旬な芸人が毎週登場し、その人となりを紹介する『よしもと☆スタイル』。今回は、先ごろ発表された、よしもと男前&ブサイクランキングで共に3連覇を達成し殿堂入りを果たしたライセンス藤原とカリカ家城が登場! “明と暗”クッキリの哀しいまでの現実が赤裸々に語られる!?

一緒の空間にいて申し訳ない気持ちになる

家城啓之(カリカ)
家城啓之

──ブサイクランキング3連覇おめでとうございます!
【家城啓之】 何もめでたいことなんて無いですよ! 今日も握手会があるとかで、藤原さんと一緒に行ったら、僕の顔見た子どもに泣かれるし……。 ──でも、そんなに皆が言うほどブサイクかなって思いますよ。
【家城】 いや、自分が出ているテレビ番組観るとムチャクチャ引きますから。まぁ、今回殿堂入りということで、やっと肩の荷が下りたというか。あと、ほんこんさんや(南海キャンディーズ)山ちゃんと腹割って話せます(笑)。 ──でも、芸人としてはオイシイって気持ちもあるんじゃないですか?
【家城】 皆さんそう仰いますけど、そんなこと無いです(キッパリ)。確かに芸人をやっていて良かったとは思います。舞台上でブサイクをネタにされるのは全く問題ないんですけど、私生活ではやっぱりツライですよ。ブサイクよりは普通の顔で生活した方が絶対いいです! ──そんなに嫌な目にあってきましたか!
【家城】 もうね、細かいことがあり過ぎて分からないです。例えば、女性が外見の良し悪しで男に奢ってもらう“生涯額”って、人それぞれ違うじゃないですか。僕の場合は、細かい部分での“損”が子どもの頃から続いているので。思春期の頃って、歩いている人を見て、『ブサイクだな』とか『ブスだな』って言ったり言われたりするじゃないですか? それを言われて生きてきた人と、言われずに生きてきた人では全く違う人生を歩むんです。 ──家城さんは言われ続けて生きてきたと。
【家城】 もちろん! 電車に乗ってても、目の前の女子高生がニヤニヤしながら「ヤバイ、ヤバイ!」とか言ってたり……。今は笑えるようになったんですけど、それも30歳を過ぎてようやくですよ。 ──ようやく、その境地に達したと。
【家城】 もうね、怒りというより、一緒の空間にいて申し訳ない気持ちになるんですよ。『なんかゴメンね〜』って(笑)。 ──哀しい! 哀し過ぎますよ家城さん!!
【家城】 コンパに行ったとしても、相手の女性が気乗りするかしないかの“キーパーソン”が僕になるんです。だから一緒に行った男連中に申し分けない気持ちになってしまって。たまに『ブサイクで仕事来て良かったな』って言われることがあるんですけど、何を言ってるんだと! 得することもあるのかも知れないですけど、基本的には普通の方からみて、“一段下での得”なんですよ。普通の人にとってはそれはあくまで“普通のこと”が僕にとっては得したことなんです(ガックリ)。

結婚できたら芸人辞めます!

家城啓之
家城啓之

──そんな哀しみを漂わせている家城さんは、『アメトーーク!』でお馴染みの“泥の97年組”としてもお馴染みですね。
【家城】 ブサイクで“泥”って凄いですよね(笑)。みんな凄く仲が良くて基本的にハングリーさに欠けるというか。 ──優しすぎるのが仇となって冷遇されている印象もありますね。
【家城】 いや、優しさで損をしたことはないと思います。自分の気持ちの弱さで負けてしまったと思うことはありますけど。 ──先日の『R-1ぐらんぷり』では見事同じ97年組の佐久間一行さんが優勝しましたね。【家城】 そうですね! 凄く嬉しかったし、自分のことのように喜びましたねぇ。自分も続かなきゃとは思うんですけど、今さら人気者にはなれないような…。 ──いやいや! どんなタイミングでブレイクするかは分からないですよ。
【家城】 15年芸人やっていますけど、ブレイクしている人は真面目ですよ。ちゃんとウケるネタを考えるし、人付き合いも良いし、服にも気を遣うし、スタッフにも気配りしてる。……リアルに勝てない。 ──もう敗北宣言ですか(笑)。家城さんも舞台やラジオでコアな人気があるじゃないですか!
【家城】 だから、自分が面白いと思える事くらいは頑張ってみようって。ただ、自分の中で、まだテレビに出たいという気持ちも何処かに残っていて。逆にゼロにする事で新しい道も見えてくるんじゃないかって。 ──なるほど。逆転の発想ですね。
【家城】 偉くなるためにとか、売れるために自分の人生捧げたら、年取ったときに凄く後悔するような気がするんです。ただ芸人は好きなので、自分がやりたいこと、面白いと思えることは頑張りたいですね。 ──因みに今、やりたいことは?
【家城】 結婚もした方がいいなって。最近思うんですけど、自分のためだけに頑張るっていうガソリンだけだったら、人間ってどこまでも行ける訳では無いんだなって。家族のために頑張るっていうガソリンを注入しないとダメになるような気がします。生きる目的に迷うというか。 ──あぁ、それは分かります!
【家城】 でも、僕結婚したら芸人辞めるかも。芸人自体も自分の欲望なので、家族のために頑張ることを決めたら、芸人を辞めても良いと思ってます。 ──えぇ!? それは極端ですね(笑)。
【家城】 意外とそこは現実主義というか。結婚したら、家族との時間を大切にしたいですし。ブサイクも3連覇して殿堂入りしたので悔いは無いですね(キッパリ)。まぁ、こんな僕にでも相手がいればの話ですけど(笑)。

前のページへ【男前殿堂入り・藤原一裕】

2011年度・男前&ブサイク発表!

現在発売中の雑誌『マンスリーよしもとプラス』にて恒例の、よしもと男前&ブサイクランキングを発表。殿堂入りしたライセンス藤原&カリカ家城はもちろん、女性芸人部門のべっぴん&ぶちゃいくの1位に選ばれたアジアンのインタビューも掲載。

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