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見逃し厳禁!鹿児島「霧島神宮」のご利益パワースポット


南九州屈指のパワースポットとして知られる「霧島神宮」。年間を通してご利益にあやかろうと多くの参拝者が訪れますが、案外見落としがちなのが境内および参道周辺に点在するパワースポット。そこで今回は、霧島神宮のパワーをしっかりと頂いて運気を上げられるよう、参拝順路に沿ってパワースポットを紹介していきます。

参道のパワースポット

写真:熊乃 久間

日本で初めて国立公園に指定された火山群・霧島連山の麓にあり、天孫降臨神話の地として知られる霧島。その神話の主人公・ニニギノミコトが祀られた霧島神宮は、もともとは神話発祥の高千穂峰付近に社殿がありましたが、噴火による焼失で移転を繰り返し、今から300年ほど前に現在の地に再建されました。
霧島神宮の参拝は、早朝からがおすすめです。霧島連山の鬱蒼と茂る黒い森の参道を、清浄な空気に包まれて歩くことができる貴重な時間です。健脚な人なら西日本一の高さを誇る大鳥居から、パワースポットめぐりに時間を割きたい人は参拝者駐車場経由で二の鳥居から歩くといいでしょう。

写真:熊乃 久間

二の鳥居の表参道を抜けると桜島が臨める展望所に出ます。ここでは「招霊(おがたま)木」と「さざれ石」の2つのパワースポットを見ることができます。売店近くにある「招霊木」は、神霊を招く木として植えられ、昔はこの小枝を使って神事を行っていたと言い伝えられています。

写真:熊乃 久間

一方、「さざれ石」は、岐阜県から奉納された小さな石が集まった国家「君が代」にも出てくる有名な石。よく見ると、賽銭の下には小石が溶けた石灰岩が集結しています。二の鳥居の右下にひっそりと鎮座しているので、見逃さないで。

参拝時のパワースポット

写真:熊乃 久間

森の参道を抜けると視界が開け、鮮やかな朱色の社殿が視界いっぱいに現れます。社殿の前庭にある高さ約37m、南九州のスギの先祖ともいわれている樹齢800年の御神木に手を合わせ、パワーをいただきます。次に御神木の裏手にまわって上を見上げ、烏帽子を冠った神職が手を合わせた姿をした木のコブを探してみましょう。見つけて幸せな気持ちになったら、龍の手水舎で身を清めて本殿へ。

写真:熊乃 久間

境内から切り出したスギが使われ、鮮やかな朱色と美しい装飾がされてた社殿。これほど立派な木造の神社建築物は珍しく、国の重要文化財にも指定を受けています。また、社殿は階段状の構えをなしているため、さい銭箱が置いてある勅使殿から拝殿〜幣殿〜本殿を垣間見ることができます。

写真:熊乃 久間

「西の日光」と称される、外部も内部も贅を凝らした社殿の装飾は、参拝者が少ない朝ならゆっくりと拝観できます。

授与所でパワーチャージ

写真:熊乃 久間

社殿を後にしたら、お守りが並ぶ授与所へ。霧島神宮にはニニギノミコトを主祭神とし、ニニギノミコトのお后および御子孫も祀られているため、開運、起業、転職などの事始めや子孫繁栄、家庭円満など多くのご利益があります。
霧島神宮ならではのお守りは、霧島地方の古くからある九面信仰にちなんだ3つの面が紐で結ばれた「九面土鈴」、色によりご利益が異なる9つの面を揃えると満願成就となる「九面守」があり、九面=工面ということから縁起物として人気があります。

写真:熊乃 久間

また、未婚女性には竜馬とおりょうの新婚旅行地であることから縁結びの神社としても人気。恋みくじで恋路を占ったり、竜馬とおりょうの絵馬に願いを綴ってみましょう。

写真:熊乃 久間

祈祷後は、社殿の左手から裏へまわって旧参道のスギに囲まれた「山神社」、マイナスイオンたっぷりの亀石坂に点在する「霧島七不思議の伝説」のパワースポットを巡りましょう。

霧島神宮内にある「霧島の七不思議」

写真:熊乃 久間

霧島にはさまざまな不思議な現象が起こる「霧島の七不思議」と呼ばれるパワースポットがあり、霧島神宮の境内には3つほど存在します。旧参道の亀石坂の途中にありますが下りだと見つけづらいので、まずは階段を降り切った先にある「御手洗川」へ。
天孫降臨の際にニニギノミコトが持ってきた水が混ざっているといわれる湧水は、11月から4月ごろまでは枯れた状態、5月ごろからはなぜか大量の水と魚が湧き出てきます。

写真:熊乃 久間

来た道を戻るかたちで亀石坂をあがると現れる、2つ目の霧島七不思議「風穴」。かつては岩の上には石造の観音が安置され、風穴からはいつも極微弱な風が吹き出ていました。

写真:熊乃 久間

その風穴の向かいにあるのが3つ目の霧島の七不思議、「亀石」。カメにそっくりな自然石は、愛嬌のある姿とは裏腹に神様との約束を破った亀が石にされたという伝説が……。さらに階段を上ると、小さな石の祠の山神社がひっそりと祀られています。
ちなみに残りの霧島の七不思議は「蒔かずの種」「文字岩」「両度川」「夜中の神楽」があり、どこも行くには遠く、見つけにくい場所にあります。

霧島神宮参拝記念菓子でパワースポットのおすそ分け

写真:熊乃 久間

最後は境内の売店で霧島神宮参拝記念菓子「鉾餅」を購入して、みんなにパワーをおすそ分けをしましょう。天孫降臨神話に由来した銘菓は、鹿児島特産のさつまいも粉と国産米粉を使った求肥に甘い粒あんを包んでたっぷりのシナモンでまぶした、鹿児島らしい美味しさです。
境内に点在する霊験あらたかなパワースポットと、桜や紅葉など四季折々の美しい風景が広がる霧島神宮。参拝の際には記事を参考に、霧島神宮のパワーを存分にいただいてくださいね。

霧島神宮の基本情報

住所:鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
電話番号:0995-57-0001
アクセス:霧島神宮駅からバスで15分
2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
霧島神宮
http://www.kirishimajingu.or.jp/index.html
霧島観光協会
http://kirishimakankou.com/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
熊乃 久間

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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