9歳の天才ドラマー・よよかの素顔 奥田民生やロバート・プラントなど国内外の音楽家が注目
ドラムの練習時間は? 好きな食べ物は? よよかに聞く「33の質問」
2歳の頃からドラムを開始、家族でバンド活動も行う
「世界中の人と仲良くなりたいので、すっごーく嬉しかったです。いろんな国を探検して、たくさんの人に会ってみたいです」(よよか)
「(当時のことは)あまり覚えてないんですけど、おうちでお父さんとお母さんがやってるユニットの練習をしていたときに、私がドラムをずっと見ていたんだそうです。イスに座らせたら、楽しそうにトコトコ叩いたのが最初だったってお母さんが言っていました」(よよか)
初ライブは4歳のとき。作詞作曲もしており、6歳で初のCD「ハマナスの約束」を自主制作している。
「夫も私も実はあの曲は知らなくて。パソコンでランダムに流れていたのを、よよかが『この曲のドラム叩いてみたい』と言い出したんです。娘は結構、頑固なところがあって、私が『ドラムの練習になるからやってみたら?』と言っても、自分が気に入った曲じゃないと絶対にやろうとしないんですよ」(りえさん)
「亀田さんは面白くて優しくて、とても楽しい人です。バナナが好きなところも一緒だし、亀田さんはベーシストなのでリズム隊同士、気が合うのかな?」(よよか)
最も楽しんでいるのは曲作り レコーディング作業にも興味を示す
「あまり自分が前に出るタイプではないんです。むしろ周りの状況を分析したうえで、自分がどう振る舞うべきかを瞬時に判断する能力が備わっているといいますか。赤ちゃんの頃から常にジッと周りを観察している子でしたね」(りえさん)
ドラムのカバー動画で一躍話題になった彼女だが、最も楽しんでいるのは曲作り。ギターやベースなどの楽器にも取り組み、ミックスやマスタリングといったレコーディング作業にも興味を示しているようだ。
よよか自身は、「どんな大人になりたい?ってよく聞かれるんですけど、考えたことないです」とはにかむ。“天才少女”として喧伝される彼女だが、天賦の才能が世に広まるのは環境も大きな要因。そのきっかけがYouTubeだったのは、なんとも現代的だ。これから彼女がどんな表現に出合い、才能を発揮していくのかを楽しみにしたい。
文/児玉澄子