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豪華海鮮に絶景スポットも!三重県「答志島」で過ごす癒しの島旅


三重県伊勢湾沖には4つの群島があり、そのうち最も大きな島が「答志島」。鳥羽港から定期船で30分という好アクセスでありながら、閑静な漁村の風景や、独特の文化景観など離島独自の情緒が根付くこの島は、非日常の旅を楽しみたい人にぴったりの場所と言えるでしょう。また、島の民宿では鳥羽市街より安価かつ豪華な海鮮料理が頂けるのも魅力!答志島へ癒しの島旅へ出掛けてみませんか?

スタートから既に旅情抜群!鳥羽市営定期船で爽快な船旅を

写真:土庄 雄平

三重県鳥羽市から東へ2kmの海上に位置する「答志島」は、鳥羽マリンターミナル(佐多浜)から鳥羽市営定期船に乗ること30分でアクセスできます。今でも鳥羽市民の2割に当たる島民の足として使われており、無くてはならない生活インフラです。市営定期船は、島の東部と西部へ行く2つの便がありますが、島の中心である答志・和具へ行く便へ乗ると良いでしょう。
<鳥羽マリンターミナルの基本情報>
住所:三重県鳥羽市鳥羽1丁目2383-51
電話番号:0599-25-4800
アクセス:近鉄鳥羽駅から徒歩5分

写真:土庄 雄平

さぁそれでは船に乗って出発!たった30分ではありますが、鳥羽〜答志島の旅客船はデッキに出ることができ、爽やかな潮風を感じながら気持ちの良い船旅を満喫することができますよ。島が密集しているので景色変化が楽しく、目の前には真っ青な伊勢湾が広がります。旅のスタートから旅情抜群です!

離島の穏やかな情緒が根付く「答志島」

写真:土庄 雄平

船に乗って30分で答志島へ到着です。答志港と和具港の二つがありますが、両港はとても近いのでどちらで降りても問題ありません。宿泊する民宿に近い方を選択すると良いでしょう!さぁ船から降りれば早速、答志島の漁村の風景が飛び込んできます。

写真:土庄 雄平

港に停泊した漁船や、至る所に置かれた蛸壺。離島ならではの狭い路地裏や、豊漁の守り神となっている八幡神社など。歩けば歩くほど様々な発見があり、離島らしい情緒で溢れています。また都会のような喧騒はなく、ひたすらに穏やかな時間が流れているのも島旅ならではですね。
<八幡神社の基本情報>
住所:三重県鳥羽市答志町
アクセス:答志港から徒歩10分

写真:土庄 雄平

そうして、少し漁村を歩いていると、各家の戸に「マルハチ(○の中に八)」の印が書かれてあることに気づくでしょう。これは八幡神社で出た炭で家の戸にその印を書くと魔除けになるという風習に由来しています。
他にも、答志島には海女さんが健在だったり、一定年齢に達した男子を世話役の大人が預かって面倒を見る寝屋子制度(無形民俗文化財)が残る等、島と共同体で発達した独自の文化慣習が現代に至るまで受け継がれています。

ブルー&レイフィールド!「答志島」の二つの絶景スポット

写真:土庄 雄平

そんな離島の趣や文化景観を色濃く残す「答志島」で、ぜひとも訪れて欲しいのが「答志島ブルーフィールド」と「天望山レイフィールド」です。近年、観光客に答志島をもっと楽しんでもらおうと密かに作られた二つセットの舞台(展望スポット)で、知る人ぞ知る島有数の絶景スポットになっています。

写真:土庄 雄平

まず、答志港を降りて島の北側へ歩くこと10分。短いトンネルを越え、漁船が停泊する入り江を抜けたら「答志島ブルーフィールド」が現れます。到着して辺りを見渡してみれば、綺麗な砂浜と海が広がり、その先には伊勢湾に浮かぶ大小様々な島や、海を行き交う船やカモメも!思わずゆったりと座って眺めていたくなる癒しの風景です。
<答志島ブルーフィールドの基本情報>
住所:三重県鳥羽市答志町1533
アクセス:答志港から徒歩10分、和具港から徒歩25分

