昨年の『THE MANZAI』で決勝に進出し、秋元康やテリー伊藤から絶賛された日本一早い漫才を魅せるウーマンラッシュアワー。ブレイク必至の彼らに『THE MANZAI』で頂点への野望や、気になる東京進出について赤裸々に語る!!

漫才が早すぎて観てる人が心配になるらしいです

ウーマンラッシュアワー

ウーマンラッシュアワー

ウーマンラッシュアワー

──最新DVD『I love you』を観て改めて思いますが、ネタのスピード感が凄すぎますね。早すぎて圧倒されるというか。
【村本大輔(ボケ担当)】 あぁ、どんどん速くなっていきますからね。 ──あまりの速さに怖くなるんですよ。今の若いファンはこれについていけるのかって(笑)。
【中川パラダイス(ツッコミ担当)】 あ、大丈夫ですよ。僕自身もついていけないですから!
【村本】 お前はあかんやろ! だから2回くらい休憩をはさんで観てもらいたいですね。一回で観ると、どっと疲れると思うので(笑)。 ──ウーマンラッシュアワーといえば、村本さんの早口でまくし立てる“バイトリーダー”ネタが有名ですけど、今回のDVDには割とスローなテンポのネタもありますよね。逆にスローなネタの方が噛む可能性があるのかなって。
【村本】 そうなんですよ! 速いテンポのネタは気張っているので噛むことはあまりないんですけど、スローなネタは危ない瞬間がありますね。特に早いネタが終わった直後なんかは“動く歩道”から降りた時みたいな、足ガガっ!ってなります(笑)。 ──DVDを観てると、ボケる前に中川さんのフリを放置することが結構あって、中川さんがドギマギしていることがありますよね? 村本さんって“Sっ気”強いなって。
【村本】 ええ。マジマジと見てやりますからね。
【中川】 そうなんですよ〜。壁の隅に追いやられる間隔です(笑)。 ──追い込むと面白いということなんですね?
【村本】 ……そうですね。追い込んだ方が面白いです。
【中川】 え!? 何その間? やっぱりただ単にいじめてるだけ!? ──(笑)。漫才って昔と比べてどんどん早くなってきたと言われてますけど、今一番早いのはウーマンラッシュアワーですよね。でもそれはある種、危険な面もはらんでいるのかなって。あそこまで加速すると一度噛んだりしたら致命的だし、観ていてハラハラしますよ。
【村本】 あぁ、それはよく言われますね。観てると心配になってくるって。でも、実は噛んだところからも別の展開を用意しているんです。噛んだところからケンカを始めるんですよ。彼(中川)が噛んだくせに僕を攻めてくる。9対1の台詞量のクセに攻めてくんなって(笑)。それがまた楽しくて。 ──やっぱり噛むこともあるんですね。
【村本】 ありますよ。(中川を見て)君はしょっちゅうだよね?
【中川】 僕なんか台詞少にゃいんですけど…
【村本】 今、噛んだよな!?
【中川】 ええやん!今は〜!! 僕は元々しゃべるスピードが遅いのでついていくのはシンドイですね。1本ネタ終わったら汗ビショビショになりますから。
【村本】 ただ僕も、スイッチ入ってなかったら普段の喋りはムッチャ遅いです。滑舌も悪いし、よく噛むし…。 ──へぇ〜。本番だけなんだ。
【村本】 はい。電話とかでも「え、何て!?」って聞きなおされることが多いですから。普段は平泳ぎでネタの時だけクロールなんです。
【中川】 普段はボソボソ喋るもんね。 ──意外だなぁ。ネタ中なんかは、あまりのスピードなので、全く噛んでいないのにお客さんがついてきているのか心配で同じことを言い返すもありますよね?
【村本】 あります! 自分の中で、2秒で言うことを1秒で言ってしまったときに、気持ち悪いのでもう一度繰り返してキッチリ2秒に収めることはよくありますね。 ──それが凄いですよね。あと今回のDVDは後半につれてどんどん濃いネタになっていきますよね。
【村本】 そうですね。最後に行くにつれて“バイトリーダー”の様なネタだけではないという1面がお見せできたかなとは思いますね。特にラストのネタは新しいウーマンラッシュアワーの始まりという感じが出たと思います。 ──ネタについては村本さん基本フォーマットを作る感じなんですよね?
【村本】 はい。基本を作ってから2人で話しながら膨らませる感じです。今回のこのDVDのために1ヶ月でネタ50本作ったんですよ。そこから厳選してDVDに入れました。
【中川】 僕はノートの清書する役目です。文字書くのメッチャ早くなりましたよ。速記レベルで書くので腱鞘炎になるかも(笑)。 ──中川さんの方からこうした方が良いという提案もあるんでしょ?
【中川】 結構アドバイスするんですけど、基本的に却下ですね(笑)。
【村本】 却下です! ネタを練りに練って持ってきているのに、その場の思い付きでこうした方が良いと言われても腹立つので。 ──そんなこと言って…。今まで相方9人に逃げられて、やっと掴んだ相方じゃないですか。
【村本】 そうですね(笑)。行きずりの相方を入れたら10人目ですからね。 ──座右の銘が「ワンナイトラブ」ですよね。女性だけじゃなく、相方までワンナイトラブだったと(笑)。
【村本】 でもね、パラダイスは問題が多いんですよ! やっぱりコンビってお互いにプロレスが出来ないとダメじゃないですか。「こんなオモロいことあって、こんな女がいて…」とか、僕のプライベートの話を結構パラダイスにするんですよ。それは舞台上でパラダイスに昇華して欲しいから。でもコイツは舞台上で一切そのことを言わないんですよ!
【中川】 忘れちゃうんですよね…。 ──忘れちゃうんだ(笑)。
【村本】 自分の自虐ネタを自分で振るわけにはいかないやろ(笑)。でもコイツは忘れてるんじゃなくて、自分がオイシくなることしか考えてないんです。だから僕がオイシくなるようなネタは振ってこないんですよ。 ──自分のことしか考えてないと。
【村本】 フリートークでの僕の笑いの取り方を見て、自分も同じような手法で笑い取ったりとか。 ──汚い男ですね〜(笑)。
【中川】 いや、お笑い教えてくれるのは相方しかいないので学ぶしかないんですよ。
【村本】 そこでコンビとして笑いに還元するということは考えない?
【中川】 いや、最近やっと気付いたんで徐々にやっていこうかなぁって。
【村本】 もうね、「僕ってこんなにゲスいんですよ〜」って自分で振るほど虚しいものはないですからね(笑)。

