア』のスタジオに入ってたっていう。当時、なんやったかな、あれ。W(ダブルユー)が歌ってたっていう。加護ちゃん・辻ちゃんが(笑)。 ──あれ!? 緊張してたんだって(笑)
【千原】 そうですねぇ。 ──今回のBEST盤には初期の作品を中心に収録されていますが、特に印象深い作品は?
【千原】 この『食事へ向かう途中』っていう、大輔の。これが一番最初の『すべらない話』ですよね。大輔のあんな話みたいなんを、みんなでしゃべるっていう、ほんまのこう…。 ──不思議な話ですもんね。オチがあるわけでもなく。
【千原】 これが(すべらない話を)象徴してますよね。

次のページへ【いつかは生放送で…】



“すべり知らず”の名作たちが蘇る!!


『人志松本のすべらない話 THE BEST』
(1月30日発売)

 深夜に放送された過去11回から選びに選んだ88話を収録。また第1回大会(2004年12月28日深夜放送)の音源CDも封入。さらに、松本人志が『すべらない話』誕生秘話や今後の展望を語ったインタビュー記事が掲載されたブックレットも!!


千原ジュニア PROFILE

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  『神秘のベールに包まれた“素顔”に迫る!!』(2014年07月18日)

Vol.49 田中美絵子
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  『落語家転身の“真相”を激白!!』(2014年06月05日)

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 『“鬼才”板尾創路の願い』(2011年05月25日)

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 『間寛平が被災者に笑いのエール!』(2011年05月12日)

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