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日本人もハマる麺料理!チェンマイ名物「カオソーイ」2つの名店を食べくらべ


タイの古都チェンマイの名物料理と言えば「カオソーイ」。簡単に説明すると日本で言うカレーとラーメンを組み合わせたような一品で、タイ料理好きな人の中ではとても人気があります。特にタイ国政府観光庁も認めた「ラムドゥアン ファーハーム」が有名ですが、実は近くにも名店「カオソーイ サムジャーイ」があるのです。「ラムドゥアン」とはひと味違ったカオソーイを味わえますよ。今回は2つの名店を食べくらべてみましょう!

ラムドゥアンとサムジャーイへのアクセス

写真:成瀬 亜希子

チェンマイ旧市街から少し離れた所に位置するラムドゥアンとサムジャーイ。店の間は徒歩で行けるので、まずは旧市街により近いラムドゥアンを目指しましょう。チェンマイ市内の移動手段としてはタクシー、トゥクトゥク、またソンテオと呼ばれる小型トラックの荷台を改造した乗合タクシーを利用することになります。
多少値段が高くなっても安全と快適さを優先するならタクシーですが、同じ方向へ行くソンテオを見つけて現地の空気感を味わってみるのもいいですね!どこから乗車したか、また乗り物の種類にもよりますが、空港からは約30分〜40分、旧市街のターペー門からは約10分ほどでラムドゥアンに到着するはずです。

チェンマイで大人気の老舗店「ラムドゥアン」

写真:成瀬 亜希子

創業70年というカオソーイの老舗ラムドゥアンは、タイ国政府観光庁にもその味を認められた人気店。年季が入った外観からは想像もつきませんが、店内はこぢんまりとしたレストランのような内装です。テーブルの上も調味料がカゴに入れてあったり、紙ナプキンが用意されていたりと清潔感がありますよ。
そして店前でまず目に飛び込んでくるのが、日本語表記の看板!タイ料理好きな日本の観光客やツアーの団体客が訪れることもあるようです。午前中はタイの地元客が数人いるくらいで空席も目立ちますが、お昼直前になるとツアー客が訪れて一気に混むことも。なるべく早めの時間帯に行くことをおすすめします。

1日500杯は軽く売り上げる!人気のカオソーイ

写真:成瀬 亜希子

カオソーイは中国系イスラム教徒の食文化の影響を受けているため、肉は鶏肉か牛肉を使用することが多いです。一般的にはカオソーイ・ガイ(鶏肉)で知られているので、初めて食べる場合は鶏肉がおすすめ!ラムドゥアンでは牛肉を選ぶこともできますが、牛肉の味がやや重いのでより濃厚なスープとなります。
こちらが1日500杯売り上げる人気のカオソーイ!まろやかなココナッツカレのースープには、平打ちでコシのある卵麺(バミー)が入っています。その上にはパリパリッとした揚げ麺をトッピング。揚げ麺は少なめですが、もちっとした茹で麺がスパイスの効いた濃厚スープによく絡んでいます。辛さがありながらマイルドな味わいなので日本人の口にも合いますよ。
小皿にあるマナオ(タイレモン)、ホムデン(赤小玉ネギ)、タイの高菜漬けもお忘れなく!薬味の爽やかさや異なる食感が相まってカオソーイの味わいを引き立ててくれますよ。食べ進めると麺の量が少ないと思うかもしれませんが、どの店も同じような感じで、むしろ食べくらべするには丁度良いくらいです。次のサムジャーイに備えて腹八分目にしておきましょう。

知られざるカオソーイの名店「サムジャーイ」

写真:成瀬 亜希子

ラムドゥアン前のチャルーンラート通りをさらに奥に歩くこと約5分。ワット・ファーハームというお寺を通り過ぎたところに店を構えているのが、もうひとつの人気店サムジャーイです。ラムドゥアンに負けず劣らず年季の入った外観で、店先のショーケースには大量の揚げ麺袋が入っていると覚えておけば目印になりますよ!
2015年に店内の改装をしており、屋台らしい内装ではありますがキレイに保たれています。壁には大きな写真付き&英語表記のメニューが貼られているので、タイ語が話せなくても指差しで注文することができますよ。こちらも昼過ぎになるとタイの地元客や外国人観光客で賑わうので、午前中のうちには行っておきましょう。

見た目も味も強烈すぎるカオソーイ!

写真:成瀬 亜希子

サムジャーイのカオソーイは揚げ麺が多めに盛られているのが印象的!卵麺の色もキレイで見た目からして食欲をそそりますね。よく見るとカレースープも赤みがかっていて辛さを感じさせます。もちろん定番の薬味3点セットもついてきますよ。
ラムドゥアンは辛さがありながらもマイルドな感じにまとまっていましたが、サムジャーイは特に濃厚な味わいでスパイスがガツンときます!しかし強烈なだけでなくスープの旨味もしっかり感じることができるのでクセになります。食べ進めてもサクサク感を失わない揚げ麺も満足感がありますよ。同じカオソーイでも店によってこんなに違うのかと驚くはずです。
特に濃い味付けや辛いものが好きという方はおすすめですね。地元客はもちろん多いですが、タイの政治家や著名人の間でも人気があり、わざわざ遠方から車で通う人もいるのだそうです。ラムドゥアンのようにバンコクにも店舗がないのは残念ですが、たしかに遠くても食べに行く価値は大いにあるカオソーイです。

カオソーイ好きなら一度は名店の食べくらべを!

今回はチェンマイでも特に人気のある2店を紹介しました。カオソーイが大好きな方はぜひ行ってみて下さいね。日本とはまた違った本場の味にハマってしまうこと間違いなしですよ!チェンマイ市内には他にも様々なカオソーイ店がありますので、長期滞在する方は食べ歩きしてみてはいかがでしょうか?

■関連MEMO
チェンマイ(タイ国政府観光庁)
http://www.thailandtravel.or.jp/area/chiangmai.html
カオソーイ・ラムドゥアン・ファーハーム(タイ国政府観光庁)
http://www.thailandtravel.or.jp/detail/gourmet/?no=465

【トラベルジェイピー・ナビゲーター】
成瀬 亜希子

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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