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韓国5大寺院のひとつ「梵魚寺」は釜山随一のパワースポット!


「釜山のパワースポットへ行ってみたい!」「気分をリフレッシュしたい!」「釜山の歴史的なお寺を拝観したい!」という方におススメなのが、韓国5大寺院のひとつとして名高い、梵魚寺(ポモサ)です。釜山を代表する名刹で、自然の中で静かに過ごせる癒しのスポットでもあります。市内から地下鉄とバスを使って気軽に行けますので、釜山旅行でぜひ訪れてみましょう。

街中から緑豊かな山の麓へ。釜山の自然に癒される!

写真:Chiharu

梵魚寺は、釜山の北側に位置し、標高801.5メートルの金井山の麓に鎮座しています。山々の緑に囲まれ、清水も豊富です。釜山の街の喧騒から離れて、しばらく眺めていたくなるほど美しい自然の光景が目の前に広がり癒されます。ひんやり流れる空気も美味しく、森林浴効果で気分が一新されます!
ここまでのアクセスはそれほど難しくありません。
市内から釜山地下鉄1号線に乗って「梵魚寺駅」で下車。7番出口から、地上に出てすぐ後方の角を右折して、その先にあるバス停へ。最初はバス停の場所が分かりずらく出口から前に進みがちなので、後の方向に行くようにしましょう。
バス停から90番のバスに乗れば、約15分で到着します。境内までゆるやかな山道を上っていきましょう。お寺へ向かう方々ばかりでなく、金井山への登山客も多くみかけます。新緑だけでなく紅葉の季節でも有名なスポットです。

新羅時代からの歴史がある、禅宗の総本山へ

写真:Chiharu

梵魚寺は韓国禅宗の総本山であり、約1300年前の新羅時代に建立された由緒ある仏教寺院です。豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)でほとんどを焼かれたものの、再建されました。
名前の「梵魚」とは天の魚を表します。地理書『東国輿地勝覧』によると、“金井山の尾根に水が金色の大きな井戸があり、金色の魚が五色の雲から降りてきて井戸で遊んだ”という話から、「梵魚」と名付けられたと記されています。
お寺の入口には「一柱門」が建っており、ここは世俗と聖域の境界です。聖域に入るにあたり、心をリセットしてくぐりましょう。風格ある門は4つの石造りの土台をもち、重要文化財にあたる宝物第1461号に指定されています。梵魚寺の見所の一つで、皆さんここで記念撮影をとっています。

写真:Chiharu

一柱門の次には、「天王門」があります。この門は、2010年に一度焼失してしましたが見事に再建されました。そこには4体の四天王の像が祀られています。日本の像とはまた異なる韓国らしい趣きが興味深いです。
さらに進み、中道を意味する「不二門」をくぐれば、境内の中心にある本殿の「大雄殿」が見えてきます。こちらも重要文化財の宝物第434号に指定されています。大雄殿には、梵魚寺の御本尊の釈迦牟尼仏が祀られています。お釈迦様です。
境内にあるそれぞれの社殿では、信者さんたちが熱心に祈っています。静かに見学してお参りしましょう。

細部に注目!鮮やかな極彩色の文様が美しい

写真:Chiharu

参拝していると、建物の装飾の鮮やかな色と緻密な文様に目がうばわれます。足を止めて、細部まで鑑賞してみましょう。
韓国の伝統的な色彩は、陰陽五行の思想から生まれた五方色で成り立っています。五方色とは、赤、黄、青、白、黒の五方正色と、オレンジ・水色・緑・茶色・紫の五方間色の十色を指します。韓国文化の様々なところで取り入れられており、例えば、ビビンバの食材の色も五方色で考えて作られています。
また、寺院のカラフルな色彩には、魔を寄せつけない邪気払いの意味も込められています。そういう事を知りながら見ると、一層興味深くなります。

ゆっくり境内を散策して、韓国のお寺を満喫!

写真:Chiharu

広い境内には、他にも見逃せないスポットが詰まっています。その一つに、湧き水が流れる水場があります。山の水はとっても新鮮! 水筒に水をくむ方もいれば、ここで喉をうるおす方もいます。冒頭の金色の水の井戸の話が思い出されます。
さらに、梵魚寺をもっと知ることができる聖宝博物館や、数珠やお香などを販売している売店もあります。ぜひ立ち寄ってみてください。また、寺の周りの道も風情があり、旅の散策にぴったりです。
釜山を訪れるならば、時間をつくって梵魚寺に訪れてみましょう。緑深い大地のエネルギーに癒され、お寺の仏様に祈れば、自然と心がリセットされます。パワースポット好きな方もぜひどうぞ!

梵魚寺の基本情報

住所:釜山広域市金井区梵魚寺路250
電話番号:+82-51-508-3122
アクセス:釜山地下鉄1号線 梵魚寺駅からバスで約15分
2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
梵魚寺公式サイト
http://www.beomeo.kr/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
Chiharu

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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