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インフォメーション


『WOMAN RUSH HOUR SOLO LIVE DVD I love you』
(11月21日発売)

ウーマンラッシュアワーの単独DVD第2弾。6月に東京、大阪、福岡ほか全5ヵ所で行われた初の全国ツアーより、全て新作となる漫才11本とコント2本の選りすぐりネタを収録。村本、中川それぞれのオリジナル撮り下ろしロケVTRも収録。さらに特典映像として、あの秋元康との対談も。

BACK NUMBER

Vol.50 プリンセス天功
  『神秘のベールに包まれた“素顔”に迫る!!』(2014年07月18日)

Vol.49 田中美絵子
  『政治家の資質って何!?』(2014年07月11日)

Vol.48 桂三度
  『落語家転身の“真相”を激白!!』(2014年06月05日)

Vol.47 小籔千豊
  『新喜劇も進化せなアカン!!』(2014年05月16日)

Vol.46 高須光聖
  『高須光聖が語る“バラエティの意義”「“ゲスさ”もテレビなんだよ」』(2014年05月02日)

Vol.45 R-1ぐらんぷり2014
  『決戦直前!! 『R-1』決勝進出者インタビュー』(2014年03月03日)

Vol.44 HIDEBOH×レイザーラモン
  『タップとお笑いの過激な融合!??』(2014年01月29日)

特別編 藤原寛
  『「松本アウト〜」でお馴染み!!水先案内人が明かす『笑ってはいけない』の裏側 』(2013年12月27日)

特別編 月亭方正
  『今年もまたあの恐怖がやってくる!!“蝶野のビンタ”は忘れたころにまた痛む』(2013年12月20日)

Vol.43 板尾創路
  『役者としても“ネクストステージ”に到達』(2013年12月06日)

Vol.42 倉本美津留
  『盟友・倉本美津留が語る“監督”松本人志「彼は新たな“文化を生む”キーパーソン」』(2013年10月31日)

Vol.41 松本人志
  『僕の映画はコメディや喜劇ではない』(2013年09月20日)

Vol.40 小籔千豊
  『自身のフェスにも遅刻宣言!?』(2013年09月13日)

Vol.39 渡辺直美
  『ポチャかわブームに異議あり「私、全くモテません!!」』(2013年09月04日)

Vol.38 ジャングルポケット
  『“笑い”に憑りつかれた哀しきトリオ』(2013年07月11日)

特別編 IPPONグランプリ
  “大喜利”に命を懸ける者たち『IPPONグランプリ』直前特集!!(2013年05月23日)

Vol.37 東野幸治
  『元祖“最強ひな壇芸人”が明かす自身の変化とは!?』(2013年05月15日)

