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第2の「U.S.A.ゲーム」も!? 人気芸人がゲーム企画をプレゼン 「株式会社よしもとゲームスタジオ」設立

株式会社よしもとゲームスタジオの斎藤社長とともに、トレンディエンジェル、とにかく明るい安村、ガリットチュウ、チョコレートプラネット、横澤夏子が登壇

吉本興業株式会社(大阪府大阪市)は、ゲーム業界へ本格参入するために、株式会社よしもとゲームスタジオを設立。10月12日に京都ホテルオークラ(京都府京都市)にて会社設立の発表会見を行い、株式会社よしもとゲームスタジオ 代表取締役社長 斎藤祐士氏と所属タレントのトレンディエンジェル、とにかく明るい安村、ガリットチュウ、チョコレートプラネット、横澤夏子らが登壇した。

■ よしもとがゲーム業界に本格参入

吉本興業と言えばお笑いのイメージを持つ人が多いだろう。しかし劇場やタレントマネジメントの他にも、実は多くの事業を手がけている。そのひとつが、9月28日に提供を開始した、モバイルゲーム向け新サービス「mspo(エムスポ)」だ。

こちらは吉本興業株式会社とガンホー・オンライン・エンターテイメントそしてサイバーエージェントが出資する合弁会社mspo(エムスポ)によるもので、既存のゲームアプリ上に自動的にトーナメントを生成し、ゲームで勝ち抜いてポイントを貯めると、ギフトカードや他社ポイントに交換できるというものだ。ただプレイするだけという従来のスマホゲームに、競う楽しさと賞品獲得の嬉しさがプラスされる。

そして今回、より本格的にゲーム業界へ参入すべく、新たに株式会社よしもとゲームスタジオを設立。様々なエンターテイメント事業とともに大きな相乗効果を生み出す可能性を秘めたゲームが、タレントの新たな活躍の場として、主幹事業となるように取り組んで行くとした。

■ よしもとゲームスタジオが目指すものとは

よしもとゲームスタジオが目指す、制作の柱は3つ。1つめは「よしもとのIPを用いたゲーム」、2つめは「よしもとに限らないゲーム」、3つめは「よしもとならではのゲーム」の制作。IPとは、版権や著作権などの知的財産を指す。多彩なタレントを多数抱える、よしもとならではの強みが生かせそうだ。

1つめ「よしもとのIPを用いたゲーム」に関しては、タレントを用いたゲームというだけでなく、よしもとの保有するIP全般を利用する。ただし、IPだけが先行するのではなく、ゲームとしても面白いものを目指す。

2つめ「よしもとに限らないゲーム」は、マーケットやユーザーのニーズにマッチするものであれば、よしもとのIPにはこだわらず、制作していくとし、よしもとにこだわらず、ユーザーの楽しさを追求する。

3つめ「よしもとならではのゲーム」は、様々な事業や所属のタレントの多彩な才能を生かし、開発の現場でゲームの企画・制作を行うこととした。

■ プラットフォーム・デバイスは制限しない

展開するプラットフォーム・デバイスは制限せず、スマートフォンや家庭用ゲーム機のほかにパソコン向けにも開発するとし「企画や内容に合わせて、その時々のプラットフォーム・デバイスを合わせる形にしたい。」と斎藤社長は話す。第1弾となるゲームタイトルは「mspo」に向けたもので、すでに開発中。詳細はまだ未発表だが、年内または年明けにリリースできればとしている。

最後に斎藤社長は「本気でゲーム事業に取り組み、業界の新たな起爆剤となれば。ユーザーに楽しんでもらえるゲームを提供したい。」と語った。

■ よしもと芸人がアイデアをプレゼン!

会場では、よしもとに所属する芸人による新ゲームのアイデアプレゼン大会も開催された。「いいアイデアは前向きに検討する。」という斎藤社長の言葉のもと、トレンディエンジェル、とにかく明るい安村、ガリットチュウ、チョコレートプラネット、横澤夏子らが、思い思いのゲームを斎藤社長に向けてプレゼンした。

1番目のプレゼンはチョコレートプラネットのふたり。もともと大のゲーム好きで、オリジナルの「狂言そろりそろりゲーム」や「U.S.A.ゲーム」を自身のYou Tubeで公開し、大ヒットさせている。

狂言師 和泉元彌のモノマネでブレイク中の長田庄平は、オリジナルゲーム「ネジリス」をプレゼン。工具を集めるのが趣味という長田が考えた、本人曰く全く新しい(?)パズルゲーム。画面上からプラスやマイナスのネジが落ちてきて、そこに上手くドライバーをはめると消えていくというもの。

タイトルを見てもわかる通り、人気ゲーム テトリスのオマージュとも言える作品だが、斎藤社長は「このままじゃダメかもしれないが、これを軸に練っていけば、可能性はある。」といきなりの高評価が出た。

IKKOのモノマネでブレイク中の相方 松尾駿は、IKKOが共演者へのプレゼントに添えるメッセージをモチーフとした「愛を込めて」ゲームを提案。プレゼントを開けて、中身がはちみつだったら「どんだけ〜」、はちみつ以外は「まぼろし〜」というふうにIKKOのコメントがもらえるというゲーム。レアアイテムとして、実際にIKKO本人から北海道の豚丼のタレをもらったエピソードを披露した。

■ 芸人ならではのアイデアが光る

この他にも、トレンディエンジェル 斎藤の提案した「脱毛麻雀倶楽部」は、脱衣麻雀の脱毛版で、勝ったら毛が抜けて行くというシステム。麻雀のあがり方であるツモをハゲ、リーチを毛髪クリニックのリーブとかけるなど、頭だけではなく、芸人ならではのセンスが光った。

とにかく明るい安村は、小中高と野球の控え選手だった自らの経験を生かし「高校野球の選手になりきる。」ゲームを提案。プレイヤーになりきるゲームは他にもあるのでと、控え選手になりきる「VR控え選手」を披露。「誰が一塁コーチャーに行くのか揉める」や「コールドスプレーを虫にかける」など、経験者ならではの細やかな要素を盛り込んだ提案をした。

プレゼン終了後、斎藤社長は「全体的にレベルが高い。」と好評価。「別途でみなさまとご相談させていただければ。」との斎藤社長の言葉に、IKKOが「ベットでご相談だなんて、もう。」と照れ「そのベットじゃない!」と皆にツッこまれた。終始なごやかなムードでプレゼン大会は終了した。

一見、何の関係もないようなお笑いとゲーム。しかし20分ほどの短い時間の中での、個々のキャラクターとアイデアが詰まったプレゼン大会を通して、よしもと×ゲームの可能性と、これからの展開が楽しみな会見となった。(関西ウォーカー・二木繁美)

提供元:Walkerplus

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