• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
  • ホーム
  • おでかけ
  • シンガポールの猫島へ!セントジョンズ島なら数時間で満喫可能

シンガポールの猫島へ!セントジョンズ島なら数時間で満喫可能


マーライオンやマリーナベイサンズ、近代的な建物や夜景などが見所とされているシンガポールですが、船で手軽にアクセスできる場所にシンガポールの猫島と呼ばれる「セントジョンズ島」があることをご存知でしょうか。
猫に会えるだけではなく、のんびりとした時間を過ごすのにも最適な小さな離島をご紹介します。

セントジョンズ島とは?

セントジョンズ島(St. John’s Island)はシンガポール本島の南に浮かぶ小さな離島。町から船で簡単にアクセスできるその島は、シンガポールの猫島と言われています。
こちらの動画を見ていただければ少しはその雰囲気が伝わるでしょうか。猫はもちろんのこと、全体的にのんびりとした空気が漂う絶好のリラックス空間なのです。

島の見所、自然の魅力

写真:岡本 大樹

シンガポールの南部はかなり開発が進み旅行者にも人気のゾーンとなっていて、観光地として有名なセントーサ島にはいくつかの美しいビーチもありますが、よりのんびりとリゾート感を味わえる場所があります。
それが今回ご紹介するセントジョンズ島。本島からは船で30分ほどでアクセスできます。しかも、着いたら船着場から見るビーチがすでにとても美しく、海水浴にもピッタリな環境だということがすぐにわかるでしょう。

写真:岡本 大樹

また内陸部には散策に利用できるコンクリートの遊歩道がしっかりと作られているので歩きやすいのも嬉しいポイント。
島に入ったところには島内の地図も置かれているので、先にどういった散策をするか計画を立てておきましょう。それほど大きな島ではありませんので、1時間あればほとんど島内は回れますが、船の時間を考えたスケジューリングをオススメします。

写真:岡本 大樹

さらに、この島ではマングローブを見ることもできます。船着場から見えているくらい近い場所にありますが、知らなければ何気なく通り過ぎてしまうかもしれないのでご注意くださいね。

セントジョンズ島の猫たちは

写真:岡本 大樹

セントジョンズ島はシンガポールの猫島!と言われているものの、その雰囲気は日本の有名な猫島とは少し違っています。
日本だと船から降りた瞬間に大勢の猫たちに囲まれる、ということも少なくありませんが、ここではあまりそういった光景を見ることはありません。

写真:岡本 大樹

もちろん場所によっては多くの猫が集まっていることもありますが、単独で自由に行動している猫が多い印象です。
猫たちは島のあちこちで昼寝をしていたり、散歩をしていたりと自由そのもの。島を歩いていると、いろんなエリアでのびのびと過ごしている猫たちに出会うことができます。

写真:岡本 大樹

なお、この島は猫好きで有名な世界的写真家である岩合光昭さんも取材で来たことのある島。
日本で最も人気のある猫番組といっても過言ではない『岩合光昭の世界ネコ歩き』で取り上げられた場所で、一般人が訪問した場合でも同じように多くの猫に会える可能性が高い島となっています。

歩いていけるラザロー島へ

写真:岡本 大樹

セントジョンズ島へはもちろん船でのアクセスとなるのですが、実はそこから繋がっているもう一つの島があります。
ラザロー島といい、船着場から歩いて数分で渡ることができるので、セントジョンズ島を満喫した後はそちらまで行ってみることをオススメします。

写真:岡本 大樹

というのも、ラザロー島へ入るとすぐにビーチが見えてくるのですが、そのビーチがとても美しいのです。
水の透明度は抜群で砂浜自体も美しく、海水浴をする人はもちろん、カヌーやSUPといったマリンアクティビティを楽しむ姿も見られます。

写真:岡本 大樹

その他にもセントジョンズ島とラザロー島は人気の釣りスポットになっており、地元の人も釣りをするために訪問しています。2つの島をつなぐ道の周辺では、釣りをしている多くの人がいることに気づくでしょう。

セントジョンズ島へのアクセスと注意点

写真:岡本 大樹

セントジョンズ島までは、シンガポール本島のマリーナサウスピアというフェリーターミナルから船で30分ほどの道のりとなります。チケット売り場は、港の名前がそのまま駅名になっている「マリーナサウスピア(Marina South Pier)駅」の近くにあるので、迷うこともなく島までアクセスできるでしょう。
ただ、船は1日に数便しか出ていません(詳細は下記リンクのフェリースケジュールを参照のこと)。出航した船はセントジョンズ島とクス島に停まり、マリーナサウスピアまで戻ってくるというルートで動き、港からセントジョンズ島までは30分ほど。
セントジョンズ、クスの2つの島を巡るという楽しみ方もありますが、島には宿泊施設や商店はおろか自動販売機も何もないため、水分等はしっかりと準備しておきましょう。

写真:岡本 大樹

セントジョンズ島の船着場には、島での注意すべき行為に関する掲示もされています。日本の猫島でも同じことがよく言われていますが、特に猫に対してはルールをしっかりと守りましょう。
ここでは猫に食べ物をあげること自体は禁止されていませんが、紙皿に出してあげること、残った食べ物やゴミは必ず持って帰ることなど、細かく決められています。もし、わからないという場合には、一切そういった行為はしない方が賢明です。
島の猫たちは人馴れしていて向こうから近寄ってきてくれたりもしますが、あくまで旅行者は猫たちの居場所に入らせてもらっている存在であり、島での生活を邪魔するようなことはしないように気をつけてくださいね。

写真:岡本 大樹

シンガポールというと、高層ビル群の夜景やセントーサ島のリゾートエリアなどの豪華なところがピックアップされがちですが、まだまだゆっくりできる場所も残っています。
実際に、セントジョンズ島はシンガポールの中心部から地下鉄と船で1時間ほどで行ける場所ながら、訪問する人は少なくのんびりした島時間を楽しむことができます。
ぜひシンガポールの王道旅行先以外の楽しみをセントジョンズ島で見つけてみてくださいね。

セントジョンズ島の基本情報

島までのアクセス:マリーナサウスピアから船で約30分
フェリーの料金:往復18シンガポールドル(約1440円)
2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
St. John’s Island(英語)
https://www.islandcruise.com.sg/st-john-island
フェリー時刻表(英語)
https://www.islandcruise.com.sg/ferry-schedule

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
岡本 大樹

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

あなたにおすすめの記事

オリコントピックス