Vol.36 ピース・綾部祐二
  『僕が“熟女好き”になったワケ』(2013年05月02日)

Vol.35 河本準一
  『哀愁漂う身内ネタの真意』(2013年02月22日)

Vol.34 宮川大輔
  『松本人志が惚れ込んだ“オチのない話芸”』(2013年02月08日)

Vol.33 千原ジュニア
  『ジュニアが松本人志との“出会い”を明かす!!』(2013年01月25日)

Vol.32 鉄拳
  『衝撃告白!! 鉄拳、芸人辞めようと思っていた』(2012年12月05日)

Vol.31 綾部祐二×YU-A
  『意気投合!?「お友達から始めましょう」』(2012年11月29日)

Vol.30 ウーマンラッシュアワー
  『ブレイク前夜!! 進化する“高速漫才”で頂きに立つ!!』(2012年11月21日)

特別編 SKE48
  『ノブコブのセクハラにSKE48危うし!?』』(2012年09月27日)

Vol.29 徳井義実
  『自分に“ヤンキー要素”はゼロだけど…プライベートの顔に近い元ヤン父親役』(2012年09月07日)

特別編 吉本芸人軍団
  『吉本芸人軍団が『絶望要塞』に白旗!?』(2012年08月03日)

Vol.28 フット後藤
  『キャラチェンジでCDデビュー! 』(2012年07月04日)

Vol.27 山ちゃん
  『“ご意見番”がAKB総選挙を大胆予想!!』(2012年06月01日)

Vol.26 村上健志
 『フルポン村上『アメトーーク!』最新DVD発売記念インタビュー』(2012年03月28日)

Vol.25 R-1決勝進出者
 『今年のR-1決勝進出者決定!ファイナリストインタビュー』(2012年03月16日)

Vol.24 石原さとみ
 『石原さとみ&板尾創路『月光ノ仮面』リレーインタビュー』(2011年12月28日)

Vol.23 ジャルジャル
 『ジャルジャル 結成10年目も特別なことはない!?』(2011年12月28日)

Vol.22 THE MANZAI
 『日本一の漫才師が決定! 進出者“最速”インタビュー!』(2011年12月17日)

Vol.21 田村淳
 『ロンブー淳、テレビ業界に喝!』(2011年12月07日)

Vol.20 2700
 『2700、音楽と笑いの融合がここに極まる!』(2011年11月25日)

Vol.19 雨上がり決死隊×サバンナ高橋
 『雨上がり決死隊の裏側をサバンナ高橋が暴露』(2011年10月24日)

Vol.18 野性爆弾
 『野性爆弾の生態系とは?』(2011年10月14日)

Vol.17 後藤輝基
 『フット後藤の“ツッコミ論”』(2011年08月10日)

Vol.16 藤森慎吾
 『次の“標的”は少女時代で決まり!!』(2011年08月03日)

Vol.15 松本人志
 『笑い道とは“裏切り”と見つけたり』(2011年06月09日)

Vol.14 板尾創路
 『“鬼才”板尾創路の願い』(2011年05月25日)

Vol.13 間寛平
 『間寛平が被災者に笑いのエール!』(2011年05月12日)

Vol.12 椿鬼奴
 『大ブレイクに困惑!?“素顔”の椿鬼奴』(2011年04月27日)

Vol.11 アジアン
 『よしもとべっぴん&ぶちゃいく 揃って1位のアジアン登場!!』(2011年03月24日)

Vol.10 藤原一裕×家城啓之
 『よしもと男前No.1とブサイクNo.1の“明と暗”』(2011年03月03日)

Vol.9 佐久間一行
 『R-1王者・佐久間一行、優勝後最速インタビュー』(2011年02月16日)

Vol.8 R-1ぐらんぷり
 『今年のR-1決勝進出者決定!“ファイナリスト”インタビュー』(2011年02月10日)

Vol.7 ブラックマヨネーズ
 『ブラマヨ、今後の野望語る!』(2011年02月02日)

Vol.6 今田耕司×鈴木おさむ
 『今ちゃんの“変態願望”が明らかに!?』(2011年01月26日)

Vol.5 楽しんご
 『現在、大ブレイク中の楽しんごが登場!』(2011年01月19日)

Vol.4 スリムクラブ
 『M-1で人気爆発! スリムクラブとは何者か!?』(2011年01月12日)

Vol.3 笑い飯
 『M-1覇者・笑い飯に“最速”インタビュー!!』(2010年12月28日)

Vol.2 宮川大輔
 『すべらない話の“作り方”』(2010年12月22日)

Vol.1 M-1グランプリ
 『今年のM-1決勝進出者決定!どこよりも早い進出者“最速”インタビュー』(2010年12月15日)

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