現在さまざまな番組に引っ張りだこのフットボールアワー・後藤輝基が登場。若手No.1のツッコミ師として脚光を集める後藤が、ツッコミに対する自身の想いや脅威を感じる若手ツッコミ師などを語る。プロからも支持される後藤のツッコミ芸の裏側を覗く!!

衝撃的だった松本さんの例えツッコミ

後藤輝基(フットボールアワー)
後藤輝基(フットボールアワー)

──後藤さん! 現在ピンとしての需要が非常に高いですよね。今の人気ぶりについてどのように考えています?
【後藤輝基】  ありがたいことに色々と声をかけて頂いているんですけど、そんなに人気者の実感はないですよ。あんまり目立つタイプでもないですしね。地味にずっとやってるなっていうタイプなんですよ、ホントに。こうやってピックアップして頂けるのは嬉しいんですけど、なんか気恥ずかしいというか(笑)。 ──テレビで観ない日は無いという位、様々な番組で“スマート”なツッコミを披露してますよね。
【後藤】  バカにしてるでしょ、絶対(笑)。番組とかでも謙虚キャラみたいに言われてイジられるんですけど、ホンマにそう思っているんですって。皆さんのおかげなんですよ。凄い人が一杯いるんで、現場が楽しくてしょうがないです。 ──後藤さんといえば、現在No.1のツッコミ師の呼び声が高く、各番組ごとに自分の立ち位置を理解した上でツッコミを変化させている印象があります。
【後藤】  僕は変えているつもりはなくて、一緒に出演する人が違えば、おのずと自分の立ち位置も変わってくるというか。色んな芸人さんに生かされている感覚ですね。 ──“例えツッコミ”なども事前に用意はしないで、その場の瞬発力のみで入れ込んでいるそうですね?
【後藤】  そうですね、用意はしていないですね。でも、前に使ったツッコミを言ったりはしますよ。ちょっと恥ずかしいですけど(笑)。 ──声がやたらと大きい後輩に「NGKのキャパ1000人の声やで!」や、9年という長い歳月を「生まれたての子犬がぼちぼち死ぬ頃やで」とうような例えツッコミは、大笑いさせて頂きましたけど、これらの“例えツッコミ”は松本人志さんを彷彿とさせる勢いがあります。
【後藤】  とんでもない! でも、そう言ってもらえると正直嬉しいですよ。当然憧れてこの世界に入ってますから。この世界に入るきっかけはやっぱりダウンタウンさんでしたからね。ツッコミという面でも浜田さんのツッコミを参考にさせて頂いたりもしましたし。 ──最近の後藤さんを見ていると、ツッコミという感覚すらないのではと思います。ある種、ボケに近いというか…。
【後藤】  あぁ、それはありますね。ツッコミとかボケとか余り考えなくなったのは事実です。若い頃は、先輩方のツッコミなんかを参考に「ツッコミたるものこうでなくてはイカン!」なんて考えたりもしていたんですけどね。今はその時々に応じて頭の中に浮かんだことを言っているだけです。実はツッコミもボケも言葉尻を変えれば同じモンなんですよね。「○○やないか!」って言ってたらツッコミに聞こえるだけであってね。若い頃は、ただ“訂正”しているだけの芸人やったと思うんですよ。 ──いつ頃から現在のスタイルに変化していったのですか?
【後藤】  うーん、いつからですかね…。“M-1”で優勝したときも、正直まだその延長線でしたよ。相方があんな感じのヤツなんで、イジリ倒すだけだったような気はします。でも、ただバトンを渡すだけではイカンなという気持ちに徐々になってきて。こっちもちゃんと走った上でバトンを渡さないとイカンなって。 ──ただ単に受け手に回るのみではいけないと。
【後藤】  で、今はバトン的なものも無くなってきて、2人いっぺんにヨーイドンで走ってどっちが早かったかというね。岩尾が先に行ってるようなら、頑張ってボクも追いかけるみたいな。一緒に競い合ってる感覚に近いですね。 ──転機となるきっかけは何だったのでしょうか?
【後藤】  「なんでやねん!」ってツッコんだ後に、言葉を“足して”いいんだっていうの知ってからですね。今ではそれは普通のことなんですけど、僕にとっては衝撃だった。おそらくボケの方からその手法は派生したと思うんです。松本さんだったり、いろんな先輩のボケの方がツッコんだときに浸透していったのかも知れないです。そこからFUJIWARA・藤本さんだったり、ブラマヨ・小杉さんだったり、いろいろなツッコミの方が昇華させていった。やっぱり衝撃的でしたね。

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