写真:土庄 雄平

一方、もう一つの絶景スポット「天望山レイフィールド」が位置するのは、和具港から西へ続く県道759号線(答志島スカイライン)の峠から少し上がった場所。和具港から徒歩20〜25分ほどです。鬱蒼とした森を進めば、素晴らしいデッキが現れるとともに、一気に展望が開けるから驚き!デッキの上からは右手に鳥羽市街、左手に和具の街並みを望むことができ、答志島ならではのロケーションを満喫できる憩いのスポットになっています。
なお名前の通り、朝日や夕日の絶景スポットでもあり、天気が良ければ微かに富士山を望むことも可能!
<天望山レイフィールドの基本情報>
住所:三重県鳥羽市答志町
アクセス:和具港から徒歩20〜25分

どこか北海道らしさも!?答志島スカイラインをサイクリング

写真:土庄 雄平

体力に余裕があれば、ぜひとも島内の移動手段として自転車を検討してほしいところ。機動力が上がりますし、島を探検するアンテナがより敏感になりますよ!答志島旅館組合で電動自転車を借りることができるほか、鳥羽市街で借りた自転車やマイ自転車を旅客船に乗せて運ぶことも可能です。

写真:土庄 雄平

自転車を使う場合には、ぜひ天望山レイフィールドを越えて、三つ目の港である「桃取」や、島の北部を使って和具に戻って来る「答志島スカイライン 新道」を走るのがオススメ!少しアップダウンもありますが、離島ならではの生活感が強く現れた桃取の景観や、小さい島からは想像できないダイナミックな風景が広がり、見応え&走りごたえ抜群です。

写真:土庄 雄平

特に答志島スカイラインから桃取・新道へ分岐する三叉路から、新道沿いの刈谷湾へ至る区間は、まるで北海道の積丹半島を彷彿とさせるような雰囲気を放っており必見!爽快なサイクリングを楽しみましょう。

夜は豪華極めつくし!絶品海鮮料理に舌鼓

写真:土庄 雄平

答志島の散策を思いっきり楽しんだら、いよいよお待ちかねの食事の時間!実は、答志島に立ち並ぶ民宿では、伊勢エビやアワビをはじめとして豪華な海鮮料理をリーズナブルに頂くことができ、その料理を食べることを目的にこの島を定期的に訪れる人もいるほど!

写真:土庄 雄平

特に和具港から徒歩1〜2分の場所にある「山幸園」さんでは、伊勢海老・鯛・サザエ・アワビなどの舟盛りに、一人1個ずつつくホタテの踊り焼きやタコの炊き込みご飯、カレイの唐揚げなど、食べきれないほど海鮮料理がテーブルいっぱいに並ぶ豪華極めつくしの内容!それにもかかわらず、一人一泊二食付きで8000円とは、何とも嬉しい価格帯ですね。
旅人を迎える心が詰まった、民宿を営むお母さんの最高のおもてなしです。家族・恋人・友人と一緒に、お腹も心も満たされる夕ご飯を堪能しましょう!
<山幸園の基本情報>
住所:三重県鳥羽市答志町1025-3
電話番号:0599-37-2216
アクセス:和具港から徒歩1〜2分

アクセス良好ながら非日常の島旅が楽しめる「答志島」

鳥羽から船で30分という好アクセスな場所に位置する「答志島」ですが、離島らしい漁村の風景や独自な文化景観が色濃く、四季折々に水揚げされる豪華海鮮に舌鼓を打つことができます。鉄道や車を使えば、関西や東海からでも、土日で十分に島旅を満喫することが可能です。少し非日常な時間に浸りたくなったら、一度、答志島を訪れてみてはいかがでしょうか?
2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
答志島の宿山幸園
http://www.ymd7.com/yamakouen/
ブルーフィールド・レイフィールド|鳥羽図鑑 - 鳥羽商工会議所
http://www.toba.or.jp/zukan/blue-field-ray-field/
鳥羽図鑑
http://www.toba.or.jp/zukan/
寝屋子制度|鳥羽図鑑 - 鳥羽商工会議所
http://www.toba.or.jp/zukan/miketsukuni/寝屋子制度/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
土庄 雄平

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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