ORICON STYLE

2010年09月15日
2年間の軍隊生活を経て、ますます男らしい姿で戻ってきたコン・ユ。2年間待っていてくれたファンへの想い、第2次韓流ブームへの責任感、自身の結婚観と30代になって思うことなど、率直な気持ちをたっぷりと語ってくれた。

2年間待っていてくれた日本のファンへ


── 『コーヒープリンス1号店』とは、コン・ユさんにとってどういうドラマでしたか?
【コン・ユ】 20代最後に撮った作品なんですが、自分の演技のことのほか、このドラマをどういうものにしていかなくてはいけないとか、いろいろ考えさせられ、気を引き締めてくれた作品でした。ドラマが終わってすぐに軍に入隊することになり、日本のみなさんに会いに行くことができず残念でしたが、兵役から戻ってきたら、2年前の当時そのままで……、いえ、それ以上の気持ちで、ずっと私のことを待っていてくださいました。とてもありがたく思っています。
── 『コーヒープリンス1号店』では食べるシーンが多いと思いますが、その撮影エピソードや韓国料理で好きなものを教えてください。
【コン・ユ】 ウンちゃん(ユン・ウネ)を旅立たせる前に、屋上でキムチチャーハンを食べるシーンがあります。おかずをウンちゃんにあげながら、「これは汽車」「これは飛行機」とまるで小さな子どもに食べさせるようなシーンなんですけど、そこが思い出深かったです。韓国料理で好き嫌いはないのですが、やっぱり家で食べる、お母さんが作ってくれた料理が一番ですね。
── 新ドラマ『ある素敵な日』の思い出に残っているシーンと、そのときの裏話などを教えてください。
【コン・ユ】 オーストラリアでの撮影で、海で泳ぐシーンがあったんですが、現地のコーディネ−ターに「オーストラリアの海はサメが出ますよ。大丈夫ですか?」とすごく脅かされました。実際に韓国の海とは違うので、ちょっと怖かったです(笑)。思い出に残っているシーンは、僕が演じているゴンは、血がつながっていない妹ハヌル(ソン・ユリ)を好きになるんですが、ナム・グンミンさん演じるカン・ドンハもハヌルに思いをよせ、男2人が殴りあうシーンがあります。自分を抑えきれずに、ハヌルに対する熱い気持ちを爆発させるシーンで、そこがとても印象に残っています。

現実ではドラマの役ほど優しくない!?


── 実際にお姉さんがいるそうですが、役作りをするうえで参考になったことはありますか?
【コン・ユ】 お姉ちゃんとはあまり仲良くないんです(笑)。3才しか違わないんですが、弟というのは、大人になっていくと少しづつ距離が離れていくのかなと思います。小さい頃はよくお姉ちゃんに叩かれていて、自分が大きくなるとたたき返したりもしました(笑)。大人になってからは、それぞれやるべきことをやっているという感じで、すごく親しい姉弟という感じとは違うかなと……。みなさんがドラマを通して観ているよりも、優しさ具合が、実際の僕はもうちょっと少ないかなと思うんですね(笑)。お母さんやお姉ちゃんからみると、僕は無愛想な息子であり、弟じゃないかなと思います。ドラマのなかの僕を観ながら、「家ではしないことをこんなにうまく演じちゃって。だからみんな、あなたのことを優しいって思っているのよね〜」っていいます。実家に帰ると自分の部屋からなかなか出られないんです(笑)。
── コン・ユさんにとって、今年一番の“ある素敵な日”は?
【コン・ユ】 2月に行った、今までにない大規模なファンミーティングです。兵役での2年という空白期間があったにも関わらず、たくさんの方が来てくださった事に本当に驚きましたし、私もスタッフもとても満たされた気分になりました。あと、2009年もいれてであれば、軍を退役したときは本当に嬉しかったです。
── 日本では第2次韓流ブームが起きています。
【コン・ユ】 私自身が日本で知られるようになったとき、比較的ファンの方々の年齢層が高いなぁと感じました。でもそのときに、誰かが誰かを好きになるのは、あくまでも感性の問題なのであって、年は関係ないんだなと。そしてそれを表現できるというのは、とても素敵なことだと思いました。今日のイベントでは、以前より若い方たちが多いようにみえましたが。韓流といわれるスターがたくさんいて、自分が先駆者というわけではないのですが、そのなかのひとりとして、どんどん責任感が生じてくるんですね。先だって、パク・ヨンハさんにご不幸がありましたけれども、同じ立場にいるものとして、非常に残念で悲しいことでした。そのときに、周りの誰よりも本当に悲しんでいるパク・ヨンハさんの日本のファンのみなさんをみて、なんてありがたいことなんだろうと感じました。そして自分ももっともっとがんばらなくてはいけないと思いました。もう少し欲を出すと、韓流スターのコン・ユだけではなくて、俳優のなかのひとりとしてコン・ユがいる、とゆくゆくは日本のみなさんにみてもらえるようになりたいと思います。

(写真:逢坂 聡)

INTERVIEW:02「30代としての生き方と夢」

コン・ユ(GONGYOO)
1979年7月10日生まれ。
韓国でファッションモデルとして活躍。その後、映画『Sダイアリー』(2004年)、テレビドラマ『乾パン先生とこんぺいとう』(2005年)などに出演。テレビドラマ『コーヒープリンス1号店』(2007年)では、韓国で最高視聴率32%を獲得し、カフェブームを巻き起こした。その年の『MBC 演技大賞優秀賞』を受賞。2007年には、劇場版『龍が如く』北村一輝岸谷五朗と共演している。テレビドラマ『ある素敵な日』は日本でも地上派(フジテレビ系)でテレビ放送される。

【INFORMATION】
2010年12月5日、横浜アリーナでライブ公演『Love Song for You』を開催。
詳細は、公式サイトへ。

父親の再婚で、ある日突然妹になったかわいいハヌル。彼女と一緒に過ごした日々は、人生のなかで一番楽しく素敵な時間だった。ずっと続くと思われた日常が、両親の事故で2人の幼い兄妹は離れ離れになってしまう。ゴンはオーストラリアへ、ハヌルはお金持ちの養女に。そして、15年後、再び運命の歯車が回り始める。歳月を経て恋を実らせる美しくも切ないラブストーリー。

出演:ソン・ユリ コン・ユ イ・ヨニ ナムグン・ミン 
今秋フジテレビ系で放送決定

フジテレビ『韓流α夏祭り』公式サイト

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