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錯覚の世界へようこそ!浜松科学館・夏の特別展「感覚の迷宮」

2019年7月にリニューアルした「浜松科学館」では同年9月1日まで夏の特別展「感覚の迷宮(ラビリンス)」を開催。みる・きく・さわる・かぐ&あじわうの各迷宮と、大型展示が楽しめます。
「騙されないぞ!」と思っていても、騙されてしまう人間の脳の不思議を、この機会に体感してみませんか?

夏の特別展「感覚の迷宮(ラビリンス)」ってなあに?

写真:麻生 のりこ

JR浜松駅南口から東へ歩くこと約7分。自然観察園とそれに続くサイエンスパークの小径の先に、浜松科学館は建っています。
2019年7月にリニューアルした館内には、1階から2階にかけて自然、光、宇宙、音、力の各ゾーン+サイエンスショーが行われる、みらいーらコアなどが。3階には生解説が好評のプラネタリウムも併設されています。
館内の常設展入場料ですが中学生以下は嬉しい無料! 気軽に科学と触れあえる施設です。

写真:麻生 のりこ

同館では2019年7月20日から9月1日まで、リニューアルオープン記念として、夏の特別展「感覚の迷宮(ラビリンス)」を開催。みる・きく・さわる・かぐ&あじわうの各迷宮と、大型展示の計5つのエリアで錯覚の不思議について体験学習ができます。

写真:麻生 のりこ

まずは「みるの迷宮」からスタート。こちらでは色や動き、立体感などから、さまざまな「見る錯覚」を体験。
実際にタブレットへ自分自身で図形を描き、見えない円柱を見ることができるかどうか試すことも。色々なパターンを描いてみましょう。装着すると周囲の景色が逆さまに見えるメガネもありますよ。

音の聞こえ方の違いに注目!

写真:麻生 のりこ

「みるの迷宮」の最後は真っ暗トンネルへ。入り口から奥はその名の通り真っ暗。お化け屋敷のように驚かせる仕組みはありません。手に触れる壁の材質や、足元の床材の違いに気づけるよう、手元・足元の感覚に頼りながら進んでください。

写真:麻生 のりこ

「きくの迷宮」では耳のしくみについてなどを、いくつかの体験を通して学ぶことができます。
ノイズのあるなしで音の聞こえ方がどう変わるか、ヘッドフォンをつけて聞いてみて。容器の中身を音の違いで区別してペアにする簡単なゲームもできます。耳を澄ませて聞き比べてくださいね。

写真:麻生 のりこ

振り回すと音が出る楽器や、カエルの形をした楽器・カエルギロはひそかな人気です。カエルギロは、口にくわえた棒で背中のでこぼこ部分をこすると、カエルの鳴き声に似た音が出る民俗楽器。気になる方は実物で確認を。

手のひらが不思議な感触に!

写真:麻生 のりこ

皮膚の感じ方の仕組みや、触角の錯覚は「さわるの迷宮」で。
こちらのベルベットハンズでは、皮膚の感じ方の違いが分かります。網の目になった部分を両手で挟み少し動かすと、手と手の間に不思議な感触が。そこにあるのは網の目状のメッシュと両の手のひらだけなのに、なぜか1枚薄い布を挟んでいるかのよう。

写真:麻生 のりこ

「かぐ・あじわうの迷宮」では、幸福感に繋がりやすい嗅覚と味覚について知ることができます。
時おり話題になる「○○と△△を一緒に食べると意外な食材の味になる」。これを数値化した検証結果について、カードを用いて考えるコーナーも。バターと海苔の佃煮を一緒に食べるとスイートポテトの味になるって本当!?

大型展示で錯覚を極めよう!

写真:麻生 のりこ

大型造形物の錯覚すべり台は、この特別展での注目の展示アイテムのひとつ。
すべり台の中央に立ち、そこからボールを転がしたり、滑り降りる様子をモニターを通して見ると、あら不思議。ゆるやかな坂を下っているはずなのに??? どう不思議なのかは、実際にモニターで確認してみて!
モニター越しには人間が好きな直線や直角に見えるよう計算し尽くした造形に、子どもたちも興味津々。

写真:麻生 のりこ

自分で自分を抱きしめる。そんな体験をしたい方は、センスロイド体験を。
一見、なんの変哲もないトルソーとジャケットに見えますが、実はトルソー全体に圧力センサーが付いていて、専用のジャケットを着たまま抱きしめると、ジャケットを通して抱きしめ返されている感覚が味わえます。
トルソーを背後から抱きしめれば、バックハグされているように感じるかも!?

写真:麻生 のりこ

さらさらした手触りなのに、押そうとすると硬い砂。ふしぎな砂プールでは、この砂で、とある体験ができます。その体験とは、ボールや小物を砂の中に埋めること。
といっても、砂を掘って埋めるわけではありません。これは「流動床インターフェース」と呼ばれ、下から空気を送り込むことにより、砂を流動化させることができる装置なんです。
バスケットボールのように大きなものも簡単に砂の中へ埋めることができるので、興味のある方はぜひお試しを。空気が送り込まれている時の砂の感触は、普段の砂とは全然違うんですよ。
特別展では、このほか、正面から見た時と鏡に映った時に、まったく違うように見える不思議な造形物なども展示。賞品が選べる全館スタンプラリーも開催中です。
この夏、浜松科学館の夏の特別展で、錯覚の世界を楽しんでみませんか?

浜松科学館・夏の特別展「感覚の迷宮(ラビリンス)」の基本情報

住所:静岡県浜松市中区北寺島町256-3
電話番号:053-454-0178
アクセス:JR「浜松駅」から東へ徒歩約7分
東名高速道路「浜松」I.Cより約25分、「浜松西」I.Cより約30分
開催期間:2019年7月20日(土)〜9月1日(日) ※開催期間中は無休
特別展入場料:500円(一律) ※未就学児は無料
特別展・常設展セット券:大人1,000 円(通常1,100円)、高校生700円(通常800円)
2019年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
浜松科学館
https://www.mirai-ra.jp/
「浜松科学館」がリニューアル!楽しく遊んで科学を学ぼう
https://www.travel.co.jp/guide/article/39823/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
麻生 のりこ

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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