松本人志がチェアマンを務め、第一線で活躍する芸人たちが大喜利でシノギを削る『IPPONグランプリ』。25日放送の9回大会を前に出場者の、ずん飯尾×竹内誠ディレクターの特別対談。さらに1300人以上の中から選ばれ、本戦出場を射止めた謎の芸人への独占インタビューも敢行! まさに“笑いの戦場”と化したスタジオの舞台裏に迫る!!

かの地…まさに戦場なり!! ずん飯尾×竹内D明かす『IPPONグランプリ』秘話

収録が近づくと味覚障害に!?

ずん飯尾
ずん飯尾

――飯尾さんは第7回にIPPONスカウトを勝ち上がり本戦出場、今回の第9回大会が2回目の出場になりますね?
【飯尾和樹】 オファーを頂くのが一番嬉しくて、一番ビビる番組ですね。収録当日も7時には目が覚めました。

――収録は何時からだったんですか?
【飯尾】 19時位ですね(笑)。2度寝したくても出来ず。あと街の中にある“黄色い物”がイヤになる。

――アハハハハ! でも、出場する芸人の皆さんはそうなるんでしょうね。
【飯尾】 3日前とか4日前に飲みに行こうかなって時でも黄色い看板とか見ると、「いやいや、準備しないと…」って(笑)。本番当日も行きつけの喫茶店に行って準備をしておこうとするんですけど……。収録の時間が近づくにつれて、アイスコーヒーにどれだけガムシロを入れても甘味を感じなくなってくるという。
【竹内D】 味覚障害を起こすんですか?(笑)。
【飯尾】 はい。なので、昼過ぎの段階でもう収録現場に行っちゃうんですよ。
【竹内D】 本番当日は、飯尾さんからもの凄い数のメールが来ます(笑)。
【飯尾】 で、昼過ぎに楽屋に行くと、まるでパーティ会場のような“おもてなし”がありまして……その丁寧さにまたアガッてしまって。
【一同爆笑】 
【飯尾】 缶コーヒーを1つ置いておいてくれればいいのに、豪華なケータリングがあって…。それ見たらまた緊張してきてね。

――下手なことは出来ないと(笑)。ほかの出演者の方もスタジオ入りは早いんですかね?
【竹内D】 早いですね!
【飯尾】 僕が初めて出させて頂いた第7回大会でも、平成ノブシコブシの吉村君が僕より早く入ってました(笑)。でもね、その気持ち凄くわかるんですよ! ワガママを言わせて頂ければ、前乗り(※前日入り)したい位ですから(笑)。
【竹内D】 そこまでですか(笑)。
【飯尾】 一回、カラのスタジオを見て「明日ここでやるんですね?」って確認作業がしたい。
【一同爆笑】 
【飯尾】 とにかく本番前の一週間位は落ち着かないんです。電車に乗ってると、塾の広告があって、例題が書かれているじゃないですか? あれに自分なりの答えを考えてみたり。
【竹内D】 自分自身を“大喜利モード”にしておくんですね。

展開によって躊躇なく答えを捨てることもある(竹内D)

竹内誠D
竹内誠ディレクター

――出演する芸人の皆さんの緊張感は尋常じゃないとして、スタジオのお客さんの雰囲気は如何ですか?
【竹内D】 凄く良いんですよ。初回の頃はお客さんも緊張していたと思うんですけど、最近はお客さんも楽しみ方を理解してくれているので、出演者の皆さんもやりやすいと思います。どうですか?
【飯尾】 いや〜楽屋からスタジオに行くときも温まってるのが伝わってくるので救われますねぇ(しみじみ)。お客さんも高年齢の方から若い方まで幅広いんですよ。これから未来がある方と、昭和を楽しんできた方と一緒になって笑っている姿を見ると、「あぁ、地球はひとつなんだなぁ」って…。
【一同爆笑】 

――IPPONグランプリは、特に瞬発力が問われる競技ですよね? 芸人として培ってきた年輪がモロに出るというか。
【飯尾】 そうですねぇ。あと、空気が変わると出せない答えというのもありますし。他の芸人さんが人名でIPPONを獲った場合は、人名の答えはボツにしなくちゃいけないんですよ……例えば、“高野豆腐”って答えを考えてて、他の方が“木綿豆腐”って答えを先に出してたら、高野豆腐は捨てるってことなんですよ。
【竹内D】 そうなんですよね〜。
【飯尾】 じゃあ大豆でいいのかな?とか色々考えて、下手すると深みにハマッっていってしまう。
【竹内D】 飯尾さんが最初に出た第7回で、有吉さんが「ヨネスケ」という人名を使った答えでIPPON取った問題があったんです。実は(千原)ジュニアさんも人名の答えを用意していたんですけど、その瞬間捨てたと言ってましたね。

――同じ大喜利でも、「穴埋め問題」や「写真で一言」、「歌詞をつけて下さい」など色々なお題がありますよね? 当然、得手不得手があって、その時出されたお題で波に乗ったまま優勝ということもあるワケですよね?
【竹内】 ありますね。4回大会の(おぎやはぎ)小木さんなどは、まさにその典型だったと思います。あと(ネプチューン)ホリケンさんもお題によって5個連続でIPPON取ったりしますからね。

