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千葉県「市原湖畔美術館」は、アート・食・遊びのオアシス

千葉県市原市南部、県下一の貯水面積を誇る高滝湖畔の、自然豊かな場所にある「市原湖畔美術館」。元々ここに現存していた展示施設を、2013年に市制施行50周年を迎えた市原市が、アートを媒体とした地域づくりの為、中心的な施設としてリニューアルオープンさせたものです。
企画展や市収蔵作品の展示の他、レストランやピクニックの出来る芝生、更に周辺には貸しボート屋などもあり、1日中楽しめる場所です。

こんな所に、こんな格好いい美術館!

写真:田中 佐代子

「市原湖畔美術館」は、1995年に建てられた「市原市水と彫刻の丘」という展示施設を、リノベーションして造られた美術館で、現代美術を中心とした展覧会の他、多様なワークショップやイベントを行っています。
古い建物のコンクリートの構造体だけを残して、「アートウォール」と名付けた亜鉛めっき鉄板の壁を使ったユニークなデザインは、さすが美術館!と頷ける格好いいもの。
実は、車の無い人にとってここは、アクセスがあまりよくありません。
車なら、圏央道「市原鶴舞IC」から約5分。都内からなら、アクアラインを経由して、1時間程で来れる場所。しかし電車でとなると、小湊鉄道「高滝駅」から徒歩20分かかってしまいます。でも、ゆっくりと自然の中を散歩しながら訪れるには、ちょうどいい距離かもしれませんね。
自然豊かな環境に、何故こんなお洒落な美術館がと思われる所ですが、だからこそ穴場で、1日のんびりと寛げる所なのです。

写真:田中 佐代子

エントランスを入り、美術館入口方向への小道を進んで行くと、広い芝生エリアが現れます。ここでは様々なイベントやワークショップ行われていますが、何も無い日は、ゴロンと横になったり、お弁当を食べていたり、自由に寛ぐ事が出来ます。
芝生のど真ん中に力強く建っている作品は、昔、笑っていいともなどのテレビに出演され、クマさんの愛称で知られた篠原勝之氏によるモニュメント「飛来」。
その他芝生エリアの周りには、様々な作品が見え隠れしているので、探してみましょう。

写真:田中 佐代子

高滝湖の中にも作品がいくつかあります。ダム建設によって失われた命が復活するという「生命の循環」をコンセプトに作られた、重村三雄氏の水上彫刻、「かげろう」や「やませみ」などの繊細な作品が楽しめます。
美術館エリアの横には貸しボート屋があり、実際に作品に近付いて見学するのも面白いですね。
また、湖畔には大きな揚水機(藤原式揚水機)があり、現在は展望塔になっており、頂上から房総の山並と高滝湖周辺の素晴らしい景色が堪能できるので、ぜひ上ってみましょう。(結構キツイです。)

恒久展示作品もユニークで充実!

写真:田中 佐代子

チケット売り場から中に入って最初にお目見えするのが、インパクト大の恒久展示作品、KOSUGE1-16による「Heigh-Ho」。肺胞をイメージしたもので、鑑賞者と作品との間で、二酸化炭素と酸素を交換する、というコンセプト。天井が吹き抜けになった開放感のある空間にピッタリの作品です。

写真:田中 佐代子

屋上へとのびる階段から屋上一帯には、無数に生えた謎の棒が。アコンチ・スタジオによる「MUSEUM-STAIRS/ROOF OF NEEDLES & PINS」で、高滝湖から吹く風に柔らかにしなり、まるで林の様な自然の美しさを感じさせる空間を創っています。その林の中に分け入ったり、腰掛けたり、写真を撮ったりと自由に過ごす事が出来るのが特徴です。

写真:田中 佐代子

地下ホールにある作品も面白い。暗い空間の中に、格子状の窓が影絵の如く揺らめいては映されるインスタレーション、クワクボリョウタ作の「Lost Windows」。実際の作品は小さなものなのに、映し出されるものは大きいという、何とも不思議な世界。ゆらゆらと動く影絵に暫し見惚れ、癒される思いがします。

館内の格好良さも見もの!

写真:田中 佐代子

美術館は、常設展示室と企画展示室がある他、多目的ホールや情報ラウンジなどがあります。
円柱や梁が縦横無尽に横断し、天井も空調や照明吊レールなどがむき出しになった展示室。殆どの壁が不規則な形を成しているので、作品展示し辛そうに見えますが、そこはやはりセンスの見せどころ、ちょっとしたアトラクションの様な気分で、作品を鑑賞できるのです。
またこちらの美術館は、常設展示室以外は写真を撮る事が可能なのも嬉しいですね。

写真:田中 佐代子

企画展会場は1階と地下にもあり、階段で繋がって、その動線も非常にうまく作られています。回遊性の高いユニークな骨格を生かし、建物内外を連続的に巡りながら、その建築の素晴らしさも楽しめます。
所蔵作品には、銅板画家 深沢幸雄氏の初期から晩年までの作品の他、市原市ゆかりの芸術家や国内外で活躍する作家の作品の洋画や版画など700点あまりあり、他ではなかなか観られないテーマや作家ものが取り上げられて、会期毎に行きたくなります。

レストランの利用もお忘れなく!

写真:田中 佐代子

美術館敷地内には、レストランも完備。Pizzeria BOSSO(ピッチェリア ボッソ)というピザ屋ですが、このレストランがかなりオススメ。
湖を望む大きなガラス窓からは、明るい日差しが差し込む最高のロケーションで、本格釜焼きピザや、房総半島でとれた新鮮な食材をふんだんに使用したイタリアンが頂けます。

写真:田中 佐代子

ピザは、定番のマルガリータやイノシシ肉やピーナッツを使ったものもあって、さすが千葉県!と言いたくなるラインナップ。市原産の野菜を使った野菜の窯焼きは、大きめの野菜を塩だけの味付け頂くもので、野菜本来の旨み感じられる一品。またジェラートも美味しくオススメです。
アート鑑賞後に、ぜひ立ち寄って下さい。
<PIZZERIA BOSSOの基本情報>
電話:0436-67-0967
営業時間:平日 11:00〜20:00 (L/O 19:00)
土日祝 11:00〜21:00(L/O 20:00)
休業日は美術館に準じます。

市原湖畔美術館の基本情報

住所:千葉県市原市不入 75-1
電話番号:0436-98-1525
開館時間:平日 10:00〜17:00
土・休前日 9:30〜19:00
日・祝 9:30〜18:00
休館日:月曜日[祝日の場合は翌火曜日]
観覧料:企画展によって異なります。
2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認下さい。

■関連MEMO
市原湖畔美術館
http://lsm-ichihara.jp/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
田中 佐代子

提供元:トラベルジェイピー 旅行ガイド

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