――飯尾さんは得意なお題ってあります?
【飯尾】 僕は…何なんでしょうかねぇ(笑)。
【竹内D】 飯尾さんは、言葉のチョイスが面白いですよね。どの問題でも独特な言語感覚で答えてくるので。そういった意味で言えば、オールマイティで強いタイプだと思いますよ。
【飯尾】 いやいや〜。
【竹内D】 例えば(ロバート)秋山さんは、擬人化というか憑依型の答えなんですね。得意なお題では恐ろしいほど本数を稼ぐ。
【飯尾】 皆さん芸人だから、ホームランはガンガン打てるんですよ。でも秋山の場合、場外ホームランが打てるんですよね!バックスクリーンの奥に消えていくというか。

――バカリズムさんや千原ジュニアさんが高いアベレージを誇るタイプなら、秋山さんのように三振もあるけど当たれば特大のホームランを飛ばすタイプもいる。対戦する身としては後者も怖いですよね?
【飯尾】 怖いですよ〜。乗ってる時は手が付けられない感じがありますからね。
【竹内D】 前回の8回目の時に、もう中学生さんがIPPONスカウトから勝ち抜いて本戦に出場したんですけど、「乗せたら勝てない…」って(バナナマン)設楽さんも言ってましたね。

もう中学生は『IPPON』が無ければ実家に帰っていた(飯尾)

ずん飯尾×竹内誠D

【飯尾】 もう中とは住んでいる場所が一緒で、よく行くスーパーも一緒なんですよ。ある日、そのスーパーで買い物してたら、50%オフの天丼に手を伸ばしている男がいて、見たらもう中だったんですね。で、「もう中!」って声かけたら「(甲高い声で上を見ながら)飯尾さん!!」って。

――アハハハハ! どこ見て喋っているんですか(笑)。
【飯尾】 あさっての方向見てましたよ(笑)。で、「よかったなぁ〜『IPPONグランプリ』出場できて」って激励した後、先輩ヅラしてそのままステーキハウス連れて行きましたよ!
【竹内】 良い話ですね〜(笑)。
【飯尾】 ただ反省したのは、アイツ天丼に手を伸ばしてたので、魚食いたかったのかなって(笑)。で、その後もう中の家に行ったとき、出場した『IPPONグランプリ』で出たお題に、彼は何十個も答えを書いていたんですよ!
【竹内】 もう中さんの性格が出てますね。
【飯尾】 もう、そのどれも面白くて思わず「いらないのはどれだ!?」って聞いちゃいましたもん。
【竹内】 アハハハハ!
【飯尾】 アイツ、『IPPONグランプリ』に出る前は、地元の長野に帰って活動するって真剣に考えていたみたいですからね。自分のモチベーションを復活させるきっかけになったんですよね……。
【竹内】 いやぁ、その話は初めて聞きましたよ。『IPPONグランプリ』への意気込みが伝わってきますよね。制作側としてはありがたい話です!

芸人 大喜利王 決定戦『第9回 IPPONグランプリ』(5月25日後9時〜フジテレビ系)

●出場者

DVD『IPPONグランプリ』04,05,06 (5月25日発売)

『第9回 IPPONグランプリ』DVDジャケット

「お台場笑おう会」に招待された、大喜利を愛する芸人 10 名による大喜利勝ち抜き戦。5名ずつABグループに分かれリーグ戦を行いそれぞれのブロックで勝ち抜いた 2 名により決勝戦が行われる真剣勝負が繰り広げられる。

Vol.04
チェアマン:松本人志
出演者:有野晋哉(よゐこ)/有吉弘行/小木博明(おぎやはぎ)/川島邦裕(野性爆弾)/世界のナベアツ(現:桂 三度)/高橋茂雄(サバンナ)/椿 鬼奴/博多大吉(博多華丸・大吉)/バカリズム/ビビる大木 (五十音順)
副音声:おぎやはぎ

Vol.05
チェアマン:松本人志
出演者:有吉弘行/近藤春菜(ハリセンボン)/設楽 統(バナナマン)/世界のナベアツ(現:桂 三度)/千原ジュニア(千原兄弟)/バカリズム/濱口 優(よゐこ)/堀内 健(ネプチューン)/真栄田 賢(スリムクラブ)/ 又吉直樹(ピース)
副音声:バカリズム/近藤春菜(ハリセンボン)

Vol.06
チェアマン:松本人志
出演者:有吉弘行/小木博明(おぎやはぎ)/桂 三度/設楽 統(バナナマン)/田中卓志(アンガールズ)/千原ジュニア(千原兄弟)/徳井義実(チュートリアル)/バカリズム/堀内 健(ネプチューン)/真栄田 賢(スリムクラブ
副音声:スリムクラブ

【DVD発売記念“お題”写真で一言】

DVD発売記念“お題”

アナタの“お笑い頭脳”が試される…上記の写真で面白い答えを考えよう! 回答は公式HPに掲載! 優秀作品にはプレゼントも!!

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